≪Jimny倶楽部の山登りレポート≫

鹿嵐山(大分県の山)


岩峰の景観が素晴らしい「鹿嵐山」に行ってきました。
紅葉の時期に登る事の多い山ですが、この時期終わりかけのヤマザクラもきれいでした。
                                                  

【登った山】・・・・・・・鹿嵐山
【山 行 日】・・・・・・・2003年4月12日(土)
【天   候】・・・・・・・・晴れ
【コ ー ス】・ ・・・・・・・中央登山口→鞍部→雌岳(ピストン)→鹿嵐山→地蔵峠→
             十田橋登山口→中央登山口
【メンバー】・・・・・・・・なかなかご夫婦、もりもり、みやみや、mimimama、Jimny


 
大分県の山「鹿嵐山」は、
秋には紅葉と岩峰が織り成す景観で
登山者に人気の山だ。

今回は、季節外れではあったが
この山には初めてのメンバーが揃ったので、
出かけてみることにした。

メンバーは、6人だ。
今回は、私自身まだ登った事のなかった
「中央登山口」から入る事にした。

ガイド本には、台風の影響で
この道は荒れていると書かれているが
キレイに整備が済み、急登ではあるが
歩きやすい道となっている。

取り付きは植林の中だが
間もなく周りは二次林となる。

一箇所、鎖が付けられた岩場が出てくる。

岩場を過ぎると、鞍部に出る。
右に向かえば、鹿嵐山本峰「雄岳」。
ザックを置いて、まずは左の「雌岳」向かう。
頭上に咲いていた「コブシ」の花を見ながら、ひと登りすると「雌岳」に到着。
雌岳山頂には祠が祀ってある。
空に雲は少ないものの、春霞か黄砂なのかやや遠望は利かない。
山頂から見ると、里の方からガスが湧き上がってくるのが良く見える。
記念撮影を済ませ、鞍部に戻る。
 
鞍部に戻り、ザックを担いで雄岳へ・・・・
ぽつぽつとシャクナゲの木がある。
蕾も付いている。

最後の急登を登れば、鹿嵐山山頂だ。

この山の売りの岩峰群が見える。
さすがに人気の山だけあって
奇怪な光景だ。

ここで、お昼とする。
それぞれご馳走を広げる。

お腹が一杯になったところで
ゴロリと横になっていると眠くなってきた。
30分ほどの昼寝タイムをメンバーに宣言し
お先に眠ってしまいました・・・・

別の登山者グループの声で眼を覚ます。

ちょうどいい時間なので、出発する。

ここからはロープにすがりながらの
急な下りが続く。
急な下りが終わると、今度は岩場歩きとなる。
この辺りからが鹿嵐山の真骨頂ともいえるところだ。
終わりがけではあったが、ヤマザクラが岩峰に映えていてキレイだった。
結構ヤマザクラが多い山である事を思いがけなく認識させられた。
岩場を過ぎると、地蔵峠との分岐に出る。
せっかくなので立ち寄る事にする。
3、4分の距離だ。

久しぶりに来てみると、以前はお地蔵さんだけがホツンと立っていたのに
立派な小屋が建てられ、キレイに整備されている。
よほど訪れる人が増えたのだろう。
お地蔵さんも寂しくなくていいよね。

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分岐に戻り、下山する。
頭上で鳴いている鳥の姿が見える。
「オオルリ」だ。

すぐに車道に出る。
道端の草花を眺めながら車道をテクテク歩いて行く。
春の日差しの中、今回の山行で一番素敵だったのはこの里道だったかも知れない・・・・・・