≪Jimnyの沢登りレポート≫

ウナギレ沢&シベ沢・多良の谷


そろそろ沢登りの季節も終わりに近づきました。mimimamaさんと二人で多良の沢に出かけました。                

【登った谷】・・・・・・ウナギレ沢&シベ沢(長崎県・多良山系の谷) 
【 コ ース 】・・・・・・黒木→ウナギレ沢→登山道→シベ沢→金泉寺→黒木
【山 行 日】・・・・・・2005年9月5日(日)
【天   候 】・・・・・・晴れ一時にわか雨
【 メンバー】・・・・・・mimimama&Jimny 


*多良の谷-図      *アルバム

今年は沢へ出かける回数が少なかったような気がします。
このまま終るには心残り・・・・・・

今日は予定がなかったので、多良の谷に出かけました。
黒木から入り、ウナギレ沢を登って、1本では物足りないのでシベ沢も登って
金泉寺でお昼を食べて帰ろう・・・! と言う計画です。

後で金泉寺の小屋番さんから聞いたのだが、昨日の夜は土砂降りだったらしい。
そのせいで、思っていたよりも水量があって、楽しめました。
 
黒木の林道のゲートの手前に車を停め、チェーンを越えて林道を歩いていく。
林道の終点辺りで沢登りの身支度をして、金泉寺への道を右に見て中山越方面に少し進み、
左折して、かすかな踏み跡を辿ってウナギレ沢に降り立つ。
埋ってしまった砂防ダムがある。

少し進むと右からシベ沢が出会う。
更に進むと、左に3段30mの涸滝が見える。
岩登りのトレーニングに時々訪れる「左俣ルンゼ」だ。

そのまま直進すると、ウナギレ沢のF1だ。
今日はmimimamaさんがトップで行く。
フリクション頼みの、結構微妙なクライミングだ。

続いて、逆層のF2。
ここはJimnyがトップ。

この滝の上には登山道が横切っている。
今日は、シベ沢も登って金泉寺まで行く予定なので、最後のF3の大滝はパスして
登山道でシベ沢へ・・・・
シベ沢へは10分少々の距離だ。

ウナギレ沢は、一つ一つの滝が結構微妙だが、
シベ沢の方はホールドが豊富で、楽しい遡行ができる。

最初の滝は直登しようとすれば、かなり危険で手強いが、ここは一般的には左の岩を巻き上がる。
岩は脆いが、木の根を頼りに登ることが出来る。

その後、少し倒木帯があるが、たいしたことはない。
そして、楽しく登れる滝が2,3出てくる。
滝のスケールはそこそこあるが、手がかり足がかり豊富で緊張することはない。
 
そんな楽しいシャワークライミングを終えると、そこは金泉寺への登山道だ。
登山道にある最後の水場が、シベ沢の源流となっている。

遡行を終了し、沢の装備を解いて、登山道で金泉寺へ向かう。
いつもながら沢から上がると登るのがキツイ。

エッチラオッチラ歩いていくと、西野越。
そこから金泉寺は近い。

金泉寺の小屋番さんに挨拶をして、外のテーブルをお借りして遅いお昼を食べる。
今日は登山者も少なく、静かだ。

食事をしていると、以前山岳会で一緒だったYさんが通りがかったので声を掛けてオシャベリをする。
下山も同行する事になり、昔の話や近況を話しながらのんびり下りました。

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