Jimny徒然記 2009年8月

 このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、
 日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
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【今月の目次】
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●2009.08.30・・・・2年越の大幡沢
●2009.08.24・・・・小粒でも美味しい小河内谷



●2009.08.30・・・・2年越の大幡沢

昨年尾鈴山へ沢登りに出かけた時、次の日はこの霧島の大幡沢を登る計画でした。
ですが、残念ながら前夜雷を伴った大雨となり、
宿を取った御池キャンプ場のバンガローで中止を決め飲んだくれたものでした。

朝、雨は小降りになっていましたが、あの雨の後では相当な水量になっている事が
考えられたので入渓はやはり諦めました。
せっかくだし、次回の為に取り付きだけでも確認しておこうとの話になり、
入渓地点を見てきました。
ネットの情報を頼りに辿り着くことができましたが、
要所要所には親切な標識が立てられていてとても助かりました。

今回、それからちょうど1年ぶりに大幡沢を遡行することが出来ましたが、
思っていた以上にいい沢でした。
私たちの技術、経験、体力などからすると、ちょうど適した感じでした。
どうしようもないほど難しいと言うこともなく、かといって退屈でもなく、
気分の良い沢歩きで始ったと思えば、ハング気味の滝には
「掛かってきなさい」と言わんばかりのボルトが打たれているし、
ひたひたと歩くナメ滝歩きも楽しいものでした。

源流部も、遡行のフィナーレとしては九州では珍しいほどの明るさと開放感でした。
そして詰め上がれば、後方には霊峰「高千穂の峰」、
目の前には満々と水を湛えた「大幡池」。

大幡沢は、1年間恋焦がれた私たちの思いに有り余るほどのお返しをしてくれました。
ありがとう、大幡沢、そして仲間たち!



●2009.08.24・・・・小粒でも美味しい小河内谷

今シーズン2回目となる多良山系の小河内谷右俣へ沢登りに行って来ました。
多良山系は1.000mほどしか標高がないので、それほど大きな渓はありません。
ですが、黒木側からの谷はどれもそこそこのスケールを持っており、
滝あり、ゴルジュありで沢登りの対象としてはなかなか楽しませてくれます。
その中でも個人的に一番のお気に入りはこの小河内谷右俣です。

私の地元のこの谷にはもうニ十回位入っていると思いますが、
今回初めて登った滝があります。
最後の大滝(15m程度か?)です。
通常は滝の左壁を登るのですが、この日は水が多くなければ滝を登ってみよう、、、
と、相棒のはまちゃんと以前から話していたのです。
もちろんトップロープです。

この滝を登った人はもう何人もいるとは思いますが、
リードで登った人の話は聞いたことはありませんし、登った形跡もありませんでした。
(残置のハーケンなども見当たりませんでした)
人それぞれでしょうが、わざわざ危険を犯す山登りに価値があるとも思えません。
すぐ横にボルトが打たれた岩があるのですから、

この谷では、泳ぎもあるし、滝登りもあります。
ゴルジュのへつりも経験できます。
沢登りの要素がギュと詰まった小河内谷右俣、
地元の多良山系にこの谷があって良かったと思います。

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