【Jimny徒然記】 2004年2月

*このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2004.02.29・・・・岩を遊んだ二日間
2004.02.26・・・・再び矢岳
2004.02.20・・・・耐寒訓練

2004.02.12・・・・遭難なんてできません!

2004.02.10・・・・世阿弥の残した言葉
2004.02.08・・・・長崎市内の岩場「矢岳」
2004.02.06・・・・人工壁

2004.02.29・・・・岩を遊んだ二日間

2/28は、タケ、モト、mimimama、Jimnyで牛首岩でクライミングを楽しみました。
3ピッチのノーマルルートをmimimama&たけ、Jimny&もと、の2パーティーで登りました。
タケちゃんとモトちゃんは初めてのマルチピッチでした。
その後、ショ−トルートにチャンレンジ!
2人とも完登はなりませんでしたが、がんばりました。
タケちゃんは、右のカンテルートにトライしましたが、
微妙なカンテへの移り込みができました。
mimimamaさんは、左のクラックルートの上部の人口ホールドまで到達。
本人も満足そうでした。

その夜は、お2人はホテルJimnyでご宿泊。
プルージックしげさまとヌンチャクお春さまもシュラフ持参で乱入し、
6人で山と岩の話で盛り上がりました。
その夜は雷雨でしした。

朝から、しげさんとお春さんはいそいそとお帰りになりました。
残った4人で山のビデオでも見てくつろいでいると、空がだんだん青空に・・・・・
「こりゃあ、行かんば!」

急遽、風頭岩に行く事になりました。

2人とも風頭は初めてでしたが、
タケちゃんもモトちゃんも、6番のルートをほぼ登り切りました。
いよいよ沢シーズンも近まり、気合が入るJimny倶楽部です!


2004.02.26・・・・再び矢岳

今日は、もりもりと2人で矢岳にクライミングに行きました。
今週末の牛首岩合宿に参加できないので、その代わりのトレーニングです。

今日のもりもりの課題は、フリクションでの立ち込みと、クラックルートのハイステップです。
フリクションのみの立ち込みは、今日はクリアーできませんでしたが、
クラックルートの取り付きでのハイステップは自分のものにできたようです。
でもこのルートはその後のジャミングを決めてテラスに上がりこむまでが核心部のようなものです。
まだまだ道は遠いかも・・・?

で、私はと言うと・・・・
偉そうに言っただけであんまり登ってまっしぇ〜〜〜ん!


2004.02.20・・・・耐寒訓練???

北海道の息子そのAの近況が届きました。
最近はスキー&スノボ三昧だそうです。

そんなある日、先日仕事上の訓練があったそうです。
千歳市を流れる千歳川に30分浸かるというか流されるというか、そんな訓練だったそうです。
水温は0.2℃とのこと。

緊急時を想定しての訓練だそうですが、
私が以前遡行した秋の黒部の水温が8℃でした。
その時はほんの数分間のことでしたが、凍えるような気分を味わったのを思い出します。

真冬の北海道の川に30分も浸かるなんて、私がやればそれこそ年寄りの冷や水ですね。

山のためなら少しくらいの我慢も出来ますが、、、、、
なんとも、大変な仕事のようです。

ちなみに息子のお嫁ちゃんは、流される息子を橋の上からただ黙って見ていたそうです・・・・


2004.02.12・・・・遭難なんてできません!

先日のK大学の遭難騒ぎは深刻な事態にはならず、ホッ!と胸をなでおろしましたネ。
結局、航空自衛隊と福井、富山両県のヘリが合計5機出動したそうです。
それに航空自衛隊の捜索ジェット機1機も飛んだとの事でした。
地上からは、陸上自衛隊、福井、富山両県警から50人が救出に向かったそうです。

ヘリを1時間飛行させるのにかかる費用は、福井県警のヘリだと40万円、県の防災ヘリだと70万円、
空自のヘリは100万円と新聞に出ていました。

天候回復を待つ待機時間にかかる費用も含めれば、今回の救助に要した金額は
1億3000万円はくだらないだろうとの専門家のコメントでした。
もっとも、今回は全て公的機関からの出動だったので
実際に遭難した学生達に請求されることはないそうです。

