2003.01.30・・・・長崎かぶとがにアリーナ
1/30・長崎市内の長崎市総合体育館(通称かぶとがにアリーナ)にある人工壁に行ってきました。
mimimamaさんと二人で出かけたのですが、
ボルダー壁に遊びに来ていた長崎大学の学生さん達と一緒に楽しみました。
左の画像は、まだ日が高い時刻。
右は日没後、ライトアップされたウォールを登る学生さんです。
2003.01.24・・・・究極の自然保護
山登りをすれば登山者の心は癒されます。
でも山は、登山者に踏みつけられて痛みます。
登山者が呼吸をすれば二酸化炭素を出すし、御飯を食べれば排泄物が出てきます。
それはまだ自然のサイクルのひとつと考えられなくもないですが、
人間が便利さを求めれば求めるほど人間の暮らしは自然にダメージを与えてしまいます。
人間が地球に存在していること自体が地球を痛めています。
究極の自然保護とは人間が地球からいなくなること・・・・・・なのでしょうか?
いきなり、おちゃらけHPがシリアスなテーマに取り組んでしまい、戸惑っている人もいるかも知れませんね。
山登り、山に立ち入ること、山を傷つけること、
どこまで許されるのでしょうか?
いっさいが許されないと言うのであれば、我々は山登りを止めるしかありません。
登山道を歩くことだけは許される・・・・
であれば、ヤブコギなんてもってのほか、沢登りなども言語道断!
岩にボルトを打つなんて、岩がかわいそう・・・・・
国立公園や国定公園内は、登山道以外に立ち入ってはいけない事になっています。
くじゅうの小田川や鳴子川などでの沢登りなんかも法律違反です。
指山から三俣山へのルートや、大船山東尾根ルートも、
登山道としては認知されていないので立ち入り禁止です。
もちろん、大船山の御池などへ下ってもいけません。
阿蘇のワシトラなんてのもだめです。
冬場の赤谷のアイスクライミングもだめです。
私の好きな、道なき道のヤブコギ地図コンパス登山なんてのも、山ではできなくなります。
町でやるしかないでしょう・・・・・それも面白いかも。
行き着くとこは、尾瀬みたいに木道が整備されてるところだけが登山対象となり、
木道がないところは入ることさえ許されない・・・・
自然保護の行く付くところは、そんな結論なんでしょうか?
私は、沢登りとヤブコギが好きです。
楽しい沢登りや面白いヤブコギは、ほとんど法律違反をしないと不可能です。
あるところで、ある登山者が書いたあるレポートに対し、えらそうなコメントを発している自分自身の矛盾・・・・
なんか、迫力ない自分がいます・・・・
2003.01.20・・・・山口県・陶ケ岳で岩登り
1/19・福岡、北九州を中心とする山の会「さんらく会」のメンバーと、
山口県にある陶ケ岳という所で岩登りトレーニングをしてきました。
大きなバンドが途中に2つ横切る岩で、高さ50〜60m、幅50〜60mといったところでしょうか・・・
難度は様々で、数十本のルートが開かれているようです。
今日は、我々Jimny倶楽部も含めて初心者〜初級者のトレーニングでした。
トップロープクライミングの時の支点の作り方や、三点支持、トップロープでのクライミングとクライムダウン、
懸垂下降、などを行ないました。
自分自身も含め、まだまだ課題が多いですが、着実にステップアップしていきたいものです。
2003.01.18・・・・アドバイスは大事!
1/14・長崎市内のウォール「かぶとがにアリーナ」に行きました。(画像左)
ボルダーで遊んでいたら、ベテランの「Kさん」が来られ、ムーブを教えていただきました。
どうしても行けなかったところを、ポケットに入れる指の組み合わせと、
体重のかけ方を教えてもらい行ける様になりました。
1/16も時間ができたので野岳の岩場に行きました。(画像右)
ここでもベテランの人に付き合ってもらい、いろいろ教えていただきました。
ある程度のレベルになれば、人からアドバイスを受けずに、
自分でルートを読んでトライするのが本当なんでしょうが、
私くらいの初心者クラスのフリーのレベルだと、いろんな人にアドバイスを受けるのが近道だと思います。
なんか、とっても得したような2日でした。
*どちらも撮影日は別の日です。
2003.01.10・・・・山渓はなんの雑誌
山渓のキャンプサイトに、新しくコーナーを担当する事になった方がこう書かれていました。
「改めて山渓に目を通して見る。これって、スポーツ誌なんかなあ?それとも旅行誌、はたまた文芸誌か。
そもそもテレビを見る人をひとくくりにするのと同じで、山に関わるさまざまな人(ハイカー、クライマー、
山岳カメラ愛好家、紀行作家・・・)をひとくくりにするのが、無理があるんだろうなあ」・・・・と。
そんな視点で、山が好きな人のHPを見てみると、その人の山登りスタイルが見えてきます。
大きく、冒険スポーツ派、文芸旅情派、に分けてみると、
冒険スポーツ派の代表は、有持さんのHPや末永さんのHPなどが筆頭でしょうか・・・・
文芸旅情派は、水流渓人さんのHP(もっとも、最近は肉体派に転向されつつあるようですが・・・)
北海道の山女さんのHPあたりが素晴らしいですね。
かく言う私も、指向的には文芸旅情派を目指しているのですが、
いつもおちゃらけになってしまっています。反省・・・
ただ、山登りが他の趣味と決定的に違う事は、スポーツ派にも旅情派にも、
山は等しく厳しさを持ってそこにあるということです。
自分は、バリエーションはしないから岩登りは必要ないわ〜〜ではなく、
安全にハイキングを楽しむためにこそ、岩登りトレーニングは必要なのです。
ましてや、ハイキングリーダーでもするような人は、
細引きを使ったり、メンバーを安全に岩場を通過させるためにも岩トレは欠かせません。
私も昔山岳会に入った時に、なぜ興味のない岩登りなんかをしなきゃいけないんだろう・・と
ぶつぶつ言ったものでした。
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山登りは、スポーツでもあり、文化でもある・・・・と、その当時のリーダーには教えてもらいました。
スポーツはわかるけど、山登りが文化・・・う〜〜ん???
広辞苑によれば、「文化」には3つの意味があり、
そのBには、「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住を始め、
技術、学問、芸術、道徳、宗教、政治など、生活形成の様式と内容を含む。
西洋では、人間の精神的生活に関わるものを文化と呼び、文明と区別する。」とあります。
山に登る人の内面には、本人が意識しないうちにその人の内面に、
自分のスタイルの山登り文化が形成されているのだろうと思います。
山登りの基本をしっかり身に付けて、自分のスタイルの山登りを楽しみましょう!
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