長崎の山紹介

 長崎県には、国立公園の「雲仙岳」、登山者に愛される「多良岳」があります。
 長崎市近郊には、「八郎岳」、「岩屋山」、「稲佐山」など、市民ハイクに人気の山も多くあります。
 このページでは、私がよく登る「多良山系」を中心に紹介していきたいと思います。
 

【目次】

●長崎市とその近郊の山

●雲仙岳ハイキングコース


●雲仙岳の岩場・牛首岩

●多良山系登山ルート

●多良山系の谷と岩(沢登り&岩登り)


●平戸の山(志々伎山)  ●志々伎山佐志岳(山暖簾泊)2020.09.28

●県北の山(八天岳・オサイ観音)  ●隠居岳とオサイ観音(2020.10.18)

●長崎のマッターホルン「虚空蔵山」(川棚町から) 2020.11.08 2020.03.20


長崎市とその近郊の山
・岩屋山@・・・2021.02.21式見ダムから周回
・岩屋山A・・・2021.01.30(中尾根下山)2021.01.10(積雪)2020.01.11 (舞岳へ)2006.12.242001.11.08(谷コース)
・帆場岳(三ツ山)・・・2018.03.112008.01.272004.12.082001.11.01
・金比羅山・・2020.05.23
・縫火山・・・2021.03.19
・八郎岳・・・2021.05.302021.02.27/ 2020.02.232017.12.09/.2010.03.142002.02.11
・長崎市民の森(悪所岳・熊が峰)・・・2021.05.30
・長与町の山々(碑ノ岳、丸田岳、仙吾岳、琴の尾岳)・・・2021.01.162018.11.11(堂崎方面へ下山)
・長崎七高山巡り・・・2019.01.06
・長崎市内の岩場「権現岩」・・・2020.03.212012.12.01


雲仙岳
*ハイキングコース
★雲仙普賢岳周辺
・仁田峠〜妙見神社〜国見岳〜新道〜普賢岳〜仁田峠 2020.11.04 2020.08.03  
仁田峠〜妙見神社〜新道〜アザミ谷〜仁田峠 2020.05.29(ミヤマキリシマ)
・仁田峠〜あざみ谷〜普賢岳〜国見別れ〜妙見神社〜仁田峠 2020.01.13(霧氷がきれいでした)
・池之原園地〜妙見〜国見岳〜紅葉茶屋〜普賢岳〜あざみ谷〜仁田峠〜池之原園地 2021.05.21  2008.01.13 2003.12.18 
・池之原園地〜仁田峠〜あざみ谷〜普賢岳・往復 2021.02.17(霧氷) 2020.12.16 2006.12.17  2005.12.07  
・第二吹越〜国見岳〜紅葉茶屋〜普賢岳〜あざみ谷〜仁田峠〜妙見岳〜吹越  2004.09.12
・第二吹越〜国見別れ〜国見岳(往復)  2003.05.16

★九千部岳/温泉街近くの山
・宝原園地〜高岩山〜塔の坂 ・2020.06.07 (ヤマボウシ)
・温泉街〜矢岳〜宝原園地分岐〜白鳥の池〜絹笠山〜温泉街 ・2018.09.17
・吹越〜九千部岳(往復)  ・2016.06.19  ・2009.11.03  
・田代原キャンプ場〜九千部岳〜遊歩道〜田代原 2021.02.142020.09.21/2019.11.102013.09.072005.05.29  

*雲仙の岩場(牛首岩)
2021.06.202013.06.082010.04.072006.09.032004.10.112004.04.03 


多良山系

*多良山系のバリハイコースの紹介は、非公開ページに移しました。
 ご希望の方は、メールでお問い合わせ下さい。

●多良山系の登山口・黒木までの便利マップ
●多良山系の谷と岩(沢登り岩登りの記録)


登山口・黒木までのアプローチ

      高速道路から・・・・・・大村インターを降りると、変形5差路の交差点に出ます。
                   ここを右折して、国道444号線で、黒木方面に向います。
                   萱瀬ダムを過ぎ、鹿島方面への道を右に分けて、
                   左に下るように進めば、黒木の集落に出ます。

      平谷トンネル経由・・・鹿島市側からのアプローチです。
                   国道444号線で、鹿島から平谷への案内にしたがって
                   走行すると、平谷トンネルにでます。
                   トンネルを抜けて、すばらく下り気味に走ると、
                   右に黒木方面への案内があります。
                   5分も走れば、登山口へ到着します。


