≪Jimnyの沢登りレポート≫

小爪谷・背振山系の谷


梅雨の雨を覚悟の沢登り、小爪谷に行ってきました。

                                                  
 【山域】・・・・・・・・・・背振山系(福岡県)
 【山行形態】・・・・・・沢登り
 【遡行谷】・・・・・・・・小爪谷
 【山行日】・・・・・・・・2001年6月25日(火)
 【天候】・・・・・・・・・・曇り時々晴れ
 【メンバー】・・・・・・・Jimny単独       

 背振山系の谷の中でも、
 初心者向きとして知られる「小爪谷」、
 今日は、水量豊富で迫力ある沢登りでした。

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 長崎から高速を走り、
 東背振インターで降りる。

 坂本峠を越え少し下り、左に折れる。
 板屋の部落を過ぎ、椎原に出る。

 湯野バス停から左の道に入り、
 細い道を行き止まりまで車で入る。

 車1〜2台の駐車スペースがある。
 
    ここが小爪峠への登山口だ。

    雨の直後で、ゴーゴーと水が勢いよく流れている。

    ここで、沢の身支度を済ませ登山道に入る。

    登山道を歩くこと、10分程で砂防ダムを超える。
    ここで入渓する。

    明るくて気分のいい沢だ。

    さっそく水を浴びながら、小滝を越えていく。

    水の勢いがすごいので、渡渉は慎重になる。
 
  今年も、黒部の沢に行きたいなあ・・・・
  と思っているので今日のこの水量は、
  いいトレーニングになりそうだ。

  初おろしの沢靴も、なかなかいい感じだ。
  やっぱり新しい沢靴は、底のフェルトの
  フリクションがいいので登りやすい。

  古い沢靴はそろそろ7年目になるが、
  お気に入りなので、底のフェルトを
  張り変えて履き続けたいと思っている。

  底が減ったものの、
  アッパーはまったく問題ないので
  大事に使わなければ。
  地球環境と私の小遣い環境の
  保護のためにも・・・・・!(^_^;)

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  ジャブジャブと楽しく遡行して行くと、
  二俣に出る。

  左からは2段、3m、5mの滝が架かっている。
  右俣に進む。
  水量は相変わらず多い。

  インゼルを二つほど過ぎる。

  可愛いゴルジュに突き当たり、
  右に折れる。
    ナメの連瀑も水流の真中を選んで登る。

    源流部に近づいて来たが、
    水量はあまり減らない。

    楽しく登れる小滝が連続する。

    いずれも階段状の滝で、
    水を浴びて真中を登れるので楽しい。

    登山道が、右に左に沢を横切っている。

    顕著な支流を二回やり過ごすと、
    だんだん水量が減ってきた。

    最後の詰めは登山道と一緒になり、
    あっけなく「小爪峠」に到着する。
  雨を覚悟してきたのに、
  空は明るくなってきた。
   
  のんびりと、峠の原っぱでランチタイムとする。

  装備を解き、
  ビールをあけていつものツマミを・・・・・・
  ウ〜〜〜ン、タマリマッシェ〜〜〜ン!
  ( ^_^)/□☆□ \(^_^ )カンパーイ!

  それにしても、誰も来んなあ〜〜〜
  ('' ) キョロ ( '') キョロ
     やっぱり、平日の雨かも知れん日に山に来るのは、よっぽど好き者でしょうか???
    なになに、あんたはヒマなだけ・・・・・だって?

    悪かったわね!
    これでも一応仕事をしてから山に来てるんですからね!

    一人ブツブツ言いながら、荷物を片付け、下山にかかる。

    登山靴に履き替えて、登ってきた谷沿いの登山道を下ったのだが、
    沢靴のままの方がよかったみたいでした。

    この登山道は、渡渉が多く、おまけに今日の水量だったので
    何度も水に浸かってしまい、しまいには水の中をザブザブ歩いて下りました。

    *「小爪谷」は沢登り初体験にもってこいの沢です。
     ロープを使うような滝はありませんし、いつもの水量なら
     簡単に滝の直登もできると思います。
     もちろん、非常時の際の撤退用、レスキュー用としてロ−プを携行する事は当然ですし、
     初心者向きと言っても、経験者同伴はもちろんのことです。