≪Jimnyの山登りレポート≫

紅葉の大崩山


                    VOL・・・I

 *紅葉の「大崩山」に、テント担いで行ってきました。
  天候に恵まれ、気持ちのいい山行でした。
                              

【山域】・・・・・・・・大崩山系
【登った山】・・・・・大崩山
【山行日】・・・・・・2000年11月3日(夕)〜5日

【行程】・・・・・・・(11/3)長崎発〜上祝子登山口(テント泊)
          (11/4)上祝子登山口〜大崩山荘〜湧塚コース〜小積谷〜上湧〜大崩山〜
                中瀬松谷〜権七小屋谷(テント泊)
          (11/5)権七小屋谷〜三里河原〜吐野〜大崩山荘〜上祝子登山口〜長崎へ

【メンバー】・・・・・ボッカ馬場、ヤンマー礼子、Jimny


紅葉の「権七小屋谷」にテント泊するのが長年の夢だった。

今年の春に「大崩山」に行ったときに、「金山谷」にテント泊したが、
新緑もいいが、やはり紅葉の時期に谷の中で一日過ごしたいものだ・・・・・と、改めて思った。

そこで、今回は、Jimny、ボッカ馬場、ヤンマー礼子、の三人のメンバーで行く事になった。
mimimamaは、急遽用事ができて涙を飲んだ。

今回は、mimimamaたちと「祖母傾縦走」の時にお友達になった「延岡のYasu」さんから
小積谷コースを聞いて、そこから入る事とした。

長崎から高速を使い、大分米良ICまで走る。
犬飼町、三重町、宇目町と抜けて下赤から林道に入る。

上祝子登山口まで、4時間30分で着いた。
「大崩山」も近くなったもんだ。

さっそくテントを張って、ささやかな乾杯をして明日に備える・・・・・・・・・

 
 
11/4・・・晴れ

さすがに登山者が多い。
我々もそそくさと出発する。

「大崩山荘」で一休みして「湧塚コース」に進む。
丸木橋を渡り、しばらく進むと
Yasuさんが教えてくれた地点に着く。
ここから、「小積谷コース」に入る。  

「小積ダキ」を登るクライマーのものか、
赤いテープがある。

「小積ダキ」の下部岩壁を半分程過ぎる辺りから
赤いテープはなくなり、代わりに、思い出したように
ケルンが現れるようになる。

踏み跡はない、と言った方がいいだろう。


 右手を見上げれば、湧塚の大岩の
 上に登山者の姿を見ることができる。
 
 左側には、「小積ダキ」が圧倒的な
 迫力で迫ってくる。

 昔、1〜2度お会いしとことのある
 「庵」のKさんがフリー化したとか言う
 ルートはいったいどこに
 あるのだろうか?

 とても人間が登れそうなラインは
 この岩壁にあるとは思えない・・・・
 (モチロンワタシノウデマエデノハナシデスガ・・・(^_^;)
 
 
 
以前、山の会でお世話になった先輩は
この壁の中で途中で時間切れになり
ワンビバークして登ったとの事。

もちろん、昔の話ですから人工での
クライミングですが・・・・・・・・・

谷は段々傾斜を増してくる。

左手にYasuさんが言っていた
「リンドウの丘」へのルートが見える。

今日は、そのまま谷を詰めてみる事にする。
前方に見える「上湧」付近の紅葉が
きれいなので、このまま、あの紅葉の中に
突っ込んでみる事にする。    

水流がなくなる頃から、スズタケのヤブが
濃くなってくる。

スズタケの中を泳ぐ事、1時間近く。
突然、登山道に飛び出す。
   
 左に進むと「リンドウの丘」だった。

 「リンドウの丘」では、私が所属する
 「朝霧山の会」の会長初め、
 10名ほどの顔なじみとバッタリ!
  
 ちゃんと、会には登山届を
 出してますので堂々と挨拶しました・・(^_^;)

 会長たちと別れて、
 「大崩山」の山頂に寄る。 
   
 「石塚」で昼食を済ませ、
 中瀬松谷へ向かう。

   
               続く