多良山系の登山コース紹介
  
    *黒木から多良山系の稜線に登る主なコースとして、
     黒木〜西野越、黒木〜中山越、黒木〜ツゲ尾、黒木〜横峰越などがあります。
     これらのコースに、横峰越〜五家原岳〜西野越〜金泉寺〜中山越〜経ケ岳〜ツゲ尾
     を結ぶ稜線の縦走路を組み合わせ、日程と体力に応じたコースを歩く事になります。
     以下、コースの例をあげてみました。  


多良山系の一般登山道

@ 金泉寺下林道登山口〜金泉寺(往復)(お手軽コース)

     【ひとこと】・・・昼からちょっと時間が空いた時や、山でお昼ごはんでも食べたいな〜という時は
             このコースがオススメ。小さい子供さんでもOKです。 


A 五家原岳〜中岳〜西野越〜金泉寺(往復) (一般コース) 
  ※五家原岳〜中岳〜西野越〜金泉寺〜黒木 2021.05.03(車回送)
     【ひとこと】・・・五家原岳まで車で上がることができるので、手軽に登山が楽しめます。
             いきなり急な下りで始まりますので、雪の時などは注意してください。
             このコース上には、シャクナゲも多いので花の時期にはいいコースです。
             金泉寺の下の林道からスタートしての逆コースもいいと思います。   


B  黒木〜金泉寺〜六体地蔵〜金泉寺〜黒木 2009.01.11(一般コース)
   黒木〜金泉寺〜多良権現〜座禅岩〜前岳〜金泉寺〜黒木 2020.01.05
   黒木〜金泉寺〜多良権現〜7座禅岩〜六体地蔵〜金泉寺〜4黒木 2020.10.17
   黒木〜金泉寺〜多良権現(往復・積雪) 2021.01.03
     [ひとこと]・・・このコースはのんびり歩きたい人向きです。
             7月の終わりから8月にかけては、西野越に出る直下あたりに
             名花「オオキツネノカミソリ」が咲き、多くの登山者で賑わいます。
             また、六体地蔵を周るコースは、岸壁の下にひっそりとたたずむ
             お地蔵さんの姿に、思わず手を合わせることでしょう・・・・。   

B-2 黒木〜金泉寺〜黒木 2005.01.03 (一般コース) 
    黒木〜金泉寺〜黒木 2020.08.02(オオキツネノカミソリ)

     [ひとこと]・・・黒木から金泉寺までの往復のレポートです。


C 黒木〜ウナギレ沢〜中山越〜金泉寺〜西野越〜黒木 (一般コース)
   黒木〜ウナギレ沢〜中山越〜金泉寺〜西野越〜黒木・・・・2020.08.16

     [ひとこと]・・・ウナギレ沢を何度か渡るこのコースは、雨の後はクツを濡らすかも知れません。
            渡渉後などは、ルートを見失わないように慎重に・・・
            夏でもヒンヤリして、暑さ知らずのコースです。 


D 黒木〜五家原岳〜西野越〜金泉寺〜黒木・・・・2006.09.13 (やや健脚向き)
   黒木〜五家原岳〜金泉寺〜中山越〜黒木・・・・2012.12.24
   黒木〜横峰越〜五家原岳〜黒木・・・・2020.08.23

     [ひとこと]・・・五家原岳には車道が上がってきていることもあって、
             いまいち人気がないようです。
             しかし、このコースはなかなか変化があっていいコースです。
             冬には、凍りつく滝も見られます。
             五家原岳から西野越までにも、シャクナゲが咲きます。
             なお、車で五家原岳まで上がって、
             五家原岳〜金泉寺の往復をしても気軽に多良山系を楽しむ事ができます。


E 轟・大渡橋〜小松尾公園〜金泉寺〜多良権現〜林道〜大渡橋  (一般向き)

      [ひとこと]・・・轟の滝の上流にある大渡橋から金泉寺・多良岳を周回するコースです。
               渓流沿いのこのコースは夏でも暑さ知らず。
               シーズンには名花「オオキツネノカミソリ」が咲きます。                         


F 南登山口〜郡岳往復・・・・2020.01.19 (一般向き)
      [ひとこと]・・・多良山系の西の端にある「郡岳」は展望のいい山として知られています。
               楽しいハイキングをお楽しみください。

