【Jimny徒然記】 2005年8月

 このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、
    日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2005.08.29・・・・カブトガニ、リニューアル!
2005.08.27・・・・雲仙牛首岩で岩トレ
2005.08.25・・・・風頭岩で岩トレ
2005.08.17・・・・山行の打ち合わせ
2005.08.15・・・・山の歌
2005.08.11・・・・山登りの楽しみ、最近のJimnyの場合。
2005.08.01・・・・「気を使う」と「気にかける」

2005.08.29・・・・カブトガニ、リニューアル!

先日からホールドの付け替えが進んでいたカブトガニアリーナですが、
ルートセッターの東さん(野岳の最初の一本・東ルートの開拓者)他のおかげで無事作業も終りました。

今日は、リニューアルしたカブトガニにお初のJimnyでしたが、
先日の沢登りで痛めた指が回復していなくて、騙し騙しのクライミングとなりました。

クライマーのレベルのアップに伴い、5.10台は少なくなり、5.11から5.12クラスが中心となったようです。
ワシらもめげずに頑張らねば!!!!

私自身の今日は、5.10台を3本オンサイトと言う事で、「めでたしめでたし・・・・」でした。



2005.08.27・・・・牛首岩で岩トレ

近々、山の会「山人」で雲仙牛首岩での山行予定が入っているので、
支点の状況などを確認ついでに、Jimny、mimimama、みーすけさんの3人で行って来ました。
私も3月に行って以来ですので、ほとんど半年振りという事になります。
一昨日はamacさんと岩トレで、今日は休みが取れたみーすけさんとの岩トレです。

マルチピッチを登るには、リードする人のビレイがきちんと出来なければなりません。
そしてピッチを切る所では、メインザイルから自己ビレイを取り、回収したギアの受け渡しをして
ロープの絡みがない事の確認などをして、再びトップのビレイの体勢に入ります。
つるべ(トップとセカンドが交互に登ること)で登らない場合は、この繰り返しになります。

今日は主にその動作の流れを勉強しました。
そして3ピッチ登って懸垂下降で取り付きまで降りてきました。
降りる途中、下から声がするので見てみると、地元の「ミラさん」ご夫婦でした。
今日も普賢岳の帰りとの事。上と下で大声でやり取りしました。
我が家と同じく、仲睦まじいことで・・・・・

午後からは、右手にあるショートルートでクライミングの訓練です。
2本登りましたが、どちらもバランスを要求されるルートで、歯ごたえがあります。

今日は、暑くもなく寒くもなく、絶好のクライミング日和でした。



2005.08.25・・・・風頭岩で岩トレ

amacさんと休みが合い、風頭岩で岩トレをしてきました。
朝までかなりの雨が降ったので一旦中止にしたのですが、
昼から晴れそうだったので、現地集合を13時とし、二人で登りました。
岩は濡れていましたが、練習なので関係ありません。

前回、5月に登った時には、amacさんは右のルートのトラバースがなかなかできませんでしたが
今日は、そこはスムーズにできました。
濡れていたテラスまでの登りもノーテンで登れるようになりました。

次は、左のルートです。

何度かトライするうちに下の小ハング越えもバランス良く出来るようになりました。
私なんかはこの小ハングを越えるのに、何年かかったことか・・・・・・(トホホ)

左手で小さなポケットを横から持ち、右手は大きめのポケットを待つ。
右足は下のフェースの小さなポケットに乗せて、左足をスラブ状の斜面にスメアで乗り込みます。
上手く左足に乗り込んで、右足を右手のすぐ下のポケットに突っ込み体重を移動します。
そして右手を右上のポケットに伸ばし、体勢を安定させます。

今日はここまで!
よく出来ました!

一日で、右足をあのポケットに決めるようになるのは、なかなか出来る事ではありません。

アリーナでの訓練も持久力などを付けるのにはとても良いのでしょうが、
この風頭岩もバランスの練習などには適した岩場だと改めて思いました。
お疲れ様でした。



2005.08.17・・・・山行の打ち合わせ
カブトガニアリーナのクライミングボードのホールド付け替えが迫ってきました。
8/19から沢に入る「山人」のメンバーには今日がラストクライミングとなりました。
Jimny、mimimama、パワフル、amac、みーすけ、が集まりました。
プルージックしげ様も一緒に登りました。

クライミングはいつもより少し早めに切り上げて、片付けを済ませ、
刷り上った沢の計画書を見ながら、アリーナの人口芝の上で最終打ち合わせをしました。

山行当日ももちろん楽しくてワクワクするのですが、その前段階も楽しいものです。
山行の計画を練る時、それをみんなで検討する時、装備を考える時、食料を考える時、、、、
決まった装備を広げてパッキングを考える時、そして好きな酒をザックに詰め込む時、

