長崎の山
|
ちょうど「くじゅう」の「三俣山」と同じで、 四つのピークからなり 何処から見ても山頂が三つに見えることから 「三つ山」と呼ばれる「帆場岳」に登りました。 この山の登山口は、 今回歩いた「現川峠」からのものと、 平尾の部落から稜線に登るコース、 兵底からのコース、 そして最近登る人が多い 純心短大からのコースなどがあります。 |
|
今日は、現川峠からのコースを取りました。 ここからは、山頂までの標高差もあまりなく よく整備された自然歩道を歩くことになります。 峠の脇に「帆場岳」への標識があり、 丸木の階段に取り付きます。 余談ですが、ここ現川峠から右(南)へ進めば 木場峠、中尾峠を経て、日見峠まで 四つの峠を結ぶハイキングコースが楽しめます。 その昔、長崎へ入る時には この四つの峠のどれかを越えて入ったわけです。 |
|
さて、帆場岳への道はルンルン気分の ハイキングコースです。 途中、一度林道に出ます。 が、すぐに道は林の中へと戻ります。 植林の中を歩いたり 二次林の中へ戻ったりします。 今の時期、この辺りは山芋の実「ムカゴ」が たくさん取れます。 今日も、お昼のビールのお供に拾いました。 |
|
山頂近くになると、道が二俣になるところが 二ヶ所あります。 いづれも、すぐに道は合流しますので どちらを進んでもかまいません。 最後に少し急な登りを終えると 樹林帯が切れ、明るい草原に出ます。 帆場岳はすぐそこです。 |
|
帆場岳の山頂には、アンテナが立っていますが 他に視界をさえぎる物はなく、 素晴らしい展望が楽しめます。 東には「雲仙岳」、南には長崎市内の山々、 西には岩屋山の向こうに五島灘、 北には我が町「長与町」と大村湾、佐世保の山々、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山頂には、あゆみハイキングクラブのみなさんによる 山頂標識が立てられていました。 |
|
展望を楽しんだ後は、お楽しみの「ムカゴ」の 塩炒りに取り掛かります。 今日は、そのつもりで塩は持参です。 あまり大きいものより、少し小さめのものを ほんのり焦げ目がつく位に、炒ったものが 私は好きです。 これがビールには一番です。 |
|
今日は、我々のほかには登山者は一人だけ。 いつもこの山は静かです。 のんびり山の空気を楽しんだ後は 登ってきた道を戻ります。 バスを使えば、西山台から現川峠、帆場岳と登り 下山には純心短大方面に下ることもできますし、 三川方面にも下れます。 小さな山ですが、楽しい気分にしてくれる お気に入りの山のひとつです。 |