【Jimny徒然記】 2004年9月

*このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2004.09.26・・・・アリーナは大騒動!
2004.09.26・・・・多良へ、mimimama
2004.09.19・・・・今年最後の沢旅へ
2004.09.17・・・・山はええなあ〜〜〜
2004.09.11・・・・モチベーション、その後
2004.09.11・・・・我が家にワインが来た日
2004.09.09・・・・モチベーション
2004.09.04・・・・我が家にカツオが来た日


2004.09.26・・・・アリーナは大騒動!

9/24のこと、アリーナに行きました。
いつものメンバーで楽しくクライミングしてたら、とんでもなく可愛い娘が一人やってきました。
「あのお〜〜クライミング始めたいんですけど教えてもらえませんか?」
と、そこにいた人の中のKさんの方を見て声をかけました。

真っ先に反応しようと思っていた私を横目に、Kさんが「あっ、じゃあ、ボルダーでやりましょう・・」
と、連れて行ってしまいました。グスン・・・

その後、やってきた「○長さん」が、手取り足取り、それはもう付きっ切りのご指導でした。
そして、鼻息荒く「○長さん」が言うには、
「あの娘は、NBCのレポーターげなぞ!、道理で可愛かと思うたとやもん!」

その後、入れ替わり立ち代り、みんなはボルダーエリアへと足しげく通うのでありました。
ボルダーが気になりながら、メインのウォールでは、気合の入らないクライマーが壁を触っておりました。

彼女が、「お世話になりました。また来週来ます。」
と、背中にオーラを漂わせながら明るく手を振って消えて行きました。

残されたオジサンクライマー集団は、「おい、また来るってぞ!聞いたか!」
と、それはそれは大騒動でしたとさ・・・・・


2004.09.26・・・・多良へ、mimimama

9/25、天気予報がハズレいい天気になった日曜日、mimimamaさんはひとり多良岳へ出かけました。
Jimnyは下界で仕事でした。

黒木から西野越、金泉寺へと歩き、小屋で一休み。
小屋番さんや、常連さんたちと話しをして、中山越へ・・・・
このコースは静かでいい道です。

笹ケ岳から中山越までは、落ち葉を踏みしめて歩く気持ちのいい道です。
春にはマンサクが咲き、初夏にはヤマアジサイが目を楽しませてくれます。
そして夏はオオキツネノカミソリが鮮やかに咲き誇ります。

今日は、中山越から下山。
沢沿いのこの道は昔は迷いやすいコースでしたが、
最近はきちんと整備されわかりやすくなりました。
でも渡渉後に登山道を見失わないようにしなければなりません。

途中、沢登りの時に登るウナギレ沢の最後の大滝のそばを通ります。
この日は、この時期にしては水量が多かったようです。
きれいな画像が撮れています。

こうして、働く旦那を残しての山歩きはさぞ楽しかったことでしょう・・・・イジイジ、


2004.09.19・・・・今年最後の沢旅へ

真夏日の連続だったり、大型台風の来襲だったり、
いろんな事があった今年の夏でしたが、その後ろにはやはりきちんと秋がやって来てくれているようです。
朝夕の、窓から吹き込む風にそれを感じます。

では、夏にお別れをしなければなるまいて・・・・・のう越後屋、おぬしも○○よの〜〜。
って、今日は格調高く決めようって思ってたのに、なんでこうなるかなあ〜〜〜?(;^_^A

で、やっぱりJimny的な夏へのお別れ儀式は、沢にて行なう事になります。
毎年彼岸花が咲くこの時期に、最後の沢に出かけて、沢の道具をしまう事になります。
今年は、祖母の沢を歩いて最後にしようと思います。
祖母の谷は、詰め上げればどの谷も登攀的で厳しいですが、
中流域までなら、祖母山系独特の明るい開放的なナメをヒタヒタ歩いて渓谷美を楽しむことが出来ます。

今回は、そんな沢歩きをのんびり楽しみたいと思います。
台風の爪跡で荒れてるかも知れませんが、無理はせず、
帰りの事を考えながら、安全に帰れるところで下山する予定です。
水が少なくなる辺りで、美味しい水でコーヒーでも入れて、、、、、
祖母山の原生林でも眺めて、、、、
今年の沢にお別れしてこようと思います。

じゃあ、行ってきま〜〜す!


