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      三年ぶりに、大崩山系に入りました。 
            実質、山人の春合宿とゆうか、そんなに肩肘張っていったわけではありませんが、 
            参加メンバーはそれぞれに心して出てきたと、感じました。 
       
      朝5時半に長崎を出発して、途中ヤンマー礼子、クニさん、ビリーちゃんを乗せて上祝子登山口をめざしました。 
      思ったほどの渋滞もなく予定どおりに到着。 
            高速1.000円のおかげか、神戸ナンバーの車が目に付きましたが、 
            5月の連休にしては車が少ないような気がしました。 
      登山口を11時に出発、共同装備の重さもそれほど感じずに進みます。 
      大崩山荘のところで小休止、大崩山は初めてのビリーちゃんに小積ダキを見せに沢に下りました。 
      途中三つ葉つつじを見たり、和久塚に立つ登山者を見つけたりしながら、吐野に到着。 
       
      渡渉に苦労した記憶がありましたが、今日は沢の水が少ない! 
      なんだか潤いにかけますがそんなこと気にしてられません。 
      目指すは、権七小屋谷のテン場です。 
      右に左に沢を渡り、先へ進みます | 
           
        
       
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      瀬戸口谷を右に見て金山谷を進んで行くと、モチダ谷に出合う。 
      更に遡っていくと今度は中瀬松谷と出合い、金山谷本流と分かれて、中瀬松谷へと入っていく。 
      ほどなく、権七小屋谷吐合に着き、5〜6分でテン場に到着。 
       
      広々としたテン場は、真っ直ぐに伸びた高木がメルヘンチックな雰囲気を醸し出していました。 
      午後4時をまわっても日は高く、木々の緑が眩しいくらい鮮やかです。 
      皆でテントを張り、夕飯の宴の準備にとりかかりました。 
      早々にビールで乾杯し、それぞれ持ってきたつまみで飲み始めるとすぐに、 
      前菜のボイルしたウィンナー、次にメインの鴨鍋登場。 
      私が食料担当のときは、いつも鴨鍋です。 
      翌朝の雑炊まで、鴨の美味さを堪能できますし、非日常感を高めてくれるからです。 
            歌などもでて、酒は飲み尽し、夜9時就寝。 | 
           
        
       
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            すっきり晴れない朝でしたが、ゆるやかな時間の流れが心地いい。 
      天気や、皆の体調など考慮し、二日目の行程が決められました。 
      稜線へ詰めて、鹿納山から鹿納の野を経て金山谷を下るコースです。 
            このあたりでは、鹿納坊主だけ行っていないので個人的には嬉しかったのですが、 
            それも初めのうちだけ。 
      権七小屋谷からの詰めの厳しいこと、脆くくずれそうな谷をじわじわ登るのです。、 
      大きなザックを担いで登るので苦しかったですね。 
      谷は荒れていて、ガレ場が続きます。 
      岩をひとつでも外してしまえば、総崩れになりそうな感じで、緊張が続きました。 
      稜線に出たところが小広場でここで休憩し鹿納坊主へ向かいました。 | 
           
        
       
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      岩峰のピークに立ち記念撮影を済ませくだるのですが、これが危ないし怖いです。 
      鹿納の野に着きお昼にしました。 
            さあ、ここから先また谷の下りが待っています、 
            曙つつじを間近に見ながら金山谷の分岐まで進みました。 
      下り始めてすぐに、権七小屋谷より歩きやすいと思いましたが、 
            思いのほか短時間で下れたものの、傾斜がなくなってからだらだらとガレ場が続き、 
            吐合までが辛い歩きでした。 
      谷は崩れた岩の屑で埋まり、水の流れもなく(伏流水)寂しいかぎりでした。 
      吐合からすぐにモチダ谷、そしてパラツク雨のなか三里河原を過ぎ、樹林のなかを戻りました。 | 
           
        
       
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      上祝子登山口に戻ったときは皆から小さなため息のような声がでていました。 
      安堵感、達成感、いろいろな思いで歩き通した二日間の気持ちでしょう。 
            重いザックを担いでの、今回の山行はかなりハードでしたが、 
            参加メンバーそれぞれがひとりの登山者として成長していくステップになったこと、 
            そしてメンバーシップの成長にもなっているなぁと感じました。 | 
           
        
       
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