≪沢登り≫【くじゅう・鳴子川】くじゅう、立中山の鉢窪の湿原を源流とする鳴子川は、坊がツルを経て吉部へと流れます。 【山域】・・・・・・・・・・くじゅう山系
|
||
以前から細切れに歩いたことがある 鳴子川だったが、 キチンと遡行してみたい との気持ちがあった。 今回、ビユーティーそのこさんとmimimamaの 三人で行って見ることになった。 そんな計画を進めている時、 博多の「息子その1」からTELがあり、 「くじゅうならボクも行って見ようかな〜」 との事になった。 「息子その1」は、 小さい時から一緒に山にはよく行っていたので、 久しぶりに山に行きたくなったのだろう。 |
||
長崎を三人で出て、 鳥栖駅で「息子その1」を拾い、くじゅうへと走る。 長者原にテントを張り、焼肉で盛り上がる。 もう、くじゅうは秋の気配だ。 肌寒いくらいの秋の風が吹いている。 翌朝、地域放送のチャイムで目が覚める。 朝食を済ませ、登山口の吉部へと車で移動する。 大船林道のゲートの手前に車を停め、 沢登りの準備をして鳴子川に入る。 「息子その1」は始めての沢登りだ。 最近は雨が降っていないのに、かなりの水量がある。 ゴーロの谷を進んでいく。 小滝は適当にあり、ボルダリング感覚で登っていく。 |
||
1時間も遡行すると、最初の滝「F1」に出る。 12m位はありそうだ。 水流の左も登れそうだが、 今日は右の岩を登ることにする。 ここで今日初めてロープを出す。 普段、バンド活動ばかりで 運動などしていない「息子その1」も 順調に登ってくる。 「若さかなあ〜〜〜」 と、中高年三人でため息をつく・・・・・ |
||
この滝を越えると、 しばらくで「暮雨の滝」に出る。 ナイヤガラの滝を小さくしたような形の滝だ。 水しぶきが上がって、なかなかきれいだ。 この滝には、滝見物のための登山道がある。 滝の右側の岩を登り、上に出る。 この滝の上部は、 のんびり休憩するのにもってこいの所だ。 しばらく穏やかな遡行が続く。 |
||
再び大岩の重なるゴーロ帯に出ると、その上部に この谷一番の悪相の滝「F3」が現れる。 直径10mくらいの深い釜を持つこの滝は、 高さ10m程ではあるが 直登は無理と思われる。 滝を睨むmimimamaをなだめて 高巻くことにする。 右手に巻き道があった。 踏み跡も結構しっかりしたものが付いていた。 この滝の上部は、穏やかな渓相となり、 緑のシャワーを浴びながらの遡行となる。 |
||
今日の沢登りを思い起こしながら、 川原を歩いていくと 大船林道の橋が見えてきた。 登山道に上がると、そこはもう坊がツルだ。 「息子その1」は十年ぶりのくじゅうを デジカメに収めるのに忙しい。 坊がつるの真中にシートを広げ昼食とする。 のんびり、くじゅうを満喫して 暮雨登山道から下山する。 今日は、なんと言っても 一番うれしそうだったのは 「息子その1」に手を引いてもらったりして、 沢登りを楽しんだmimimamaさんでは ないでしょうか・・・・・ 終わり |
||
【おまけの画像】 |
「息子その1」に引いてもらって うれしそうなmimimamaさん |