≪Jimny倶楽部の山登りレポート≫

鳴子川・くじゅうの渓


くじゅうの坊がつるから流れてくる鳴子川・・・・・・
吉部の登山口から、その鳴子川を遡ってみました。
                                             

【遡行した渓】・・・・・鳴子川・くじゅう
【山 行 日】・・・・・・・2002年8月25日(日)
【天   候】・・・・・・・・晴れ
【コ ー ス】・ ・・・・・・・大船林道ゲート→鳴子川→1の滝→暮雨の滝(2の滝)→3の滝の手前→
             大船林道→登山口
【メンバー】・・・・・・・・遊さん、トシさん、花散里姫、おじゃるゆり子さん、ためいきさん、
             みみず丸、かつお君、
mimimama、Jimny


沢シーズンも残りわずか・・・・・
Jimny倶楽部お気に入りのくじゅう・鳴子川に出かけました。

今日は、8月いっぱいで実家の神奈川へ帰ってしまう事になった
「トシさん」のお別れ山行です。

Jimny倶楽部の男性会員第一号として、並み居るお姉さまたちの
イジメにもめげず(?)がんばりました。
何度、「こんなクラブ辞めてやる〜〜う!!」と思ったことか。

私Jimnyはお姉さまたちのイジメで泣いているトシさんの涙を
いつも拭いてあげたものです・・・・・・

ツラカッタネ〜〜〜〜
 
さて、からっと話題は変わりまして・・・・・・

この変わり身の早さがJimnyの持ち味です。ヘイ!

暮雨登山道の入り口で、
宮崎から参加してくれた遊さんと合流する。
今日は総勢9名だ。

みみず丸の知り合いの「かつお君」が初参加。
彼は、我が家の息子その2とは、中学高校時代の友人で
長崎北陽台高校山岳部のOBです。
高総体で全国優勝などを成し遂げていた頃の、
山岳部員なので筋金入りだ。

現在も、トライアスロンやパラグライダー、登山・・・と
アウトドアスポーツが好きな青年だ。

鳴子川は、大船林道のゲートのところから入渓する。
最初はゴーロの谷だ。

昨日は大分地方も雨だったようで、水量は少し多めだ。

小滝をボルダリング感覚で、遊びながら登っていく。
結構大きな釜も有る。
腰の上まで浸かって遡行していく。

ロープを必要とするところはないが、
シュリンゲで要所要所は安全を期す。

濡れたくない人や、巻きたい人は、どんなにでも巻けるので
初心者の沢登り初体験などにはもってこいだ。

1時間少々で、「一の滝」に出る。
この渓一番の立派な滝だ。
15m位はありそうだ。

水流の真ん中は、登れそうにない。

左からも行けそうだが、右のクラックを登る事にする。
前回と同じルートだ。

Jimnyと遊さんが先に登り、後続をロープで確保する。
III級+程度の岩だ。
全員直登する。

この滝の上は釜となっていて、
更に1mほどの滝が有る。

なかなかきれいな光景だ。
一の滝を越え、しばらく行くと「暮雨の滝」に出る。
暮雨登山道を歩いてくると、左側にこの滝の標識が有る。
登山道から5分も歩けば、この滝を見ることができる。

暮雨の滝を過ぎ、明るい谷を進んでいくと、
大岩の積み重なる登りとなる。
その先に、この谷の最後の大滝「三の滝」がかすかに見えている。

ここで、アクシデントがあり今回は引き返すこととなった。
メンバーの一人が、なんと言う事もないところで
手の指先を痛めてしまったので、大事を取って遡行を中断し、
応急処置をして、大船林道にエスケープルートを求め、下山した。

その後、地元の当番医で処置をしてもらい長崎へと帰路へ着いた。

*大事無いそうです、遊さんにもご心配かけました。
 トシさんのお別れ山行に水を差して、本人が気にしていましたが
 「あの人はちょっとばっかり水かけるくらいがちょうどいいよ」と
 言っておきました・・・・(^.^;... 

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