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今回のコースは何度か登ったことがあり、一時はネットにこのコースのレポートを上げていたのだが、
正規の登山道ではないと言う事や、いろいろな問題もあったりしてレポートは削除していたコースだ。
9年ぶりに辿ることとなった・・・・・・
9年前はほとんど踏み跡もなかったのだが、今回はよく踏み込まれた様子もあり、
取り付きにはなんときちんと案内板まで付けられていた。
素直にありがたがっていいものやら。 |
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しかし、コースそのものはやはり素晴らしいと感じた。
大船山に東(南東)側から登れるこのコースは貴重ではある。
展望も素晴らしいし、忠実に尾根を辿るコースは快適そのものだ。
花の時期に訪れたのは今回が初めてだった。
今まではほとんどが冬枯れの時期か雪の季節だった。
たくさんの花が咲いていて、花を訪ねる山行にも良いコースのようだ。 |
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それにしても、結構な登山者がこのコースから大船山を目指しているのだろう。
すでに黒土がえぐれている箇所もあった。
ガイド本にはこのコースの紹介はされていないはずなので、
ここを登る登山者がこのコースを知るのはネットからの情報と思われる。
自分のホームページから山の情報を発信している身としては、
いろいろ考えさせられるところだ。
本来国立公園内では、認められた登山道から外れて立ち入ることは許されていない。
以前九重で問題になった「舞鶴尾根新道」や「指山から三俣山のコース」などがあるが、
基本的には、この「大船山東尾根(前ゼリコース)」も同じ種類のものだろう。
じゃあ、沢登りはどうなのよ、、、バリエーションはどうなのよ、、、
そんなところまで話が進めば、自然の中に人間が入る行為そのものを
規制するしか方法はない、なんて事になりかねません。
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ともあれ、この日の九重は最高でした。
天気は良かったし、花はいいタイミングだったし、コースも良かったし、メンバーも良かったし、
今年のミヤマキリシマは、一株ごとの花の付きが例年以上に多かったように思いました。
それぞれの株にびっしり花がついている、そんな感じでした。
下山は入山公墓経由で下山し、有氏道路から今水登山口へと戻りました。 |
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