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ねえ、明日どうする〜〜? 休みで暇やしね〜〜。 ゴロゴロしとくね〜〜?。もったいなかねえ〜〜〜。 なんてmimimamaさんと話してたら、「ビューティーそのこさん」と「みやさん」から電話が入る・・・・・ 「どこか行きませんかあ〜〜〜?」 「よっしゃあ〜! 沢じゃあ〜! 多良じゃあ〜! 小河内じゃあ〜!」 |
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久しぶりに、さんらく会の「みやさん」から連絡があり、多良の沢に行く事に・・・・・ ビューティーそのこさんを加えて4人になった。 結局、多良山系の小河内谷右俣に行く事に決まったのは前日の夜だった。 当日の朝、萱瀬ダムサイトでみやさん&ビューティーそのこさんと合流。 黒木に車を置き、谷に向かう。 数年前に砂防ダムが増えてからは、二俣の上から入渓するのだが、 今日は久しぶりに黒木のキャンプ場のところから谷に入る。 なんと水が少ないことか・・・! 去年はそれまでで一番ともいえる程の水量で驚いたが、今年は少ない方のNO1かも知れない。 でもこの水量ならF1の上段の滝も直登できそうだ。 たんたんとゴーロの谷を進んで行く。 イワタバコの群生があるゴルジョを過ぎると、目指すF1の釜に出る。 |
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海の男「みやさん」がトップで釜を突破する。 泳ぎの後、滝に取り付くのに少し苦労したが、無事F1の下段に上に立つ。 mimimamaさん、ビューティーそのこさん、Jimnyと続く。 F1の上段の滝の下に立ってみると、真新しいボルトが2つ確認できた。 いつもの水量なら、このボルトも水の中なので見つける事は出来なかっただろう。 それに、錆びてしまってよくわからないが昔私が打ったハーケン2枚もこの水の中のどこかにあるはずだ。 昔個人的に苦い思いをしたこの滝を、今日はそのとき以来の直登をすることになる。 その時はハーケン、ボルト類の残置は一切なく、まったくのフリーだった。 あれから十年以上の時が経っている。 |
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改めて気を引き締めて滝を見る。 ホールドは? スタンスは? ボルトへのクリップは? よし!大丈夫だ! みやさんにビレイをお願いして、一段上がる。 右手のリスに錆びたハーケンがあった。 懐かしい気持ちでランニングビレイを取る。 私のハーケンだ・・・・ そして微妙なスタンスでもう一段上がり、新しいボルトに感謝しながらクリップする。 う〜ん、ありがたい・・・・・ 滝上に横に倒れている大きな木でビレイして、みんなを迎える。 ロープを整理して先へと進む。 右から出会う女性的な美しい滝を見て進むと、頭上が明るくなり、8m斜滝に出る。 ここはmimimamaさんがトップを行く。 斜めになっている倒木にシュリンゲでランニングビレイを取り、そこから上は水中のスタンスを拾いながら滝上へ。 そして、この谷一番の大滝が現れる。 やはりいつもとすると水量が少なく迫力に欠けるようだ。 |
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ここは、滝の左手の岩を登る。 ボルトもしっかり打たれているので安心だ。 ここもmimimamaさんがリードする。 ボルトがあると言っても、生岩のリードはもしもの時の落ち方を誤るとタダでは済まない。 慎重に慎重に・・・・・・ 9mmのダブルで登る。 落ち着いて登っていく。 不安なく登り切り、立ち木でビレイしてもらって私達も続く。 |
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みやさん、ビューティーそのこさん、Jimnyと登る。 そして、この滝の上の広くなっている河原で昼食とする。 ここから上部はロ−プを出すようなところはないので、みんなリラックスして話が弾む。 この谷は長さはないが、沢登りの要素がギュッ!と詰まっていて、楽しめる谷だ。 数は少ないが、一つ一つの場面が本格的な渓相を見せる。 短いながらも、沢登りのエッセンスが詰まった多良山系のいくつかの谷の中でも、 個人的には、私はこの小河内谷右俣が一番好きだ。 |
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今日は、4人という沢登りには最も適した人数で登れたこともあって、遡行時間もいい感じだった。 昼食後は、少なくなっていく水の中を登りつめ林道に出る。 林道を左に取り、五家原岳への登山道と出会う。 この登山道を辿って、入渓した黒木へと戻った。 |