≪Jimnyの山登りレポート≫

比叡山・ナックルスラブルート

【ルート名】・・・・・・・ナックルスラブルート・宮崎県比叡山1峰
【登った日】・・・・・・・2008年5月17日(土)
【天   候】・・・・・・・晴れ
【メンバー】・・・・・・・アトム、クニさん、ビリーちゃん、Jimny

長崎の山の会「山人」としての初めての比叡山。
幸いお天気に恵まれ、快適なクライミングを楽しむことができた。

長崎から、アトムと私Jimny、佐賀金立でクニさんとビリーちゃんが合流し、
4人で比叡山を目指す。

朝6時に長崎を出て、熊本ICで高速を降り高森経由で比叡山へ、、、、
国道から鹿子川方面へは道路工事中で通行止めだったので迂回路を走った。
途中で夕食の材料を買ったりしたため、比叡山には11時前に到着。



早速準備を済ませて登ることにする。
初日は比叡山デビューのクニさん、ビリーちゃん達の足慣らしの意味もあり、
「ナックルスラブルート」を登ることにしました。
このルートは自分自身も初めてなので楽しみだ。

パーティーを2つに分け、トップにアトム+ビリーちゃん、
後ろからJimny+クニさんとした。

1ピッチ目は比叡山の入門ルートとしてお馴染みの「TAカンテルート」と同じだ。
2ピッチ目からは、「TAカンテ」と別れて、スラブを右上気味に登って行く。
このルートもやっぱりピンは遠いものの快適なスラブ登りを楽しむ。


3ピッチ目の最後、スラブが終わり大岩の下を右にトラバースするところが濡れていて
少し緊張させられた。
4ピッチ目の出だしも濡れていて良くない。
ブッシュからカンテ気味に出て、再びスラブを登りピッチを切る。
ここで大休止。

ナックルスラブルートはなかなか面白い。TAとするとグレードは高い。1スラ並みに感じた。

トポによると、ここからがこのルート唯一の5級のピッチとなる。
やや左寄り気味の上のほうにRCCが1本見える。
その遥か上のほうのスカイラインにもう1本確認できたが、その途中にピンが見えない。

先行するアトムパーティーは安全策を取って左の立ち木を目指し
途中フレンズでランニングビレイを取りながら登って行った。
私とクニさんパーティーは、ピンを辿って登ることにする。
ピンが見えにくい岩の色なので途中にもう1本ピンがある可能性を信じて
左上気味に登って見る。



やはり途中にもう1本あった。
だが、ホールド、スタンスともに乏しく、
このルートで唯一ちょっとしびれたピッチだった。
ピンは結局3本あった。
1年半ほど前に登った、鉾岳の大長征ルートの8,9ピッチを思い出した。

このピッチが終わると、あとは易しい登りでナックルピークへと抜けた。
登山道はすぐ近くだった。

さあ、冷えたビールが待ってる車へと急ごう。
テントを張って今日はすき焼きだぜえ〜〜!!

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