≪Jimny倶楽部の山登りレポート≫

平谷沢(左俣・右俣)多良山系の谷


最近、トンネルが開通してアプローチが便利になった「平谷」の沢に行って来ました。
下山後はもちろん「平谷温泉」です!
                                

                                  ・・・・・多良山系の谷

  【山域】・・・・・・・・・・多良山系(長崎県)
  【山行形態】・・・・・・沢登り
  【遡行谷】・・・・・・・・平谷(左俣、右俣)
  【山行日】・・・・・・・・2000年9月10日(日)
  【天候】・・・・・・・・・・曇り
  【メンバー】・・・・・・・Jimny、mimimama、ヤンマー礼子 


沢登りのシーズンも、終わろうとしている。(T_T)グスン・・・
多良山系の登山口「黒木」から、平谷トンネルを抜け、すぐ出会う沢が「平谷・左俣」だ。
トンネルができる以前は、長崎からは遠い沢だったが、便利になった。

平谷の本流は、平谷キャンプ場の横を流れる沢だ。
「平谷本流」は、滝が3〜4本しかなく、沢登りの対処としては、「平谷左俣」が面白い。

今日は、その「平谷左俣」に入る。

今年の夏、白馬から杓子岳、不帰キレット、五竜岳、八峰キレット、針ノ木岳、針ノ木雪渓、扇沢
の縦走を、HP「自然の中で」のオーナー、末永君とやってきた「ヤンマー礼子」嬢が
久々の登場です。

http://homepage1.nifty.com/shizenntotomoni/2000natuushirotateyama.htm

をぜひご覧下さい。
さて、入渓地点からしばらくは、ゴ〜ロ帯が続く。
そして、釜を持つ「F1」に出る。

泳いで取り付くが、岩がぼろぼろと崩れてしまう。 
滝に取り付けば、簡単だ。

9月ともなれば、水に入るのに勇気がいる。
入ってしまえば、なんてことはないのだが・・・・・

今日も、この滝ではホールドの岩を
何個か壊してしまった。
この先には、堰堤がある。
右から巻く。

さらに、その先には
新しく赤い鉄製の砂防提ができていた。

ここは、左から大きく巻く。

谷はゴルジュとなる。

小滝をいくつか越えて行くと、
この谷で一番立派な「10m大滝」に出る。
この滝は、
Jimnyの技量ではリードはようしません。

左から巻き上がり、
トップロープでお二人さんを登らせる。
  
「ヤンマー礼子」嬢も、シャワーを浴びて登る。

下段はやさしいが、落ち口に登り上がるところが
ホールドに乏しく、苦労するようだ。

この滝が、「平谷・左俣」では核心部に
なるようなので、ぜひトライしてみてください。

私のように自信のない方は、トップロープで・・・
更に、上流にはノーロープで登れる
楽しい滝がいくつか現れる。

それぞれの力に応じて、
ルートを読んで、登っていく。
 
2時間程で、林道に出る。
ここで遡行は終了だ。
  
林道で、お昼を食べて
「平谷本流」沿いの登山道で
平谷に下る。
途中で、花博士の「ヤンマー礼子」先生が
「ナンバンギセル」を見つける。
  
ススキに寄生する植物との事。

平谷キャンプ場まで一旦下り、
少し物足りないので
「平谷・本流」を登ってみる事にした。

大岩の転がる沢を進んで行くと
3mの滝に出る。
  
ここを登ると、すぐにまた4mの滝。
右からへつり気味にクリアーする。
更に、4mの滝を登ると、
あとはゴーロの谷が続くのみ。

しばらく遡行して、時間切れで引き返す。

もう、枝先が紅葉している木がある。
秋が・・・・・・・・