≪Jimnyの沢登りレポート≫

恐淵谷・犬ケ岳・・・NO2



この谷で一番立派な20mの大滝に出た。

水流の左の水際に
登れそうなラインがあるが、
倒木がいやらしい感じで
ラインを塞いでいる。

一旦、滝の左手の側壁からガレ場を登り、
滝の上に出る。

せっかくなので、懸垂下降で降りて、
登り返す事とする。

立ち木にロープをフィックスする。
30mロ−プだとほとんど一杯だ。

全員一旦滝の下に降り立つ。


Jimnyがユマールで登り、
後続は上からの確保とする。
 
滝の下部には、ハーケンが二枚打ってあった。
  
上半分には、ハーケンやボルトはないので、
リードするときは上部は左手に逃げるのだろう。

我々はトップロープだったので、滝芯を登る。
  
上部はホールドに乏しいスラブ登りとなる。

「mimimama」、「WAKABA」、「ゴージャス」
の順にスイスイと登ってくる。

この滝で核心は終わりのようだが、
ロープを出す滝はまだまだ続く。



8m滝は、倒木を利用して登る。

ここからは静かな沢歩きの様相となる。
最後に5mの滝を登れば、林道はすぐそこだ。

林道に出ると、そこに我々を待っていたように、
ベンチがあるではないか!

靴を脱ぎ、装備を解いて昼食とする。

飯豊連峰の出発が
間近に迫った「mimimama」さんも
いい息抜きになったのではないでしょうか・・・・

沢のシーズンになると、
目の輝きが違う「ゴージャス」嬢は
今日も嬉々としてシャワークライムを楽しんでいた。

ますます腕を上げるであろう「WAKABA」ちゃんも、
これからの成長が楽しみだ。
 
下山途中は「キツネノカミソリ」が満開だった。

長崎からは、ちょっと遠いけど「恐淵谷」は
楽しい沢登りができる谷でした。

  

          終わり・・・・・・・・・・Jimny





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