【Jimny徒然記】 2006年5月

 このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、
    日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2006.05.30・・・・撤退・星生山
2006.05.25・・・・涙のレッドポイント
2006.05.21・・・・多久高校でクライミング
2006.05.14・・・・オープン山行
2006.05.11・・・・琴の尾岳
2006.05.10・・・・鳥の声
2006.05.08・・・・今日も野岳
2006.05.06・・・・野岳
2006.05.02・・・・岩屋山


2006.05.30・・・・撤退・星生山

先日の九重・星生山では強風のため途中撤退を余儀なくされました。
稜線の近くまで登った時点で、風の強さと方向を考えると
稜線では相当な風が予想されました。

その時のメンバーの力量とその先の行程などを考えると、
撤退がベターと判断し、下山することにしました。

突っ込めばなんとかなる程度の風だったかも知れませんでしたが、
山の会の例会山行だったこともあり、教科書通りの行動を取ることにしました。
なにより安全が第一ではありますが、会のリーダーとしては
これからリーダーをするであろうメンバーの今後の教訓にでも
なってくれればとの思いもありました。

山での判断は、ひとつひとつのケースを実地で教えていく訳にはいきません。
それはいろんな場面が無数にあるからです。
ですから、山の会の先輩リーダーの行動や判断を見て、
それを盗んでいくしかありません。

判断基準はリーダーそれぞれで違うことでしょう。
それをどう観察して、自分ならどうするか、、、、、
いつもそれを意識してリーダーの行動をウォッチしていなければなりません。
リーダーが下ると言ったから下山するのではなく、
リーダーはその判断をどの時点で考えていたのか、
メンバーにどう伝えたのか、伝え方にメンバーは納得できたのか、、、

山の会(山人の場合)の例会山行は、いつも研修山行です。
漫然とリーダーの言うとおりの山登りをしているようでは、
山の会(山人)に入った意味はありません。
それは、下山後の温泉選びから帰りの車中の会話まで、、、
そんなところにも何かがあるのかも知れません。

もちろん、楽しい山登りが出来たのか???

それが一番大事ですよね!



2006.05.25・・・・涙のレッドポイント
今日は、Jimny、mimimamaで野岳に出かけました。
奥のエリアでアップを3本、スポットライト、セシボン、フリーフラワーを登りました。
アップのつもりだったのにヘロヘロになりました。

約束していた諫早の女の子「Mちゃん」が後からやってきました。
彼女はクライミングを始めてまだ日が浅く、今はアンダーツウアンダーにトライ中です。

私が先にヌンチャクをセットに登りました。
昨日も晴天だったので、岩は良く乾いています。

さあ、Mちゃんが登ります。
一本目だったので、下部でアップを兼ねて軽く登るつもりだったようです。
でもなかなか動きが軽くていい感じです。
最初の核心にかかります、、、、
左手でアンダー気味にクラックを持ち、足を上げて思いっきり右手を上げ岩の上部を掴みます。
体を正対にして左手で岩の左側を持ちます。クリップ!レスト、、、

右手を右奥に持ち替えて、左手も良く利く位置に決めます。
右足を一段上げて、左足を大きく上げます。
左足に乗り込む感じで、左手でクラックを掴みます。OK!

これで最初の核心は越えました。

「いい感じだよ〜、落ち着いてレストしてねえ〜!」
「は〜い!」

この後も、十分レストしながら、確実に越えていきました。
終了点手前のムーブもまだ解決していなかったようでしたが、ここは気合で越えました。
そして終了点にクリップすると、「あ〜〜ん!」と雄叫びのような泣き声が、、、、、、

ロワーダウンで下に降りてくるまで、雄叫びは続きました。
こうして、涙のレッドポイントは終わったのでした。

*その後、アリーナに場所を変えて一緒に登ったのですが、
 ここでも課題の紫ルートを私のビレイで落とし、1日2本のRPを成し遂げたのでした、、、エライ!

*画像は同じ「アンダーツウアンダー」を登るmimimamaさんです。



2006.05.21・・・・多久高校でクライミング
以前から行きたかった佐賀の多久高校のクライミングウォールに行ってきました。
「山人」のメンバーである多久のクニさんが多久高校に通い出したので
安全面での確認をするためでした。

たまたまメールがあった「しげみちゃん」を誘って、
mimimamaさんともども3人ででかけました。

多久高校のウォールは、ほぼ長崎のカブトガニアリーナと
同じ位のスケールでしたが、前傾はアリーナよりきついようです。

さっそくクニさんと組んで安全面の確認をしました。
ハーネス、ロープの装着の確認と、ビレイヤーのビレイ体勢の確認。
そしてお互いに声を掛け合って登り出します。
ビレイヤーのロープの繰り出し加減や、クリップの時の対応など。

登るときには、してはいけないこと(A0のやり方、逆クリップ、
ロープを持ったり銜えたりしたまま動かない、、、)などの確認をしました。

安全面さえしっかりしていれば、
登る技術は本人がたくさん登り込んで自分で身に付けるしかありません。

今日は青空の下、楽しいクライミングができました。



2006.05.14・・・・オープン山行
今日は、山人メンバーと一般の人(ほとんど友達)総勢12名でのにぎやかハイキングでした。
今年の冬、地図コンパス登山でトレースした尾根ですが、
その時の印象が良かったのと、シャクナゲの木が結構あったのでまた登ってみました。

