女だけの・・・・・・・・・

      【祖母傾縦走登山プロジェクト】

                             VOL・・・・・・4   2000.1.23(日)

                                            

祖母傾の縦走を女だけでやってみよう!、それも美人だけでやろう!・・・という大胆不敵な企てを
鏡を見たことがない女4人が言い出して、今日がはじめての合同トレーニング。
雨の中、グズグズ言ってる4人をアゴバイザーのjimnyが追い立てて
予定通り、決行しました。


*雨の中の山行となったため、カメラは持参しませんでしたので
 山行中の画像はありません。下山後のショットだけです。m(_ _)m

【月日】・・・・・・・・・・・・・2000.1.23(日)
【山域】・・・・・・・・・・・・・多良山系
【天候】・・・・・・・・・・・・・雨
【メンバー】・・・・・・・・・・(プロジェクト隊員)・・・ヤンマー礼子隊長、ヌンチャクお春副隊長、
                            ゴージャス昭美、mimimama 
               (うるさい外野)・・・・・口だけjimny、
                           可愛い娘を見ると同級生じゃない?と言うシゲミチャン

【コース】・・・・・・・・・・・郡岳南登山口(8:15)〜郡岳(9:15)〜遠目越(9:52)〜遠目山(10:24)〜
             春日越(11:05)〜岩屋越・昼食(11:50/12:30)〜P822手前のピーク(13:30)
             〜P865(13:57)〜つげ尾(14:10)〜黒木P(15:25)

今度のメンバーの中で、落ちこぼれそうな 「ゴージャス昭美」と「mimimama」の二人に
テント泊まりの実修の中で、テント生活の訓練や朝の出発までのスピーディーな行動を体験してもらおうと、
私jimnyと前記の二人で前夜から、雨の中でのテント泊を登山口の黒木にて行った。
 
強い雨の中、快適に眠ることができた。
特に、「ゴージャス」ちゃんは、朝から「よー寝たばい」といいながら起きだしてきた。
黒木の駐車場に行ってみると、「ヤンマー礼子」隊長、正式に参加表明をした「ヌンチャクお春」副隊長、
それに、新しくアゴバイザー陣に加わった「山で同級生の輪を作る会会長・シゲミチャン」」はすでに到着していた。

降りしきる雨を見ながら、「どげんする?」、「行くね〜?」、「なんか気の進まんね〜」、
「平谷温泉が近かね〜」・・・・・・・・

グダグダ、ブツブツ・・・・

「コラーッ!わいたちはなんば考えとっとやー!」
「真面目にやれー!」

と、jimnyが一喝!
・・・たまには、マジになるjimnyなのです。(^_-;)

 予定では、郡岳から岩屋越、ツゲ尾と歩いて、黒木に戻るコース。
 黒木に車を一台残し、万一途中下山の場合を考えて岩屋にも車を一台置いて出発地点の郡岳南登山口へ・・・・。

 今日のコースは、古くから長崎の先輩岳人たちが、日本アルプスの高峰を目指す時のトレーニングとしてきた
 伝統のコースです。
 
 総歩行距離およそ15kmの長丁場。
 この雨の中、歩き通せれば「祖母傾」が一歩近づきます。


 「ヌンチャクお春」副隊長をトップに、二、三番手に落ちこぼれ候補二人、 「ゴージャス昭美」「mimimama」と続き 、ラストは「ヤンマー礼子」隊長。その後ろから、口だけjimny、一日に三言しかしゃべらない シゲミチャンと続きま す。

 登山口から郡岳までは自然林の中のいい道なのだが、あいにくの雨で楽しむ感じではない。
 少し、早めのペースで郡岳に到着。
 雨とガスで展望は全く利かない。
 ここから、東に進路を取り、「経ケ岳」への縦走路に踏み込む。

 メンバー全員で、地図コンパスで方向を確認し、要所要所では現在地の確認をしながらきっちりと歩いている。
 先頭の「お春」副隊長がいいペースを作ってくれるので、パーティー全員もいい感じでついて行っている。
 「この感じで行ければ本番の縦走も大丈夫みたいだね」と以前、いっしょに冬の祖母傾縦走をした私jimnyとシゲミ チャンは後ろから話しながらついて行く。

 「遠目越」で林道と出合い、先に進む。
 「遠目山」からは切りたった尾根を進む。
 「春日越」を過ぎ、「岩屋越」に到着。


 「昼食ッ!」との、隊長の号令がかかり全員それぞれの準備にかかる。

 ここでも「お春とシゲミ」は二人だけの世界を作っている。
 *カニのスープ、ご馳走さんでした。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 「岩屋越」からは、変化のあって面白い尾根道となる。
 トップは「ヤンマー礼子」隊長に代わっている。
 ロープのある岩場の上り下りが何箇所か出てくる。
 雨でスリップしやすいので、注意して進む。
 全員快調なペースで「ツゲ尾」に到着。
 此処まで来れば勝ったも同然!

 予想以上に落ちこぼれ組も元気でした。
 礼子隊長もお墨付きをくれました。(^o^)

 「ツゲ尾」からは歩きにくいガレ場の下りです。
 慎重に下ります。
 下りになってさらに元気な足取りでトップを行く「ゴージャス」嬢。
 途中、一度も休憩を取ることもなく一気に黒木へ。
 林道を、アッケラカンとペチャクチャおしゃべりしながら前を歩く落ちこぼれ予想組の二人を、後ろから見ながら、
 隊長がポツリ・・・
 「あん二人はなんごともなかったごと歩きよるね〜、
 強かばい」と舌を巻いた。

 無事、予定通りのコースを降りしきる雨の中歩きとおし、今日の目的は達成できた。
 「祖母傾」が一歩近づいたようだ。

 下山後は、近くの「平谷温泉」に浸かり、これからの事を打ち合わせ。
 メンバーも正式に決定し、いよいよ本格的にスタートです。

  *当面の課題は、所属山岳会から山行許可を得るために、それぞれが実績を積んで
   納得させる事が必要になってきます。

       ガンバッ!