【Jimny徒然記】 2005年9月

 このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、
    日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2005.09.26・・・・アリーナ風景
2005.09.20・・・・たまにはお花の話でも、、、、
2005.09.08・・・・山岳会に入るということ
2005.09.03・・・・安全についての考え方


2005.09.28・・・・アリーナ風景
今日もアリーナに行きましたが、成果はありませんでした。
mimimamaさんとamacさんは、どんどん課題のルートを
落としているのに私はまったく進みません・・・・

私にとってフリーは辛いことも多いですが、
山の訓練だと思って自分なりにがんばっています。
今日は、そんな私の動画をアップしてみます。
いつもと違った動画形式ですので、
今までこのHPの動画を見れなかった人も
試してみてください。

画像をクリックすると動画にリンクします。




2005.09.20・・・・たまにはお花の話でも、、、、

先日登ったくじゅうで、たくさんの秋の花たちに出会いました。
今の時期は花の種類が多くて楽しいですね。

最初に出会ったのは、色弱のメンバーが「レンゲ?」とか言った「秋リンドウ」でした。
扇ケ鼻への登山道に出会う前に足元にたくさん咲いていました。
そして、その横には季節外れの「ミヤマキリシマ」が・・・!
どこかの誰かさんみたいに○○咲きでしょうか・・・(シーッ!)
終わりかけの「マツムシソウ」も咲いていました。
「アキノキリンソウ」、「ヤマラッキョ」、「ワレモコウ」、「ミカエリソウ」、「ツリフネソウ」、
間違ってたら教えてください。
他にもたくさんあったのでしょうが、花音痴の私たちには名前はわかりませんでした。

沢登りを楽しんで、お月見キャンプで一杯やって、詰め上がればお花畑が待っている・・・
本当に贅沢な二日間でした。



2005.09.08・・・・山岳会に入るということ
最近、私の周りで山岳会に関連するようなことがいくつかありました。
多良山系に沢登りに来るという福岡の人からメールで問い合わせがありました。
そして、福岡あたりでいい山岳会に心当たりがあればアドバイスをください、と言われ
何回かメールのやり取りがありました。
私はこんなことを書いて送りました。

「○○さんたちも、 近くでいい山岳会に出会われるといいですね。
 福岡あたりなら、ハイキングからヒマラヤまでやってる○○山の会が有名ですね。
 初心者でも安心して入会できる幅広さがあるのではと 思います。
 バリエーション志向が強いのは、○○山の会ですね。
 岩や沢をやりたいなら、ここがいいかも知れませんね。
 年齢的にも結構若手が多いようです。 とにかく、労山や岳連系の山岳会なら 間違いないと思います。
 いきつけの山の店のスタッフなども詳しいですよ。
 労山や岳連などの中にも中高年主体でハイキングばかり、という会もありますので、
 事前に自分がやりたい山登りを先方の担当者に 聞いてもらうのがいいかと思います。
 それから、一度オープン山行に参加されてみることを お勧めします。
 ○○○上の山の会は、お遊びのところが多いので私は勧めません 。
 それと、その会のリーダ−層の力量を見極める力もあったほう がいいですね。
 地図コンパスや岩登りの基本からきちんと指導してくれる 会を見つけてください。
 いきなりご馳走登山に連れて行くような山の会は本物ではない と私は思います。」
 
なんて事を書いて送りました。

私が仲間たちと楽しんでいる山の会「山人」は生まれたばかりです。
今は無我夢中で山行に来ているメンバーがほとんどです。
時間が経ってキャリアを積み、メンバーが増えていろんな山登りを経験していけば、
自分のやりたい山登りが明確になってくるだろうと思います。
その時、「山人」のスタイルと自分がやりたい山登りにズレは必ず出てくると思います。
そんな時は「山人」の中で、自分の山登り部門を立ち上げていくか、
それとも自分自身で、自分のスタイルに共鳴するメンバーと新たな山のグループを作っていくか、
それは自然の流れだと思います。

山岳会も人間が運営している以上、いろんな矛盾や問題を抱えていて当然です。
そんな矛盾や問題を、これまで積み重ねてきた歴史の中でより少なくしているのが
労山や岳連などのしっかりした組織の元で活動している山岳会ではないでしょうか・・・
ただ、そんな組織の元での山岳会であっても所詮は独立した山岳会の集まりであるということなので、
ひとつひとつの山岳会が全部しっかりしているかと言うと、
それは?マークが付く場合もあるかも知れません。
でも、平均的にはやはりレベルは高いと思います。
それに労山や岳連系の会は、社会的な存在を意識していますので、
間口も広く、初心者も入りやすいのが一般的だと思います。
上部団体に加盟していない山岳会は、社会的な存在意義をそれほど意識していないので
マニアックな山登りなどに向かう傾向もあるように思います。

これから山岳会に入ろうと思っている人には、
まず自分が何をやりたいのか、それも含めてこれからの人には、
間口の広いきちんと指導してくれる山の会を見つけてください、としか言えません。
直接会のことを聞いてみて、会報などで山登りの実際を見せてもらって、
オープン山行に参加して会の雰囲気や山行の進め方、リーダー層の実力、指導方法、など
じっくり見てみてください。
一度入会してみて、合わないからすぐに辞めて次の会に入るなんてことは
普通の人ならそんなに簡単にはできないことです。

慎重に、かつ思い切りよく、山岳会に飛び込んでみてください。
山の世界が広がることは間違いありません。


2005.09.03・・・・安全についての考え方

ある方からこんな話を聞きました。
その方がある山に行った時に、岩場が出てきたそうです。
トップの方が登られて、ロープを出してくれたそうです。
でも、そのロープを確実に結ぶ方法を知らなかったとの事です。
さあ、あなたならどうしますか?

私Jimnyが考える答えは、何でもいいから体に巻きつけて登る・・・です。
その結びが、いい加減であっても、間違いであっても、とりあえず体に結びつける。

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私は夏は沢登りによく出かけます。
沢は岩場のゲレンデとは違い、安全確保のための支点(ボルトなど)が整備されてるわけではありません。
自分で、使える立ち木を選んだり、ハーケンを打ったり、岩の隙間にシュリンゲの結びを引っ掛けたり、、、、
いろんな工夫をしながら、できる限り安全対策をしながら登っていきます。
でも、それは万一落ちたりした時にきちんと止まる保証なんてまったくありません。
「こんなんじゃあ、落ちれば多分止まらんやろうなあ・・・・」と思いながら、
それでも、ランニングビレイを取って行きます。

それは、なんにもなければ確実に下まで落ちてしまいますが、
どんなに甘い支点でも、万一落ちたときに止まる確率は0%ではなく、?%に上がるからです。
それは1%かもしれません。
でも0%ではないのです。

少しでも安全性が向上するのなら、それはやるべきです。
疑問があっても、間違っていても、しないよりはした方がマシ!
安全確保とはそういったものではないかと私は思います。

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