mimimamaの短歌コーナー
大崩山に登らん前夜はしゃぎつつ飲む焼酎の二杯目を断つ
夜明けより車入り来ぬ連休の大崩山はいつも賑う
共同装備を分けて初日を歩き出す晴れを告げいる空を見上げて
登山道のみつばつつじはみっしりと枝の先まで花をつけおり
幾たびも花のアーチをくぐりゆく道に枝垂るる三葉つつじを
備われる梯子とロープに頼りつつ心して置く一歩一歩を
蒼空を突き刺すごとき小積ダキ今日は岩肌緊まりて白し
丸木橋を押し流したる祝子川の河原に憩う顔など洗いて

今年の春、久しぶりに山の仲間と宮崎の大崩山に山中泊で入りました。
小積ダキの岩峰が見える地点まで、ワクワクしながら歩いた時の様子を詠いました。

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