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その昔、「ボッカ馬場」、「ブルージックシゲ」、「ハンマー落とし野口」の三人と 蒜山三座を縦走したことがあったが、その時は残念ながら雨の中の山行となり、 展望を楽しむことができなかった。 今度こそ、青空の下、展望の縦走路を・・・・・と期待しながらやってきましたが ・・・・・・・・・やっぱり雨でした。(T-T)ウルウル |
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寂地山から車で移動すること4時間。 中蒜山の麓のキャンプ場に8人用のジャンボテントを張る。 天気はスッキリしないが、、今日はご馳走だあ〜〜ッ!!!! 鶏肉の燻製と野菜のソテー、焼きビーフン、海草サラダ、 あと、あと、あと・・・・ え〜〜い!!あとはビールじゃああ!!! ちゅうわけで、私はビールが一番おいしかったです。ハイ! |
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ビールがいくらおいしくっても、 朝はきちんと起きるJimnyです。エライ!(ジブンデユウナ) 登山口の犬挟峠に行く。 代行運転のタクシー会社がやってきた。 上蒜山のスキー場に車の回送をお願いし、出発する。 う〜〜ん、とても懐かしいけど、えらく登山道が整備されている。 階段にロープに鎖まで・・・・・ 最初の急な登りは昔と変わらない。 雨のせいでずるずる滑りやすい道をロープや鎖にすがって登る。 急登を過ぎると、草原状の道となる。 ショウジョウバカマやイワカガミ、カタクリ、イカリソウなどが 咲き誇るように並んでいる。 |
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稜線上は、潅木がないため 強風に吹かれて大変だ。 以前来た時には、結構な残雪があったのだが 今回はまったく残っていない。 それにしても花が多い。 スミレなどは何種類あるのかわからないほどだ。 下蒜山への最後の登りは傾斜が急できつい。 そこをひとがん張りすれば、下蒜山の山頂だ。 展望が素晴らしいはずの山頂は二回続けて ガスの中だ。 今度があるなら今度に期待する事にしよう・・・ |
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下蒜山からは、グングン下る。 後の登り返しを考えるといやになるほど下る。 高度差300m近くを下ると「フングリ乢」に着く。 この地には、面白い伝説がある。 昔、巨人がこの乢を跨いだ時、誤って股間の急所を こすったという伝説からこの地名が付いたのだと言う。 このあたりは潅木の中なので風を避けれてて ありがたい。 一息つく事にする。 |
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フングリ乢からは再び中蒜山に向けて登りだす。 雨が本降りになってきたので雨具を着ける。 足元は黒々とした土なので 滑れば雨具は黒色混じりのニューカラーに なってしまう。 用心用心・・・・ フングリ乢から中蒜山までは300mの登り返し。 ゆっくり、じっくり登る事にしよう・・・・・ 傾斜が緩やかになる頃、中蒜山に立つ避難小屋が見えてくる。 小屋の中はたくさんの登山者で一杯だった。 場所を捜して我々も休憩と昼食とする。 |
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休憩後、避難小屋のすぐ先にある中蒜山の山頂に立ち寄る。 そして、小屋の裏から上蒜山への道に入る。 急な坂を下ると、ユートピアと呼ばれる広場のような場所に出る。 穏やかに下って行くと、だんだん登りがきつくなってくる。 ロ−プにすがったりしながらの急な道を登りあがると 「上蒜山」と書かれた分岐に飛び出す。 しかし、上蒜山の本当のピークは ここから5分ほど西北に進んだところだ。 せっかくだから立ち寄ろう。 あまり人が入らないのか、スズタケが茂っている。 山頂で写真を撮り、下山する。 展望がいいはずの槍が峰あたりを過ぎると、 階段が整備されている。 道は高度をグングン下げ、植林の中に入っていく。 |
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林を抜けると、目の前に広々とした牧草地がいきなり現れる。 ここが上蒜山の登山口、我々の蒜山三座縦走の終了地点だ。 スキー場の中を通り抜け、回してもらっていた車へと戻る。 こうして、今回のメインデッシュである「蒜山三座縦走」も、雨の中無事終了したのでありました。 下山後、蒜山温泉に入り、その夜は、もう一晩同じところにキャンプして、 のんびり時間を過ごしました。 翌朝、二日間の雨がうそのような青空・・・ 昨日歩いた蒜山の縦走路がきれいに見えている。 その奥には、荒々しい「大山」がその雄姿を見せている。 何度も何度も振り返りながら、蒜山高原を後にしたのでした・・・・・・ |