実は酒の量が一番悩むのです。
「一泊だからビールを2本にウィスキーを300m?、、、ウーン、足らんかなあ〜〜?」
なんて事を考えている時が一番楽しいですね。

とりあえず、山でおいしい酒を飲めるように安全登山に心掛けて、行って来たいと思います。



2005.08.15・・・・山の歌

今日、長崎は精霊流しの音で賑やかです。
そんな中、カブトガニアリーナにクライミングに行きました。
車中、先日山の友からいただいた山の歌のCDを聴きながらのドライブでした。
最近はこのCDにはまっているのです。

昔、長崎の労山に在籍している時は、よく山の歌をみんなで唄ったものです。
登山口のテン場で唄い、例会の場で唄い、飲み会の時に唄い・・・・
山をしない人が聞けば、なんだか恥ずかしくなるような、白けてしまいそうな、
そんな感じがするかも知れませんね。

でも、不思議と、そんな山の歌を山で唄えば、ピタッと来ると言うか、なんと言うか、
気持ちが入るときは目頭が熱くなったりするのです。
山の歌は表現がどれもストレートです。
いろいろとこねくり回したりしないのです。
うれしい時はみんなで楽しく唄い、悲しい時は涙を流し、
つらい時も涙を堪えて山を見上げれば、山はいつでもそこで君を暖かく見守ってくれている。

そんな山の歌が好きです。

「山は山は山は 心のふるさとよ
 山は山は山は 仲間のふるさとよ
 雪と岩と森に 生命を燃やし
 明日のために 行こう山へ行こう

 山は山は山は 君らのふるさとよ
 山は山は山は みんなのふるさとよ
 花と鳥と星に 親しみながら
 みんなと共に 行こう山へ行こう
 みんなと共に 行こう山へ行こう」

・・・・・山は心のふるさと・・・・・



2005.08.11・・・・山登りの楽しみ、最近のJimnyの場合。

新しいピークを踏んだ時の達成感。
憧れていたルートを踏破した時の充実感。
渓の中で、焚き火を見つめるひと時の幸せ感。
いろんな山登りの楽しみがあります。

最近の私の場合、自分の山の楽しみはそれらとはちょっと違うような気がしています。
何処に登ったか! どのルートを登ったか! そこで何をしたか! ・・・・
ではなく、山の中の時間を誰とどう過ごしたか・・・・・
そしてその仲間と、同じ時間同じ空間を同じ思いで共有できたのか・・・・・
そしてそれは山行を重ねるごとに深まっているのか・・・・・

物事には、高み、広がり、そして深みがあるとのことです。
そして人それぞれ、高みを目指す人、広がりを求める人、深みを追及する人、
いろいろな好みに別れていくのだろうと、思います。

自分のスタイルが見つかるまで、いろんな山登りをする事をお勧めします。
今まで山に登ってきて、それで満足していた人も、それまで知らなかった新しい山の世界を覗いてみると、
自分自身、今まで気付かなかった自分がやりたかった山の世界がそこにあるのかも知れません。

そして、自分が見つけた山の世界を同じ思いで共感できる仲間に出会った時、
もっとその喜びは大きく膨らむことでしょう。
いい映画を一人で見て、じっくり楽しむのもいいでしょう。
でも、二人で見れば、その感動を共有することが出来、
何年経っても一緒にその感動を共有した人がいると言う事は、
後になって思い起こした時に、なんだか頬が緩むものだと思うのです。



2005.08.01・・・・「気を使う」と「気にかける」

あなたは気を使う相手がいますか?
それとも、いつも気にかけている人がいますか?

「気を使う」、と「気にかける」・・・・・
似たような言葉ですが、かなり違いますね。

「気を使う」と言う行為は、自分のためだそうです。
今、あの人に気を使っていなければ、後々自分の利益にならない・・・とか、
後々自分の不利益になる・・・・・
そんな打算的な発想から、人は誰かに気を使うのだとか。

「気にかける」とは・・・・
自発的な行為であって、見返りとかそんな事は考えもしないで、
その人の事を大事に思う心から「気にかける」と言う行為が生まれるのだそうな。

振り返ってみましょう。
例えば自分はあの人に対して「気を使っているのだろうか?」
はたまた、「気にかけているのだろうか?」

そんな風に考えてみると、思いがけない人が自分にとって大事な存在だと言う事に
気付いたりする事があるかも知れません。

あなたにとって、自分の連れ合いは「気を使う存在」ですか?
それとも「気にかける存在」ですか?

えっ!私ですか?
そんなこと、いつもこの徒然記を読んでくれているあなたには、言わなくてもわかるでしょ!

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