≪Jimny倶楽部の山登りレポート≫

九州・放浪のやまたび・その@

  
比叡山で岩登り


*次の日(センスジ谷)へ進む

久しぶりにアルプスに遠征する予定だったのが、台風のため中止となってしまった。
休みは取ってあるし、とりあえず出かける事にして、みみずまるを加え3人で長崎を出た。
岩、沢の装備も詰め込み、祖母傾山系と大崩山系、脊梁山地の地図と沢登りのガイド本も積んだ。
これだけあれば何処にだって行けるやろ〜〜〜



 *今回の放浪マップ    
                                                  

【登ったルート】・・・・・・比叡山・1スラノーマルルート3ピッチ&1スラスーパールート
【 山 行 日 】・・・・・・2003年9月20.21日
【 天   候  】・・・・・・曇りのち雨/晴れ
【  メンバー 】・・・・・・みみずまる、mimimama、Jimny


台風が宮崎をかすめそうだが、比叡山で岩登りをしよう!
ということで意見は一致。
一路、宮崎へとボンゴブローニーは走る・・・・・

朝起きてみると、雨は降っていない。
とりあえず、行けるところまで登って、雨が降ってきたら降りることにして
1スラノーマルを登る事にする。

昔、1スラノーマルは登ったことがあるが、当時のルートはカンテ通しではなく、
ルンゼっぽいところを登っていたが、現在はカンテを登るらしい。
それにブッシュも払われてスッキリしている。
カンテの登りは、高度感もあり爽快なクライミングが楽しめる。

亀の子スラブの下まで登ったところで雨足が強くなってきたので、
懸垂下降で降りる事にする。

比叡山デビューのみみずまるも、落ち着いたクライミングで初日を終った。

日之影温泉で汗を流し、天気予報をテレビで見ていると、明日はいい天気のようだ。
明日まで比叡山を楽しむ事にする。

もう一度比叡山の駐車場まで戻り、テントを張って、今日は鴨鍋を3人でつつく・・・・・
  翌朝、のんびりコーヒーを入れていると
数台の車がやってきた。

邪魔にならないように
あわてて車と荷物を片付ける。

なんと、水流さんの西都山岳会のメンバーだった。
会長のnamaさんに初対面のご挨拶をする。
前回一緒に登った「じっちゃん」とも再会。

川キョンさんとは、後で会うことが出来た。
*ドッキン、ドッキン・・・・(心臓の音)
今日、我々は1スラスーパーを登る事にする。
比叡デビューのみみずまると3人で取り付きへ向かう。

昨日とは打って変わって透きとおるような秋の青空だ。

順調にピッチを刻んでいく。

亀の子スラブを越え、第二コブ岩を越え、
最後のッピッチはみみずまるがリードする。

無事、終了点まで登りあがり3人で握手を交わす。
みみずまるのさわやかな笑顔が、充実感に溢れている。

ザイルを解いて、岩尾根を慎重に渡っていく。

登山道に出て、一気に千畳敷へ・・・・
谷から吹き上げてくる秋の風が心地いい。
駐車場へ戻り、遅れてきていた
憧れの「川キョンさん」とご対面・・・・(o^.^o)

名残惜しい比叡を後にして、
高千穂の天岩戸温泉に向かう。
ここは遊さんに教えてもらって以来
mimimamaさんのお気に入りだ。

そして、尾平へと向かう。

途中、見事な滝に出合い、しばし見とれてしまう。

その夜は、トイレのきれいな
傾山の九折登山口にテントを張って
一夜を明かした・・・・・

次の日へ続く