2005.06.30・・・・長崎の電車はちょっと違う
長崎の人ならご存知でしょうが、長崎市内には長崎電気軌道という民間会社の電車が走っています。
市営の電車だと勘違いする県外の方もいらっしゃいますが、立派な民間会社です。
民間の会社なのにどこまで乗っても百円です。
それでなんとか黒字経営だそうです。スゴイです!
そんな電車に関する素敵な出来事を先日目にしました。
私が車で市内を走っていた時の事です。
目の前の横断歩道を赤信号なのに手を上げて渡ってくるお婆さんがいました。
車の往来が多いメインストリートです。
危ない!・・・・そう思っている間もなく、帽子を被った男性がお婆さんの所に走ってきました。
電車の運転手さんでした。
運転手さんは、お婆さんの手を引いて安全なところにお婆さんを案内して行きました。
電車には結構な人数の乗客が乗っていましたが、みんな優しい表情で見守っていました。
お婆さんは少し目が不自由だったようです。
そして多分今電車を降りたばかりの乗客だったようです。
目が良く見えないので、赤信号なのに渡り始めたのでしょう。
とっさに電車を停めてお婆さんに駆け寄った運転手さんの行動に感動しました。
と同時に、電車を停めてしまったそんな運転手さんの行動を非難するのではなく
優しい表情で見守っていた乗客の人たちにも暖かいものを感じました。
先日、どこかで電車の大きな事故がありましたが、
その時、その電車に乗っていた電鉄の社員が、救助活動にも加わらずに普通に出勤していたとの
報道がありましたが、この長崎の運転手さんの話を聞かせたいものだと思いました。
長崎電気軌道、バンザイ!
百円電車、バンザイ!
2005.06.21・・・・ノリ
あなたはノリが良いですか?
私はノリが悪いと言われることがあります。自分でもそう思います。
私は自分を忘れて、はしゃいだり騒いだりすることがどうも苦手です。
(こう見えても人見知りするんだぞ〜〜)
年齢のせいだけではないように思います。
同年代でもノリのいい人はいますし、あんな風にできたらなあ〜〜と思ったりします。
でも人の性格なんてそんな変えられるものでもないし、それはそれで自分なんだと思っています。
で、、、、、、いきなりですが、沢の季節です。
人付き合いが下手な人間は街ではなく、沢に向かうのです・・・・・
なんて事を書くと、「俺はネアカだぞ!」って、沢屋さんから言われそうです。
多分ネアカの沢屋さんは、滝登りやシャワークライミングなどがお好きなんでしょうか・・・
私のような暗い沢好きは、ひたひたとぼとぼと谷を歩いて、そこらに寝床を探して
焚き火をジッと暗い目で見つめる・・・・・暗い沢の闇の中で、、
なんて事書いてると、誰も沢登りに誘っても付いて来ないようになったりして、、、ウソよ〜〜ん!
2005.06.10・・・・アリーナに山之内和豊の妻がいた。
掲示板や動画でお知らせしたとおり、プルージックしげ様がアリーナの課題のルートを落としました。
本人もジンワリ来るものがあったようですが、ビレイしていたヌンチャクお春さんもウルウル状態でした。
mimimamaが、「良かったね、お春さんのおかげよ」と声を掛けると、
お春さんは、「主人の成功は私の喜びなの・・・」と、か細い声で言うのでした。
そばで会話を聞いていた私は、
「うちとは違うなあ・・・うちなら、
『ダンナのレッドポイントは私の怒り!ダンナの失敗は私の安心。』、だよなあ・・・・」
そんなこと思ってしまった私は、また今夜は晩飯抜きでしょうか・・・・・不安、
2005.06.07・・・・一年の始まり?
今年も6月に入りました。
梅雨入りもそろそろかな、と思えるこの時期は、
沢好きの私にとってはなんとなくそわそわしてくる時期ではあります。
梅雨入り前のこの時期はいい天気が続くことが多く、気温も高い日が多いです。
5月の連休辺りも沢を始めるにはいい頃なんですが、今年は少し真面目にクライミングをしていたので
沢の方が遅くなってしまいました。
今週末辺りに沢の装備の使い初めをやりたいと思っています。
そろそろ沢かな・・・・と思うこの時期、
去年の秋にしまい込んでいた沢グッツを引っ張り出して、装備の点検を始めるのです。
「まだ、靴底のフェルトは大丈夫だな。シュリンゲは○本は更新だな。
9mm×50mのロープがもう一本ほしいなあ。」とか、
「今年の沢ファッションはどんなのが流行なのかな・・・・」と、山の雑誌を見てみたり、
「今年は初めての谷はどの谷にしてみようかな・・・」と、沢のガイド本やネットで調べてみたり、
そんな作業や調べ物をするこの時期は、私にとって一年の始まりのような、
ワクワクする楽しい時期なのです。
一年に一本は、本気(マジ)で取り組む初めての谷に入る事を目標にしているのです。
今年はそれをどの谷にするか、
そして、新しくスタートした「山人」という山の会では、初めての今年をどんな沢シーズンにするか、
今年の「山人」の沢登りの到達点を、どの谷の遡行に設定して、
そのためにどんなスケジュールを組んでいくか、、、、
まずは岩登りの基本を身に付けて、地元の多良山系の谷で沢に馴れてもらって、
メンバーの力量に合わせた谷を目標にする事になるのだと思います。
「山人」の考え方の基本は、「ご馳走登山はしません!」・・・・なのです。
ご馳走は、自分で材料を揃えて、自分で下ごしらえをして、じっくり煮込むなりして
始めて「ああ、おいしいなあ!!」と感動できるものなのです。
そのためには、自分で材料を見極める力、下ごしらえのための包丁さばき、
じっくり煮込むための火加減、水加減、火の通り具合、などなど
いろんな能力が要求されます。
そんな力を身に付けて、やっとご馳走作りに取りかかれるのです。
だれかに連れて行ってもらって、「すごかったねえ〜、楽しかったねえ〜」と言う山登りは
「山人」ではしないのです。
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話が違う方に進んでしまいましたが、
沢の道具を並べて眺めているうちに、そんな事を思ってしまった今朝でした。
さあ、一年が始まるぞ〜〜! |
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