しかし、これだけのお金がかかった事はまぎれもない事実。
まさに、先日「遭難救助にかかる費用は当事者が負担するように出来ないか?」と、
長野県知事が役所に検討するように指示を出したとのニュースを聞いたばかりでした。

もしも、民間ヘリが出動した場合や公的なものも費用負担が現実となれば、
今回のケースでは、1人あたり1000万円近くの費用負担となる計算です。
遭難対策費用に1000万円の補償を組んだ山岳保険に入っている人は、おそらくほとんど居ないでしょう。
それよりも、お金のことだけではなく、たくさんの方に迷惑をかけてしまいます。

この遭難は中央の冬山の特殊なケースとばかりは言えないかもしれません。
九州内であっても、沢の中で動けなくなったりすれば、数日間山中で救助を待つということも考えられます。
そんな場合を想定して、非常通信手段と、セルフレスキュー、フォーストビバーク、応急処置、
エスケープルート判断のための地図とコンパスの知識、などを日頃から訓練しておく必要があります。

それと、今回の遭難でもうひとつ基本的なミスがあったそうです。
無線機とヘッドランプの電池が違う種類だったとのことで、無線機での通信が充分に出来なかったそうです。
山の装備の電池は使い回しが出来るように、同じ物にするという事は基本的なことです。

今回の遭難騒動を自分の事としてもう一度自分自身を見直してみたいと思う今日この頃です。

2004.02.10・・・・世阿弥の残した言葉

室町時代の能役者で能作者でもあった世阿弥が残した言葉の紹介がラジオで流れていました。

「人は、若いときには無限の可能性を持っているが、年を取る毎に可能性を失っていく。
 しかし、それと引き換えに人は自由を手に入れる・・・」と、そんな内容だったと思います

可能性を持っているという事は、その可能性に縛れているとも言えるのかも知れません。
肉体的、時間的に可能が不可能になった時、人は自由になれるのかも・・・・
私も、山に関して年齢的にその過渡期のような気がしています。

あれもしたい、これもしたい、でも時間がない。
今ならまだ出来るかも、あと何年かしたらもう無理かも、、、、、
残された可能性に縛られている自分がいるようです。

少し前の事になりますが、私が山の師と尊敬する人と久しぶりに多良岳の山中で会いました。
お互い別のパーティーでしたが、やさしいバリエーションルートの途中でした。

その方に、私が山の会で指導していただいていた頃は、時折鋭い目線を感じていたものでした。
多良の山中でお会いした時は、とてもやさしい目をしておられました。
「あ〜、山を楽しんでおられるなあ〜」と、感じました。

もちろん、まだまだいろんな可能性にチャレンジされておられることと思いますが、
なんだかとても自由な山登りをされておられるのでは・・・と感じました。

人間、いくつになっても可能性を捨ててはいけませんが、
自分の心の中で、やさしく自由な山登りを楽しめるように・・・・・・

なれたらいいなあ〜〜、 


2004.02.08・・・・矢岳

今日は、長崎市内の岩場「矢岳」に行きました。
たか、もりもり、たけ、もと、mimimama、Jimnyのメンバーでした。
私自身久しぶりでしたが、全員ほとんどが初めての岩場ということで楽しそうでした。

ここの岩場は南向きなので、冬でも今日のような日差しのあるときは暖かくて気持ちいいです。


2004.02.06・・・・人工壁

今日は、平日の休みが合った「もりもり」と、長崎市内の「かぶとがにアリーナ」に
インドアクライミングに行きました。
近場の生岩に行くつもりだったのですが、空は今にも降り出しそうな空模様・・・・
結局、「かぶとがに」に行く事にしました。

私自身まるで登れませんが、先日大村シーハットに行った折、「もりもり」の登りを見ていて、
体の振りを覚えさせた方がいいなあ〜、と思い、今日の練習となりました。
最初にウォールの方で練習をしました。

途中雪混じりの雨が振ってきたので、ロープを撤収してボルダーへ・・・・

今日この時間は我々2人だけの貸切でした。
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