|
|
キリシマミツバツツジを見る山行を「山人」で企画しました。新会員の「すー君」「ヤンマー礼子」
それにmimimama、Jimnyの4人です。
前夜長崎を出て、霧島には10時過ぎには到着。テントで軽く祝宴を開いて就寝としました。
明け方からアカショウビンの鳴き声で目覚めて見ると、外は濃い霧に包まれていました。
少し風もあり霧雨状の雨も降っています。
当初は湯之野から新燃岳に登り、獅子戸岳との鞍部から
キリシマミツバツツジの群生地の中を新湯へと下る予定でしたが、
稜線はかなりの強風が予想されるので、とりあえず新湯から入り、
花を愛でてからその先は決めることにして出発しました。
車を新湯登山口近くに駐車し、新湯温泉の湯気を見ながら歩き出しました。
林道が終わると、赤茶けた色の水の上を丸木橋が渡してあり、そこを渡ります。 |
|
|
|
|
|
道は少しづつ急な登りとなり、ミツバツツジとミヤマキリシマをちらほらと見るようになってきます。
道横に「炭化木」がありました。霧島では初めて見ました。
江戸時代の新燃岳の噴火で燃えた木が炭になったものだそうです。
さらに登っていくと、散り始めたキリシマミツバツツジが現れてきました。
標高の低いところではそろそろ終わりのようです。
足元と頭上の両方にピンクの花びらが敷き詰められて、
なんだかそこだけ明るくなったような気がしました。
雨の中で見るキリシマミツバツツジは、しっとりとした大人の女性を感じさせる、そんな花でした。 |
|
|
|
獅子戸との分岐まで来るとさすがに風が強くて、
この先をどうしたものか今日のリーダーのmimimamaに判断してもらいました。
彼女が出した結論は、、、なんと、「行くでえ〜〜!」でした。アッパレ!
新燃岳を目指して登ります。風はだんだん強くなってきます。
稜線に出ると、強風が突風を伴って右横から私たちに襲い掛かってきます。
私のザックカバーも飛ばされてしまいました。時々、
足を止めて踏ん張らなければ倒されそうになります。
さすがにmimimamaとヤンマー嬢は安定しています。
なぜって、、、、それはここでは書けません。 |
|
|
|
|
|
新燃岳の淵を周りこんで木の階段を降りていきます。
まだまだ風は強く、ここまで休憩を取ることも出来ませんでした。
湯之野への分岐に到着し、休まずにそのまま下ります。
樹林帯に入り風も収まってきたので、ここでやっと昼食としました。
キレイな花と飛ばされそうな風と、、、、、なんとも不思議な山登りでしたが、
久しぶりに雨の中を歩いて、なんだか見も心も山モードになったような、
そんな気がした一日でした。 |
|
*本当は、下山後に本降りになった雨の中の車道歩きが一番手ごたえがありました。 |