≪Jimnyの山登りレポート≫

祖母山・小松尾根


*祖母山の小屋番さんのHPを参考に、「小松尾根」を登ってきました。                          

【山域】・・・・・・・・祖母山系
【登った山】・・・・・祖母山
【山行日】・・・・・・2000年11月30日(夜行日帰り)
【天候】・・・・・・・曇り

【コース及びタイム】
   白水なかうち橋登山口(7:35)〜林道歩き〜小松城東尾根取り付き(8:00)〜
   小松城(10:00/10:10)〜メンノツラ登山道出合い(12:40)〜縦走路(13:10)
   〜九合目小屋(13:15)〜祖母山(13:30)〜九合目小屋(13:40/14:20)〜
   分岐(14:25)〜メンノツラ登山道(14:45)〜五合目小屋(16:05)〜
   なかうち橋(16:45)

【メンバー】・・・・・長崎朝霧山の会のメンバ−・・・8名
   L/Jimny、SL/寡黙なI嵐さん、鶴Yさん、ヤンマー礼子、ビューティーその子、
   ミ〜マ〜さん、つぶらな瞳のM浦さん、mimimama


祖母山からメンノツラ谷登山道に向かう時に、尾根筋を外れ「メンノツラ谷」に別れる地点から
尾根筋にまっすぐ進むかすかな踏み跡がある。
この尾根が「小松尾根」だ。
その昔、この尾根上の「P989」の地点に、「小松城」というお城があったそうだ。
ロマンを感じさせるこの尾根に山の会のメンバーで出掛けた。

前夜、神原キャンプ場の駐車場にテントを張らせてもらう。

翌朝、車で移動する。

白水の部落からメンノツラ方向に進み、「なかうち橋」の手前の空き地に車を停める。
 
「なかうち橋」を渡らずに、「メンノツラ谷」の左岸の林道を歩く。
「祖母山登山道」の標識があるが、これは「メンノツラ登山道」に合流するルートと思われる。

このルートに取り付いてみたが、方向が違うのでヤブを漕いで右上に走っている林道に上がる。

この林道を終点まで詰めて、ここからコンパスで方向を定め道なきコースへと踏み込む。

狙いどうり登れれば、「小松城」へ直登出来るはずだ。
登り出しは、植林帯だ。
まもなく自然林となる。
何度か岩場に突き当たる。 
直登出来る所は登り、危ない所は高巻く。

だんだん傾斜がきつくなり、あえぎながら登って行くと大岩が積み重なるような所に出る。
広場のようになっていて、最近木を払ったような跡がある。

ここが、「小松城」の跡のようだ。
見張り台と思われる、展望のいい岩もあり、人の手が加えられたような形跡もある。
  
直径10mを越えそうな大岩がゴロゴロしている。
更に進むと、高さ50mはあるスラブ状の岩があり、左を巻く。

この岩の右手を偵察したが、足元が100m程切れ落ちている所のトラバースがあったのでこちらは諦めた。

ちょうど、大崩山の小積ダキコースの坊主岩のトラバースに似ている。 
  「小松城」でしばらく、いにしえへ思いをはせる。

  ここからは忠実に尾根を辿ればいい。
  コンパスは南西を指している。

  赤松やヒメシャラが多い。
  しばらくは痩せ尾根が続き、スズタケはそれほどうるさくない。
  ずんずん進んで行くと、徐々にスズタケが密生してくるようになりかき分けて進んでいく。
  尾根筋にも何箇所か岩場があり、慎重に登る。
  ロープを使った岩場を登り越すと、進路は南向きに変わる。
  このあたりからは傾斜はなだらかになる。

  途中、小屋番さんが書かれていたテントの残骸らしきものを見る。
  一箇所、支尾根の張り出しにだまされそうになるが
  すぐに気付き事なきを得る。
  鹿道と思われる踏み跡が縦横に走っているので
  つい誘われそうになる。

  障子岩への尾根がだんだん近づいてくる。
  あの尾根と合流すれば、祖母山は近い。

  私はラストからスズタケのヤブを泳いでいると、
  「出たよお〜!」と、トップの「ヤンマー礼子」の声がする。
   
  後から追いかけてみると、「メンノツラ道」との合流点に出た。

  「ヤレヤレ、これで一安心」

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  「さあ〜頑張って祖母山まで行こう!」
  今日のメンバーの中には、「祖母山」初登頂の人もいるので、山頂は外せない。
  九合目小屋に着く。
  若い男女3人パーティーが一組、小屋の外で食事をしている。
  小屋の中を覗き、小屋番さんを捜してみるが今日は登ってこられていないようだ。
  久しぶりにお顔を拝見したかったが・・・・

  私は、小屋に残り食事の準備をすることにし、他のメンバーはカラミで山頂へ。
  小屋から山頂までには、雪が残っていたそうだ。
  もう、九州の山も冬支度です。
  小屋であわただしく、お昼を済ませ下山にかかる。 
  冬の登山は時間との勝負だ。

  メンノツラ登山道へと戻り、「小松尾根」との分岐で改めて、今日のコースを思い返す。
  「なかなか、変化に富んで楽しい山行でした」と
  ヤブコギ初体験のミ〜マ〜さん。

  ここからの「メンノツラ」の下りも気は抜けない。
  スリップに注意しながら下る。
  延々と谷を下ると、木の橋があり、ここを渡ると  
  五合目の小屋だ。
  小屋の中を通り、林道に出る。
  
  後は、今日の山登りの事をみんなで「ペチャクチャ」おしゃべりしながら林道を歩いた。
  
   *「小松城」の存在を知ってから、一度は訪ねてみたい・・・・と思っていました。
    以前、「メンノツラ登山道」の下りの分岐から見た「小松尾根」へのかすかな踏み跡は
    目に焼き付いてしまいました。

    今回、山の会の仲間と無事辿る事が出来ました。
    なお、このコースに興味を持たれた方は、地図コンパスをしっかり駆使して
    岩場の技術も身に付けて、ビバークの準備もしてから取り付いてください。
    我々ももちろんそうしました。 
     
    それと、祖母山の小屋番さんのお許しを得てからネ・・・・・・(^_^;)ナカナカキビシイコトイワレルヨ〜