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沢登りデビユーの「もりもりにはちょっと厳しかったかも・・・・。 多良山系では最も本格的な沢登りが楽しめる「小河内谷・右俣」を遡行して来ました。 水量が多く、「ほんとに多良の谷?」って感じでした。 *遡行図 *もりもりレポート |
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多良山系で登られている谷は何本かある。 まず、入門者向きとしては、「シベ沢」、「ウナギレ沢」あたりでしょうか・・・・ そして「平谷左俣」あたり。次に「小河内谷・左俣」を登って、「境川」で滝登りの面白さを楽しむ。 最後は、この「小河内谷・右俣」で小粒ながら本格的な沢登りを味わうというのが オーソゾックスなパターンではないでしょうか・・・・ 多良山系の沢登りは、この「小河内谷・右俣」が最後の目標と言えるかも知れません。 そんな谷に、沢登り初めての「もりもり」を加えたメンバーで行ってきました。 もりもりには、ちょっと厳しかったかなあ〜〜〜〜? |
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五家原岳への登山口へ向かう。 林道を車で上がり、入渓地近くで遡行準備をする。 左俣を分けて谷に下りると、新しい砂防ダムがある。 左から越える。 沢デビューのもりもりを先輩のみみずまるが甲斐甲斐しくフォローしている。 *ウン、なかなかうるわしい・・・・・ イワタバコの花が咲いている。 しばらく遡行すると、最初の核心部となるゴルジュが現れる。 ここは手前から高巻くか、泳いで突破することになる。 もちろん泳ぎますよ〜〜〜(^-^)v 今日は結構な水量で、やや苦労したがなんとか全員突破する。 もりもりの雄叫びが多良の谷にこだまする・・・・・ |
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この上段の7m滝は、今日の水量ではリードは厳しいので右の岩を登る。 ここも微妙ではあります。 登り上がれば谷は穏やかな表情を見せる。 左岸からは、美しいすだれ上の10m滝が出合っている。 今日は水が多く一段ときれいだ。 行く手に、釜を持つ8m滝が見えてきた。 その奥には、今日の最後の難所である15m大滝が見えている。 まず、8m滝を登る。 右手水際を登る。 そして、15m大滝の左壁に向かう。 この滝の直登は、この水量ではトップロープでも難しい。 ましてやリードは、水量が少ないときでも命がけとなる。 沢登りは遊びだ。 命をかける事はない。 |
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命が惜しいJimnyは、迷わず左の岩に取り付く。 この岩には、ボルト、ハーケンが打ってあり、リードにも不安はない。 みみずも登る。 もりもりもぶっつけにしてはなかなかいいぞお〜〜! この岩を登れば、後はゴーロの谷を黙々と登るだけ。 林道に登りあがり、ちょっと遅めの昼食とする。 この谷初めての「みみずまる」は、「ウン!面白い!満足!隊長大好き!」と、 言ったかどうかは定かではない・・・・ もりもりはしばらくは放心状態。 帰りの車中で、「私の今までの人生で一番凄かったかもしれない・・・・」と言っておりました。 林道を少し左に歩けば登山道に出る。 黒木までは、3,40分の歩きだ。 下山途中で、今日の沢登りを振り返りながら、美女3人が楽しそうに歩いて行く。 それを見るJimnyおじさんは鼻の下を伸ばすのでした・・・・・・ オワリ |