≪Jimnyの山登りレポート≫

境川(多良山系)沢登り


【登った谷】・・・・・・・境川(多良山系・轟渓谷)
【山 行 日】・・・・・・・2007年7月29日(日)
【天   候】・・・・・・・晴れ
【コー ス】 ・・・・・・轟の滝駐車場・入渓→大渡し橋(遡行終了点)→登山道→金泉寺
【メンバー】・・・・・・・沢グルメさん、天唐渓遊さん、綾吉さん、ミカンちゃん、
            アトム、クニさん、ビリーちゃん、ハマちゃん、のんのこさん、teruさん、
            mimimama、Jimny


毎年恒例の境川沢登りだが、去年は訪れていなかった。
その分今年は大勢の仲間たちが集まり賑やかな遡行となった。
いつもの「山人」のメンバーに加え、「さんらく会」の沢好きたちがやってきてくれた。
九州の沢から中央の谷まで登っている沢キチたちだ。

私とさんらく会は山旅人さんを通じて、その設立の時から縁がありいろいろとお世話になったりお世話をしたりの間柄だ。
今回は、ミカンちゃんを除いて初めてお会いする人たちだったが、
沢グルメさんを始めネット上でよく拝見していたので初対面のような気がしない。
お互い沢好き山好き同士なのですぐに旧知の間柄のように打ち解けることができた。

今日はmimimamaさんがリーダーだったので、彼女をトップに「山人」、「さんらく」入り混じってのオーダーとした。
ゴーロの谷を進むと、立派な釜を持つ小滝が現れる。
右の岩をへつり巻く人、さっそく泳ぐ人、、、、
境川初めての人は、その渓相のスケールに驚いていたようだ。

1つだけある堰堤を左から越えると、その上は穏やかな浅い瀞状となる。
そしてその先に、この谷1番の大釜が登場する。
さっそくmimimamaがトップを泳ぐ。20mほどを泳いで滝横の岩に取り付いたのを確認してアトムが続く。
2本のロープでスムーズに登ろうとの考えだ。
落ち口近くにあるハーケンにシュリンゲを掛けてアブミ代わりとして滝上に抜ける。
次々とメンバーが取り付いていく。
釜に落ちるもの、結局撤退して巻くもの、最初から巻き道に向かうもの、それぞれでした。
そして次なる難関、昇龍の滝。 おおっ!今日は水量が少ない。
これはmimimamaにとって初リードのチャンスだ。顔を見るとその気のようだ。
いつもこの滝だけは危ないのでリードはしたがらないのだが、いつかはリードしてみたいと思っていたらしいので今日はいいチャンスだ。
滝の中段あたりで右の岩から滝芯の大岩に乗り移るのだが、水が多いと足を持っていかれるので危ない。
ここは落ちると、釜に落ちるのではなく、途中にある岩に叩きつけられることになるのでトップの失敗は許されない。
更に落ち口に抜けるのも慎重にいかなければならない。

今日は途中にフレンズが使えないか探したようだったが、いいクラックはなかったようだ。
結局フリーで超えて行き、無事初リードを終えた。
この先も飽きるほど(綾吉ちゃんとハマちゃんは飽きる事を知らなかったが、)釜が出てくる。
泳ぎたい人は勝手にやって下さい。ハイ、、
最後の泳ぎを豪快に楽しむと、いつもの遡行終了点・大渡橋に到着。
沢で手打ちのウドンを楽しんでいる人達から、「食べて行かんね、」と声を掛けていただいたが、
今日は金泉寺でやまびこ会のオフ会も兼ねている。その約束の時間に遅れそうだ。
急いで靴を履き替えて、私と体力自慢のビリーちゃんで先行することとした。
いつものゆっくりペースの時のほとんど半分の時間で金泉寺まで登ると、
遅れてきた私達を懐かしい仲間の顔と、よく冷えたミラソーメンが待っていてくれた。感謝、感謝、
あれれ、ところでオオキツネノカミソリの画像がないね、、、、スマンです。

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