F-2、西登山口→坊岩→郡岳→南登山口・・・・2020.12.26(一般向き)
      [ひとこと]・・・登山口と下山地点が違いますので、車をデポしておく必要があります。
              私たちはロザモタ広場に車をデポして、別の車で西登山口に車で移動して
              出発しました。



G 平谷から経ケ岳 (一般向き)
  平谷〜経ケ岳〜岩屋越〜平谷・・・・2021.03.07 2013.11.09
      [ひとこと]・・・静かな山歩きが楽しめます
  

H 鳥甲岳・摩利支天宮
  南ノ川内林道登山口〜摩利支天宮〜鳥甲岳〜登山口・・・2019.11.17(一般向き)
      [ひとこと]・・・2時間程度の行程ですが、ほとんど登山者がいないので初心者だけでの入山は
              控えた方がいいと思います。大村市の歴史を調べてからこのコースを歩くといいかも。


22 黒木〜つげ尾〜経ケ岳〜平谷越〜中山越〜黒木(2005.02.06) (やや健脚向き)
23 黒木〜つげ尾〜経ケ岳〜平谷越〜中山越〜黒木(2007.01.27) 
24 黒木〜つげ尾〜経ケ岳〜中山越〜黒木 2021.02.072019.12.28
25 黒木〜つげ尾〜経ケ岳〜中山越〜金泉寺〜黒木(2021.02.07) 

      [ひとこと]・・・黒木から経ケ岳を目指すには、最もオーソゾックスなコースといえますが、
               標高差700m以上を登ることになりますので、そこそこキツイです
               このコースは道標も整備され、それほど危険な所もないので、
               山登りの基礎体力さえあれば、多良山系の良さを実感できるものと思います。

                        


山慣れした人向きのコース

● 百貫〜国見岳〜縦走路〜千綿川源流〜百貫 *ヤマレコ (2015.03.07)
   *東彼杵町にある多良山系のピーク「国見岳814m」
    周回コースは取りにくい山です。道標・踏み跡ともに一部不明瞭なところもありますので
    道迷いなどには十分注意が必要です。

D  黒木〜中山越〜笹ケ岳〜西野岳〜西野越〜黒木(やや不明瞭)

     [ひとこと]・・・笹ケ岳へのコースはややわかりにくいです。
            笹ケ岳の鞍部から笹の中の踏み跡を見つけ、岩の方にルートがあります。 
            笹岳のコルには、3月上旬頃「マンサク」の花が咲きます。 


G 黒木〜モミの木〜中岳〜金泉寺〜西野越〜黒木 2005..01.16
  ※レポートNO2・・・・2011.04.24

  
※レポートNO3・・・・2020.02.02 
    
  
  [ひとこと]・・・このコースは一般的なコースではありません。
            道標はなく、地図とコンパスでわずかな踏み跡を辿る事になります。
            黒木から見ると、五家原岳と西岳との間に、
            まっすぐ黒木に向かって伸びる尾根があります。
            この尾根が、中岳西尾根です。 


H 山茶花高原〜林道〜登山口〜一宮岳〜黒木岳〜多良岳東峰〜多良権現〜
   金泉寺〜六体地蔵〜登山口       (一部道標不備、コース不明瞭)

     【ひとこと】・・・山茶花高原から金泉寺の下まで伸びる林道を走ると、
             右手に登山口の案内がありますので、そこから取り付きます。
             一宮岳、黒木岳に直登するコースはメインの登山道から外れますので
             注意が必要です。               


L 「舞岳」を経由するコース (健脚向き)

   黒木〜舞岳〜経ケ岳〜中山越〜黒木(2016.04.24) 
   黒木〜中山越〜平谷越〜経ケ岳〜舞岳〜黒木(2019.12.22)                                      
   黒木〜舞岳〜経ケ岳南尾根出会い〜中山越〜黒木(2020.10.04)

     【ひとこと】・・・黒木から金泉寺への登山口に向かう林道の車止めのしてあるところから、
             左に車道があります。この先の民家への道ですので、車の乗り入れはできません。
             この道を歩いていくと、右手の杉林の所に踏み跡があります。
             ここが「シャクナゲ尾根」の取り付きです。取り付きがわかりにくいので注意。
             多良山系でも屈指の急登の続くコースです。
             花の時期には「シャクナゲ」が咲き乱れます。
             舞岳のコルから中山越へのコースもあります。


