≪mimimamaの山登りレポート≫

      【飯豊連峰主稜縦走】

                                          VOL・・・・・2


翌、7/29、本山小屋を出発すると
ポツポツと雨が降り出した。

あたりは、ガスで方向がわからない。
地図、コンパスの出番だ!

コンパスで進路を確認して進む。

「飯豊本山」は雨の中だった。
雨具をつけての記念撮影となった。

ここから「御西小屋」に向かう途中は
「ニッコウキスゲ」が咲き誇り、
山肌を黄色く染めていた。

飯豊連峰の最高峰である「大日岳」までは
雨の中の登山となった。
  
最後の登りは、急登だった。

「大日岳」の山頂で一休みして
雲が切れるのを待ったが
諦めて先を急ぐ。

「シャクナゲ」がきれいだった。

「天狗の庭」を過ぎる辺りから
縦走路には雪渓が残っていて、慎重に歩いて行った。

アイゼンを使用するほどではなかった。

切合小屋で一緒になった、新潟からの
親子三人パーティーと、ここで再び出合い
行動を共にした。

お父さんと、大学生と中学生の男の子
のパーティーだった。

我が家の何年前の姿だろうか・・・・
懐かしい気持ちになった。

徐々に天候もよくなり
気分のいい稜線歩きとなってきた。

可愛いお花に囲まれて、
長年思い続けていたとおりの
山旅となり感激した。
    
しばらくゆっくりとしていたかったが
先は長いので、お花畑を
後にした。 
  
私の息子と同じ年齢の新潟のS君が
写してくれた左の写真は、
この山行中のお気に入りの
一枚となった。 

Sさん達と別れて、
「烏帽子岳」へと向かう。

沸き立つ雲と、ニッコウキスゲの
黄色い花が、好対照な
きれいな景観を作っている。
  
しばらく、休憩して
のんびりと景色を
楽しんだ。

登りあがった「烏帽子岳」で、
「熊谷トレッキング同人」の
三人パーティーと再び出会った。

川入の民宿で同部屋だった人たちだ。

再会を喜び、「門内岳」まで
行動を共にする事になった。

リーダーのKさんは、気配りのある
素敵な紳士でした。

Yさんは、私と同じく、飯豊への十年の想い
を遂げにやって来た人だ。

A君は、元気印の20代の若者だ。
一緒に夕食のラーメンとピラフを
作った。
  
この日は、誘われるままに
彼らのテントにお世話になる事となった。
  
YさんとA君は、同じ寅年で、なぜか
馬が合うようだった。
               
                                    ・・・・・・・・次のページヘ