≪Jimny倶楽部の山登りレポート≫

犬鳴山〜西山交差縦走・福岡県の山



福岡県にある犬鳴連峰・・・・・
かなり以前から気にはなっていたのだが、なかなか訪れる機会のなかった山だ。
今回は、車道歩きを省略するため交差縦走とした。
                                     

【登った山】・・・・・・西山(645h)、犬鳴山(584h)
【 コ ース 】・・・・・・司書橋林道終点〜薦野峠〜西山(往復)〜番兵跡〜
           猪野別れ〜犬鳴山〜犬鳴口(交差縦走)
【山 行 日】・・・・・・2003年12月6日(土)
【天   候 】・・・・・・曇り
【 メンバー】・・・・・・@班:おじゃるゆり子さん、ヤンマー礼子さん、Jimny
            A班:
ビューティーそのこさん、なかなか夫、なかなか夫人、mimimama


 
犬鳴山・・・・・
山が深く険しいので犬も鳴く・・・・と言われるこの山域に、今回やっと訪れる機会を得た。
福岡市という大都市に近いところにこんな静かな山があるとは、少し以外な感じがする。
今回も、我々以外には、登山者の姿を見る事はなかった。

犬鳴山と西山(鮎坂山)を縦走するのが目的だったので、
途中の車道歩きを省略する意味で、2班に分けての交差縦走とした。

A班のmimimama隊は、mimimama、ビューティーそのこさん、なかなかご夫婦の4人パーティー。
その4人を犬鳴口に降ろし、@班のJimny隊の、Jimny、おじゃるさん、礼子さんの3人は、
司書橋コースへと車で向かう。
犬鳴ダムを車で上流まで詰めると、車道の終点に到着。
ここから、小さな谷沿いの植林帯の道を登っていくと、40分ほどで薦野峠に着く。

右に「西山」とあるので、ザックを置いて空身でピストンすることにする。
途中、おおきな「アカガシ」の木を見る。
急な坂をロープにすがって登っていくと、車道が上がって来ている広場に出る。
西山(鮎坂山)山頂だ。

小雨が降ってきたので早々に薦野峠へと戻る。
薦野峠から再び急な登りを犬鳴山方面へと向かう。
番兵跡から道は南へ折れる。
鉄塔の下の広場で休憩を取る。
まだ、mimimama班とは交差しない。

鹿見別れを過ぎ、椿峠あたりでmimimama班と出会う。
A班もなかなかいいペースで進んでいるようだ。
風を避けて、稜線から少し下ったところで、一緒にお昼を取る事にする。
交差縦走は、山道で出会うこの瞬間がなんとも楽しい。

お昼の後、お互いの安全と健闘を祈り、それぞれ出発する。

この後、我々のコースは感じのいい照葉樹林の中の道が続く。
あっちこっちの支尾根には踏み跡があって、思わず足を踏み入れたくなる。
猪野別れに出る。
林道を横切り、再び登りとなる。
犬鳴山へは、巻き道コースと直登コースがあるようだ。
我々は直登コースを取った。
しばらくで、犬鳴山の山頂に出た。
山頂は広い。

歩いてきた稜線の向うに「西山」と思われるピークが見えている。
結構な距離を歩いたものだ。

下山は、ガイドブックには一旦戻って藤七谷を下る、とあるが、
山頂からまっすぐ南に下るルートがあるようだ。
コンパスを合わせ、そのコースを取る事にした。

急な下りだ。

時々方向をチェックしながら下っていくと、藤七谷コースと合流する。
そして堰堤を2つほど過ぎると、車道が見えてきた。
現在は使われていない旧道のようだ。
この旧道を辿ると、ほどなく犬鳴口へと着いた。

mimimama班は、まだ来ていないようなので、コーヒーを沸かしてノンビリしていると
mimimama班が車でやってきた。思ったよりも早いご到着だ。

車に乗り込み、帰路に着く。
来る時に見かけた○○温泉に寄ってみたが、入浴料1700円/1人と聞き、みんな逃げ出す。
結局、二日市温泉に行ったが、200円/1人の料金とその内容に、みなさん納得でした。

*犬鳴山は山らしいいい山でした。
 もっと登られてもいいのになあ〜と思いました。