シャクナゲはもう見頃を過ぎていましたが、足元には小さな草花がたくさんあって、
詳しいメンバーから名前を教えてもらいながらのアカデミックな山登りとなりました。

お勉強の後は、金泉寺でノンビリユッタリのお昼を楽しみました。



2006.05.11・・・・琴の尾岳
我が家の裏山「琴の尾岳」までmimimamaさんと行きました。
車道の峠の扇塚峠にある公園まで車で上がり、
みかん畑の中の道を歩いていきます。

早生の温州みかんには、もう白い花が付いていました。
この道は遊歩道になっていて、琴の尾岳まで続いています。
猪防止のために電気が流れるワイヤーが張ってありますが、
昼間は電気は通していないそうです。

道端には、植えられたツツジが咲いていました。
今日は、途中から泉コースの方に入りました。
長与川の水源です。

山頂下の四阿屋でお昼を、、、、、
でもmimimamaさんのザックにあるはずの食料がない、
結局、ザックに入っていたコンソメとソーメンだけを食べました。

私の楽しみ、ビールのおつまみは、乾いたパリパリのソ−メンでした。
まっ、それなりに美味しかったですけど、



2006.05.10・・・・鳥の声

先日、宮崎の大崩山の山中にテントを張って一晩過ごしました。
宵の内からさっそく鳴き出しました。「ブッポウソウ」です。

昔、この日と同じ場所にテントを張った時も鳴いていました。
調べてみると、六年前のことですので、あの時と同じ鳥が鳴いていたのか、
それともその子孫なのか、、、、ブッポウソウの寿命を知りませんのでなんとも言えませんが。
でも、なんだか懐かしかったです。
そうそう、ブッポウソウと鳴くのは、コノハズクの事で、
いわゆる姿のブッポウソウはまた別の鳥だそうです。

そして、ついこの前は野岳でクライミングをしている時に、
「ヒョロヒョロヒョロヒョロ・・・」と言う鳴き声を聞きました。
アカショウビンです。

多良山系でも時々この鳥の声を聞くことがありますが、
野岳で聞いたのは私は初めてでした。

なかなか思うように登れなくて、カリカリしそうになった時に
あの声が聞こえて来ると、心が平常心に戻ります。
哀愁を帯びたアカショウビンの鳴き声は、
マイナーコードの多い山の歌にも通じるものがあるような気がします。

♪懐かし〜い、北アルプスの〜、思い出よ〜♪



2006.05.08・・・・今日も野岳
今日は時間が空いたので、またまた野岳に行ってきました。
福岡ナンバーと佐賀ナンバー車が一台づつ停まっていました。
先日の土砂降りで染み出しが心配でしたが、案の定正面壁は登れる状態ではありませんでした。

アップを兼ねて、奥へ行きました。
アンダーツウアンダーと魔終を登りさらに奥へ、、、

フリーフラワーに一回チャレンジして、昼食としました。
隣りを登られていた方達にご挨拶をし、今日はノンビリ昼休みです。
平日の野岳は、週末の賑やかさはなく静かな時間が流れます。
隣のパーティーはクライミングスクールのようで、年配の方達も果敢にチャレンジされていました。
後で挨拶をしたら、ネットでよくお名前を拝見していた「エダエダさん」でした。

エダエダさんのHP「ライトフットワ−ク」

さすがにウマイです。
「遠〜い」を一撃でした。唖然、、、
またの再会を約束して我々はお先に野岳を後にしました。

帰路、あまりに緑がきれいだったので萱瀬ダムに立ち寄りました。
今日の多良山系は、深緑が目に染みる鮮やかさでした。



2006.05.06・・・・野岳
今日、久しぶりに野岳にクライミングに行きました。
もう3ヶ月振り位です。
雨の天気予報が出ていましたが、野岳に着いてみると、長崎のクライマー仲間が揃っていました。
今日は県外からのクライマーはゼロでした。
長崎組は、上級者揃いで、正面壁に取り付いていました。
みんなに挨拶をして、私とmimimamaさんは、奥のエリアに移動しました。

後から、プルージックしげちゃんがやってきて、一緒に登りました。

2時頃からは雨が降り出し、3時過ぎには撤収しました。
久しぶりに生岩を登り、指先の皮膚が痛いです。

やっぱ、時間を作って野岳にも通わなきゃあ、、、、



2006.05.02・・・・岩屋山
岩屋山へmimimamaさんと二人で登りました。
今日は、小江原の警察学校の上からのお手軽登山でした。
今週末の九重テント泊山行に向けてのボッカトレのつもりでしたが、ちょっとお手軽過ぎました。
mimimamaさんは、山道沿いのつわを取るのに忙しく、ボッカと言うより山菜ハイクと言う感じでした。

岩屋山はさすがに人気の山です。
山頂には数人の登山者が憩っていました。

その中には、昔私が在籍していた「長崎南稜山岳会」のH野さんがいて久しぶりの再会ができました。
今は会の副会長をされておられるそうです。
一緒にお昼を食べて、私たちが訓練のために担いできた
ツェルトとタープの張り方の練習にも付き合ってくれました。

H野さんと別れて、下山は舞岳方面に向かい
林道をつわを摘みながら歩いて車のところへ戻りました。

岩屋神社からのコースは少し暗い感じの樹林帯ですが、
今日のコースは明るく広々とした道が続き、
mimimamaさんも気に入ったようでした。

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