【祖母山、ラクダ岩・調査試登】祖母山の小屋番さんと、ラクダ岩という所に下見に行ってきました。 【月日】・・・・・・2000年5月18日〜19日
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「ラクダ岩」の南からガレ場を下りこむ。 ここが、「川上本谷」を遡行すれば 詰めの登りとなる所だ。 落石に注意しながら、岩クズだらけのルンゼを下る。 「ラクダ岩」は二段になっているが、その一段目の下に取り付く。 高さ5〜10mの岩だが、 ブッシュ混じりにルートを取れば、簡単に登れそうだ。 せっかくなので、岩登りが楽しめて 中間支点が取れる木があるルートを小屋番さんがリードで登る。 登った後、小屋番さんが 「ここはあんまりおもしろうなか。 Jimnyさん、そっちば登ってみんですか・・」と 進められるままに、右手のルートに取り付く。 フックスしたロープに、最近手に入れたばかりの 小型のユマールをセットして登る。 こちらは結構、ホールドも微妙で気合が入る。 「ここは、ノーピンでは登りとなかばい・・・・」 トップロープでよかった。ホッ! 続いて小屋番さんが登る。 「うんにゃ、ここはV級ばい・・・」 |
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場所を変えることにする。 更に突端に出て、二段目の岩の上に出る。 ここはオーバーハングしている。 高さは7〜10mといった所。 立ち木にロープをフィックスして、懸垂下降で下りる。 空中懸垂になる。 Jimny、小屋番さんの順で降りて、「さて登ろうか」、と 岩を眺めてみるが、いかにも脆そうだ。 引き出し状の岩で、持ったそばから抜けそうな感じだ。 とりあえず、取り付いてみる。 ハングしているが、ホールドは豊富そうなので 登れると思ったが持つ岩はほとんどグラグラ状態。 途中で諦める。 右手から簡単に巻いて登れるが、もったいないので めったに機会がないブルージック登攀で登る。 小屋番さんは、私が上から確保をして、 やや右寄りのルートからフリーで登ってくる。 こちらはまあまあホールドはしっかりしているとの事。 しかし、ハングしているので 結構気合が入った表情で登ってきた。 |
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アケボボツツジが見事な景観を楽しんで、ロープを回収して小屋へ向かう。
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