Jimny徒然記 2009年12月

 このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、
 日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
 なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、
 ぜひご指摘ください。


            *これまでの徒然記一覧

【今月の目次】
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●2009.12.23・・・・地図コンパス実習登山
●2009.12.23・・・・正論
●2009.12.20・・・・剣道と登山
●2009.12.15・・・・息子と友人の演奏風景


●2009.12.23・・・・地図コンパス実習登山
私たちの山の会で「地図コンパス実習登山」なるものを行いました。
山登りには三種の神器と言われるものがあります。
何はさておきこれだけは忘れてはならないと言われるもの。

その1、「雨具」。

山の天気は変わりやすく、いつ何時雨に降られるかわかりません。
夏でも冷たい雨に打たれれば急激に体温を奪われ、行動に支障をきたすだけではなく危険な状況に追い込まれることもあり得ます。
また、雨具は防風にも有効ですし、防寒にも有効です。
最近は、雨は通さないが、湿気は通す素材として、ゴアテックスなどの新素材が用いられています。

その2、ヘッドランプ。

山の遭難事故の原因で最も多いのが道迷いです。
道迷いのほか、捻挫をしてしまって動けなくなったり、ばててしまって動けなくなったりとか、いろいろな理由で下山が遅くなったり、山の中で夜を過ごさなければならなくなったりと言うことはいつも想定しておかなければなりません。
そんなときには両手がフリーになるヘッドランプが有効です。
予備の電池もお忘れなく・・・・

そして、その3、地図とコンパス

先ほどの道迷いにならないためには、自分が今いる場所が地図上でわかっていなければなりません。人気コースのハイキング程度であれば道標がしっかりしていて登山道も明確ですので、まず地図とコンパスの出番はなくても山登りは出来るかもしれません。
それでも、現在地がしっかりわかっていることは山登りの基本中の基本です。
国土地理院の1/25000の地形図を眺めるだけで、登る山の形が3Dで頭の中にイメージできるくらいになることが求められます。
同時にコンパスを駆使して進行方向を定めたり、現在地の特定をしたり、それは山登りの基本と言えます。

今日はその地図の読み方、コンパスの使い方などをメンバーと一緒に勉強してきました。

私たちの山の会は、「1人1人が自立した登山者となれる事」を会の目標としています。
メンバーの1人1人が、突然山の中にひとり取り残されても何事もなく下山できる力を培っていこう、と言うことです。

本来なら、道なきところにコースを設定してそれをトレースする予定でしたが、悪天候だったので一般ル−トで実習をしました。


●2009.12.23・・・・正論

登山家の野口健さんのブログに、先日の片山右京さんパーティーの富士山遭難事故についての記事がありました。個人的に野口さんの登山をそんなに評価していなかった部分もありましたが、この記事を読んで少し見方が変わりました。

http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/51368887.html

●2009.12.20・・・・剣道と登山

剣道には全く素人の私が書くのは少し躊躇したのですが、ある方とのネット上のやり取りの中で最近感じたことを記しておきたいと思います。

その方は40歳代の主婦の方で、お子さんが剣道を始められた時にご自分も一緒に始められ、今7年ほどになるそうです。

そのお方の師匠になる方が82才と高齢になられ、自分に子供たちの指導を頼まれて現在がんばっておられるそうです。

剣道の道は私たち俗人にはわからないことが多いようです。
それに比べて私が趣味としている山登りは間口が広い世界です。
楽しみ方はいろいろ、人それぞれのスタイルでOKの世界です。

何の基本的な訓練もしなくても山には登れます。
そしてほとんどの場合無事に下山してきます。

剣道の世界のように精神的な鍛錬をする登山者はほとんどいないと思います。
時々マスコミに登場するほんの一部の登山家以外には、そこまで自分を高める必要もないことでしょうし・・・。

しかし、昨日今日のニュースでもわかるように、一瞬の油断とかちょっとした気の緩みから来る判断ミスは、命に関わる事態を招くこともあります。
そういう意味では精神を鍛錬することはもちろん大事な事だと思います。

ネット上で知り合った彼女の話を聞いて、彼女はほんとにいい師にめぐり合ったと私は感じました。
それに、剣道には進んでいく道があるようです。
それは師から弟子へ、弟子からそのまた弟子へと。
何代にもわたってひとつの道を求めていくのだろうと思います。
何代にもわたって引き継いでいくものは、道、技、そして品格。
彼女は、師からそんな言葉を頂いたそうです。
そしてそれは、終生極むる無し、と。

ある部分では重なる部分もあるように思える剣道と登山ではあります。
山登りを愛する私たちも、楽しみとかテクニックとかだけを求めるのではなく、もう少し自分自身の深い部分で山と接したいと思いました。



●2009.12.15・・・・息子と友人の演奏風景
先日12月12日に甥っ子の結婚式で愛知県へ行きました。
結婚式は名古屋ブルーノートと言うJAZZのライブハウスでありました。一度行ってみたかった店でしたのでとてもラッキーでした。

そこで、新郎のいとこになる私の息子とその友人による音楽のプレゼントがありました。
息子がギター、息子の大学の後輩の友人がバイオリンのデュオによる演奏です。
2曲演奏しましたが、そのうちの1曲をアップします。

バイオリンと言えばこの曲「情熱大陸のメンテーマ」です。

http://www.youtube.com/watch?v=QdAb8KuDEJM

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