P 郡岳南登山口〜郡岳〜遠目山〜岩屋越〜つげ尾〜黒木 (健脚向き、ルート明瞭、道標あり)

      [ひとこと]・・・多良山系一番のロングコース。 郡岳には、西登山口もあります。
              郡岳からは、楽しいアップダウンの尾根歩きです。
              岩屋越からはエスケープルートも取れます。

       
Q 黒木〜つげ尾〜経ケ岳〜金泉寺〜中岳〜五家原岳〜横峰越〜黒木(逆コース)2004.02.15
   (健脚向き、ルート明瞭、道標あり)
      [ひとこと]・・・Pのコースよりも距離は短いが、大きなアップダウンがあるので
              体力的には、こちらのコースがきついかも・・・・・
              多良山系の主なピークはほとんど踏む事ができます。


23 富川渓谷〜大山神社〜大花山(往復) (コース一部不明瞭) 

      [ひとこと]・・・最近はあまり登る人もいないこのコース。
               林道が縦横に走っていることもあり、あまり人気のあるコースではない。
               その分、静かな山歩きが楽しめるし、ふもとの富川渓谷の散策も楽しい。

24 砂防公園→板川内バス停→板川内岩場下→狸だまり→釜伏山→→P575→北西尾根→渡渉→板川内部落
    ◆私たちの山の会で「地図コンパスの実習登山」として取り組んだコースです。道はありません。


多良山系の谷と岩 (沢登り岩登りコースの紹介)

境川@・・・・2003.09.07
境川A・・・・2005.07.24
境川B・・・・2007.07.29
境川C・・・・2016.07.31

小河内谷右俣@・・・・2003.08.15         
小河内谷右俣A・・・・2004.08.13
小河内谷右俣B・・・・2005.06.12
小河内谷右俣D・・・・2009.08.01

小河内谷左俣@・・・・2001.07.
小河内谷左俣A・・・・2021.07.17(F1まで)

八丁谷左俣(ウナギデ沢)@・・・・2005.07.03 
八丁谷左俣(ウナギデ沢)A・・・・2017.08.29(動画のみ)
八丁谷左俣(ウナギデ沢)B・・・・2021.08.07


平谷沢・本流・・・2006.08.27

平谷沢・左俣・・・2000.09.10
平谷沢・左俣・・・2005.08.07

平谷沢・左俣・・・2007.07.08
平谷沢・左俣・・・2016.05.15



左俣ルンゼ@・・・・・2003.11.30
左俣ルンゼA・・・・・2005.12.11
左俣ルンゼB・・・・・2007.11.25


  (岩登りコース、III+〜IV−)

      [ひとこと]・・・このコースはバリエーションルートです。
              多良山系では貴重な本ちゃんルートです。
              ウナギレ沢から左俣ルンゼに取り付きます。
              ここは水量のない谷で、連続する涸れ滝をザイルを使って
              次々にクリアーしていきます。 
              詰め上がるとシャクナゲ尾根に出ます。

【板川内の岩場】
(岩登りのゲレンデ) ◆2005.03.20の記録

     [ひとこと]・・・多良山系に昔からある岩登りのゲレンデ。
             登山靴での訓練や、初心者のトレーニングに最適です。
             やや、アプローチが不便なので、
             最近はほとんど使われていないようです。

【経ケ岳南壁】
 ◆2009.02.11の記録

     [ひとこと]・・・多良山系に昔からある岩登りのエリア。
             アプローチが大変なので、最近は登る人はほとんどいない。
             その不便さからくる、人の気配のなさが個人的には好きです。

【その他の岩場】
    *多良山系には、フリークライミングのエリアとして全国的にも有名な「野岳の岩場」があります。
     5.10〜5.13までのルートが数十本開かれているようです。
     週末ともなると、大勢のクラーマーで賑わっています。
 【注】野岳のクライミングエリアは、2020年7月6日の豪雨災害により、アプローチの林道が通行止めとな
 っています。また岩そのものも、その安全性が確認されていないので、現在(2020.11月時点)は使用自粛
 となっています。




多良山系・その他の記録

@八丁谷右俣左沢〜中岳西尾根〜もみの木・・・・2006.01.15
A八丁谷右股左沢、左〜多良針峰群下降・・・・2006.01.28 
B妻恋尾根・・・・2006.02.11