≪Jimnyの山登りレポート≫

多良山系・八丁谷左俣ルンゼ(長崎県の山)

【登った所】・・・・・・・長崎県・多良山系八丁谷左俣ルンゼ
【登った日】・・・・・・・2007年11月25日(日)
【天   候】・・・・・・・晴れ
【メンバー】・・・・・・・アトム、ヒロ君、ハマちゃん、mimimama、Jimny
            さんらく会から:沢グルメさん、ミカンちゃん、綾吉ちゃん

今日は、福岡からのさんらく会メンバーも加えての山行となった。
大村ICの出口付近で合流し、登山口の黒木へと向かう。
素晴らしい青空だ。

アプローチの林道を歩くこと20分程で沢へと下る。
シベ沢を右に見て更に沢を進んでいくと、左手奥に涸れた滝が見えてくる。
ここが左俣ルンゼの取り付きとなる。

装備を身につけ、さっそく登りだす。
今日のオーダーは、mimimama+ハマちゃん、アトム+ヒロ君&Jimny、沢グルメ+みかん&綾吉だ。
この時期の左俣ルンゼは寒風が通り抜けていつも寒い思いをするのだが、今日は快晴無風。
紅葉とも相まって楽しい一日となった。

最近の雨不足で、ここ左俣ルンゼも乾いていた。
こんなに乾いた状態は私は初めてだった。

岩のコンディションにも恵まれて、快調に登って行った。

左俣ルンゼはここから始まる

「F2」の上部

「F6」上でビレイするハマちゃん

「F6」上のテラスの木は見事に紅葉していた。

今日のそれぞれの課題は、アトム、ハマちゃんともにハーケン・フレンズに使い慣れる事、
しっかりした中間支点を作る事、ハーケン・フレンズに適したリス・クラックを見分けて、
そのサイズも的確に判断できるようになる事。

などなど、自分に課した課題は多い、、、、、

沢グルメさんもリードクライミング

紅葉がキレイでした

「F7」を登るアトム

「F6」のテラスで休憩を入れ、予想よりも早く行動できているので、
最後の「F9」を登り、シャクナゲ尾根で下山することとした。

「F7」はアトムのリードで進んだ。
沢グルメさんは、壁の右手のクラックを利用してフレンズを駆使して登って行った。

「F7」の上はスラブとなるが、支点が取れないこともあってロープは出さずに登って行く。
このスラブは長さ150mにも及ぶ長いものだ。

青空が、、、、

最後の150mスラブを登る

突き当りが最後の「F9」
長いスラブに登山者の長い列が連なる。
今日の各人の足元は、登山靴の人もいればゆったり目のクライミングシューズの人もいる。

そして私と沢グルメさん、綾吉ちゃんはと言うと昨今流行出したラバーソールの沢シューズだ。
以前からこんなルートにはいいかも、、、と思っていたが、今日実際に使ってみて間違いなかったことがわかった。
この靴は最強です!

綾吉なんかは、帰路立ち寄った野岳の岩もこの靴で登っていました。
もっとも、終始登山靴(野岳も)で登ったハマちゃんは、すごいというよりちょっとおかしいかも、、、です。
<("0")> ナント!

そして、最後の壁「F9」をアトムのリードで抜けて、シャクナゲ尾根へと急登を喘ぎながら登り上がり、
登山道で遅い昼食となりました。
それぞれ行動食を口に入れて、途中の展望台に立ち寄ったりしながら無事下山しました。

黒木から見る経ケ岳は、いつ見てもかっこいいですね。
惚れ惚れします、、、、、

みなさん、お疲れ様でした。

最後の壁をリードするアトム

黒木から見る経ケ岳の雄姿

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