いつもの事ながら、久しぶりの比叡山に出かけてきました。
メンバーは、私とmimimamaと、しんたろ、の親子パーティーです。
比叡山に来るようになってから、mimimamaといつかは登りたいと言っていた「ニードル」。
なかなかその機会がなくて、今回やっと登ることができました。
ナチュラルプロテクションでのクライミングは新鮮でもありました。
個人的には2ピッチよりも3ピッチ目が難しく感じました。
そしてもう1本登りたいと思って取り付いたのが「白亜スラブルート」でしたが・・・・
我々の力では、まだまだ力不足を痛感して、無理はせずに潔く敗退してきました。
やはりピンの位置が絶妙です。
あんたにはまだ早い・・・・そうピンが言っているようでした。
精神力はもちろん必要でしょうが、精神力だけで突っ込むのは無茶と言うものです。
きちんと登れる力量と、力量に裏付けされた精神力と、その両方が備わっていなければ
とてもリードで登れるルートではないと痛感しました。
ピンの打ち方ひとつにも、ルートに対する開拓者の思いが感じられ、1本1本のルートを
もっときちんと大事に登っていかなければ、と思いました。
今回のパートナーだった若い「しんたろ」と、「いつか力を付けてつるべで登ろうな」と
ルートを見上げながら、敗退してきました。
懸垂下降して時間があったので、今回比叡山デビューの「しんたろ」に
「TAカンテ」の下部だけリードしてもらいました。
もう少し比叡山に来る回数(頻度)を上げて、ここの岩場に慣れなければ、と感じました。
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