Jimny徒然記 2009年9月

 このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、
 日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
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【今月の目次】
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●2009.09.27・・・・雲仙岳へ
●2009.09.20・・・・山の時間


●2009.09.27・・・・雲仙岳へ

雲仙岳へ行きました。
仁田峠循環道が無料になってからは初めての雲仙です。
いつもは池之原園地から登るのですが、せっかくのなので仁田峠まで車で上がりました。
展望台から見る平成新山は、緑色の部分がかなり増えていました。

まだ紅葉には早いこの時期は、それほど駐車場にも車は多くはなく、
半分くらいのスペースが空いていました。

仁田峠からロープウェイの下の道を妙見岳まで登ります。
いきなりの急登となるので、ゆっくり歩きました。
やはり池之原園地から歩いた方が体慣らしの意味も含めて良いように思います。

道沿いには、秋の花たちが咲いています。
シモツケソウ、ゲンノショウコ、時期はずれのミヤマキリシマ、ミカエリソウ(?)、
ヤマボウシとナナカマドの赤い実、などなど。
普賢岳は人が多そうだったので、今日は国見岳で昼食にしました。
国見岳山頂はほとんど10年ぶり位かも知れません。
ウィンナーとラーメンのお昼ご飯でした。
国見別れからもみじ茶屋へ、普賢岳の山頂はパスしてあざみ谷へ。
あざみ谷のベンチはほぼ満席状態、、、、私たちも空いたベンチに腰を降ろしてしばらく休憩してから仁田峠へと向かいました。
今年は連休の時期に冷え込んだせいか、紅葉が早そうな感じがしました。ナナカマドの実もすでに色付いていましたし、赤くなりかけている木々も少しありました。
この秋は、もう一度雲仙に紅葉を楽しみに登りたいと思います。

●2009.09.20・・・・山の時間

ひさしぶりに、山で過ごす時間を楽しんできたような気がする。
山に登ることや、谷を遡行すること、岩を登ること、、、、もちろんその過程で、自然を感じたり、時間を楽しんだりすることはある。
山から下りて来て、今振り返ってみると、今回は山の時間そのものを楽しむことが目的だったような、そんな気がする。忘れていたなあ、こんな山の時間を。

初めて山岳会に入って山にのめりこんでいた頃、大崩山へ仲間と出かけたことがあった。ササユリの時期だった。登山口に着いた時は雨だったので、祝子川キャンプ場のバンガローを借りて泊まった。翌日も山中では雨に降られ、濡れた体で下山してきてバンガローに着くと、キャンプ場の管理人さんが「うちの自宅の風呂に入りなさい」と声を掛けていただいた。
五右衛門風呂にありがたく浸からせていただいた。風呂場の窓からは目の前に迫る山が見えた。
私が風呂から上がると、雨は止んでいた。
私より先にお風呂を頂いたその時の同行の女性3〜4人は、管理人さんと外で立ち話をしていた。「最近はササユリを山から持っていく人が多くてずいぶん数が減ってしまった。このままだとなくなってしまうので、自宅で栽培して増やしている。大事に育てるなら持って行ってもいいよ。」とそれぞれ一株づつ頂いた。
我々が車で出発する時も、ご夫婦で手を振って見送ってくれた。
その後、長崎に帰ってからお返しの品を送ったりした。

あの後、大崩山登山口にも温泉が出来たりして便利になった。

今回暮雨登山口の駐車場に車を置かせていただき、管理人さんにお漬物や朝搾りの牛乳をご馳走になったりして、ふと大崩山の出来事を思い出してしまった。

昔、記録として書いていた山行記録の大学ノートには、山の記録はもちろんだが、山のふもとで立ち話した農家の方や、道を訪ねた地元の方との触れ合いを書き留めることも多かった。
それはきっと、今よりも山の時間を楽しんでいたからかも知れない。

分県登山ガイドではなく、九州百山峰を頼りに登っていたあの頃。
今回の九重で、山登りはデジタルではなくアナログの感覚で楽しむ世界だなあと思ったりしたのでした。

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