長崎の山

     【帆場岳(三つ山)】

                                  ・・・・概念図

【体力度】★   【難易度】★ ・・・五段階評価です

   *長崎市内から見れば、三つのピークが特徴的な山があります。
    それが「帆場岳」、通称「三つ山」と呼ばれるこの山です。

【山行日】・・・・・・・2001年11月1日(木)

【山域】・・・・・・・・・長崎市内の山

【天候】・・・・・・・・・晴れ

【メンバー】・・・・・・Jimny、mimimama

【コース】・・・・・・・現川峠登山口→帆場岳(往復)

   
ちょうど「くじゅう」の「三俣山」と同じで、
四つのピークからなり
何処から見ても山頂が三つに見えることから
「三つ山」と呼ばれる「帆場岳」に登りました。

この山の登山口は、
今回歩いた「現川峠」からのものと、
平尾の部落から稜線に登るコース、
兵底からのコース、
そして最近登る人が多い
純心短大からのコースなどがあります。
今日は、現川峠からのコースを取りました。

ここからは、山頂までの標高差もあまりなく
よく整備された自然歩道を歩くことになります。

峠の脇に「帆場岳」への標識があり、
丸木の階段に取り付きます。

余談ですが、ここ現川峠から右(南)へ進めば
木場峠、中尾峠を経て、日見峠まで
四つの峠を結ぶハイキングコースが楽しめます。

その昔、長崎へ入る時には
この四つの峠のどれかを越えて入ったわけです。
さて、帆場岳への道はルンルン気分の
ハイキングコースです。

途中、一度林道に出ます。
が、すぐに道は林の中へと戻ります。

植林の中を歩いたり
二次林の中へ戻ったりします。

今の時期、この辺りは山芋の実「ムカゴ」が
たくさん取れます。

今日も、お昼のビールのお供に拾いました。
山頂近くになると、道が二俣になるところが
二ヶ所あります。

いづれも、すぐに道は合流しますので
どちらを進んでもかまいません。

最後に少し急な登りを終えると
樹林帯が切れ、明るい草原に出ます。

帆場岳はすぐそこです。
帆場岳の山頂には、アンテナが立っていますが
他に視界をさえぎる物はなく、
素晴らしい展望が楽しめます。

東には「雲仙岳」、南には長崎市内の山々、
西には岩屋山の向こうに五島灘、

北には我が町「長与町」と大村湾、佐世保の山々、
・・・・・・・・・・・・・・・・・

山頂には、あゆみハイキングクラブのみなさんによる
山頂標識が立てられていました。

展望を楽しんだ後は、お楽しみの「ムカゴ」の
塩炒りに取り掛かります。

今日は、そのつもりで塩は持参です。

あまり大きいものより、少し小さめのものを
ほんのり焦げ目がつく位に、炒ったものが
私は好きです。

これがビールには一番です。
今日は、我々のほかには登山者は一人だけ。
いつもこの山は静かです。

のんびり山の空気を楽しんだ後は
登ってきた道を戻ります。

バスを使えば、西山台から現川峠、帆場岳と登り
下山には純心短大方面に下ることもできますし、
三川方面にも下れます。

小さな山ですが、楽しい気分にしてくれる
お気に入りの山のひとつです。