≪Jimnyの山登りレポート≫

福智山・七重の滝

                
北九州の山岳同好会「嵐」の方たちと、「福智山・七重の滝」で沢登りをご一緒させていただきました。
長崎からは、Jimnyとmimimama、ゴージャス昭美、ご近所のYさんの四人で行きました。
                          

【山域】・・・・・・・・・・福智山(福岡県・北九州)
【山行形態】・・・・・・沢登り
【遡行谷】・・・・・・・・七重の滝
【山行日】・・・・・・・・2000年8月6日(日)
【天候】・・・・・・・・・・晴れ
【メンバー】
嵐のメンバー7人(Kさん、Oさん夫妻、Aさん、Hさん、Nさん、山旅人さん)、Jimny、ゴージャス昭美
※mimimamaさんは体調悪く見学のみ、Yさんは尺岳へ山歩き


長崎を6時前に出発する。
高速を小倉南ICまで走り、
山旅人さんにTELを入れ集合場所の確認をする。

登山口の「鱒淵ダム」まで、長崎から二時間半少々で着く。
結構近いもんだ・・・・・

いつもの「嵐」のメンバーは、
それぞれの車に乗ってぞくぞくと集合してくる。
もうすっかり顔なじみになってしまった。

みなさんパソコンをされているので、Jimny一族の紹介は
ハンドルネームの方が、わかりやすかったようだ。

ダムの下の広場の駐車場に車をおき、車道を歩く。
ダムを渡り、ダムの管理道路を歩き、赤い吊橋を渡る。
この橋を渡るのは二回目だ。
舗装された道をしばらく歩き、
左の七重の滝への山道へと入る。

沢沿いの道を進んで行くと、
正面に滝が見えてくる。
これが「七重の滝」の「一の滝」との事。

ここで、身支度をして入渓する。
ザックに食料と飲み水とあとは下山用の靴と・・・・と準備をしていると
「Jimnyさん、ここは短いから空身でいくよ!」とK会長。
「エッ、飲み水とか、食い物とか・・・・ブツブツ・・・」と私。
「そんなもん、いらんいらん!行くよ!」
「ゲッ、ヤッパリ嵐は普通じゃなかばい・・・ブツブツ・・・」

「嵐」の山行に初めて参加した
「ゴージャス」もキョトンとしながらも
あわててみんなに付いて行く。

さっそく「一の滝」に取り付く。
この滝は左手の岩を
K会長がリードする。
かなりの高さがあるので、
慎重に登っていく。
 
2/3程登った所で残置ハーケンに
ランニングビレイを取り
落ち口に登り上がる。

続いて「二の滝」だ。
この滝は釜を持っている。
K会長とO村さんが、
ふたりでルートを探っている。
 O村さんが、右手の側壁にあるルンゼを
 3〜4m程直上し、一度潅木にランニングビレイを取る。

 そこから左に3〜5cmほどの
 小さなバンドを4m程トラバースして
 落ち口に至る。

 続いてJimnyも登る。
 胸の下まで水に浸かり、ルンゼの下まで行く。
 最初の一手が決まりにくい。
 水中にスタンスがあるが、それを捜すのに苦労する。
 「ニの滝」を過ぎても、次々に滝が現れる。

 いつもはあまりロープは出さない
 「嵐」の沢登りらしいが、

 今日は我々が一応ゲストと言う事で、
 ほとんどの滝でロープを出していただいた。
 「五の滝」は、写真で見たことのある
 黒部の「赤木沢」にも似て明るいきれいな滝だ。

 逆光の中を水しぶきが跳ねている。

 いい写真が撮れそうなのに、
 私のデジカメは故障してただいま修理中。
楽しい滝が次々に現れる。

自分の力で登れるルートを
捜すのも沢登りの
楽しみのひとつだ。
 

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