2004.09.17・・・・山はええなあ〜〜〜

岳人9月号を見てると、しみじみ思います。
「山はええなあ〜〜〜。行きたいなあ〜〜〜。」

荷物かついで、ヒタヒタと沢を詰めて、詰め上げた広場にテント張って、ビールで乾杯して・・・・・
「山はええなあ〜〜〜」

満天の星空を肴に・・・・・
「山はええなあ〜〜〜」

隣には、見飽きたカミサンの顔があったとしても、
「山はええなあ〜〜〜」

突然現実の世界からの声・・・・
「あんたあ〜〜!メシできたよ〜〜!はよう食べんね〜〜!」

「はい、食べます・・・・スンマセン」 (^_^;


2004.09.11・・・・モチベーション、その後

モチモチ・・・モチモチ・・・・モチベーション・・・・・
モチモチ・・・モチモチ・・・・モチベーション・・・・・

で、今日やっとカブトガニアリーナの黒を落としました!!
パチパチパチ!

みんなのおめでとうコールの中、ロワーダウンしました。
みんなにハイタッチで祝ってもらいました。
ほんとに遅ればせながら「やっと」、って感じでした。

今日は何が違っていたのか、整理してみました。
いつも1テンションかかっていたハング越え。
右手アンダーで左足アウトで左上のホールドを左手で取りに行きます。
その右手アンダーが甘く(自分にとっては)、そこでこれまでは1テンでした。
K先生に「気持ちの問題。」と言われていたところです。

わたしの登りは、大体出たとこ勝負のクライミングです。
あまりルートを読んだり、ムーブを考えたりは苦手な性格です。

今日も取り付く前は「登れたらラッキー!」くらいの感じでしたが、
いつもとは違って、登る前にクライミングを組み立てて、ルートを追ってイメージしてみました。
私が苦手な場面場面をどう越えるか、をイメージしてみました。

そして登りだしました。
例の「右手アンダーで左足アウトで左上のホールドを左手で取りに行く」・・・が、
今日はスムーズにこなせることが出来、「あっ、行けるかも・・・」
「ここを越えたんだから、レッドッポイントしなけりゃもったいない」
と思いました。

今日の成功は、この「もったいない」と思った自分自身の気持ちのように思います。
K先生が言われたのは、この「もったいない」と思う気持ちなのかも知れない、と思いました。

初級者にとって、アリーナではひとつの区切りとも言えるハングの赤ルートは先日落とすことが出来ました。
今日はもうひとつの区切りともいえるこの黒ルートを登れたので、次の課題に向かう勇気が出てきました。

継続は力なり!
私の周りには、そんな勇気をくれる先輩や若い子たちがたくさんいます。
人のレッドポイントを祝福してくれる仲間たち、
今日、課題のルートを登った後、ロープにぶら下がって降りてくる私に向かって、
「おめでとう」コ−ルを掛けてくれる仲間たちを上から見ながら、
「不思議な人間関係だなあ〜〜」て、、、、

正直そう思いました。


2004.09.11・・・・我が家にワインが来た日

我が家にワインがやってきた。
オーストラリアから、我が家にワインがやってきた。
誰からかもわからないけど、差出人不明のワインが我が家にやってきた。
心当たりはあるけど、でも、はっきりしないけど、我が家にワインがやってきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

mimimamaさんはワインが大好きです。
一時はかなりワインにはまってましたが、なぜか今は焼酎に詳しい人になっています。
芋焼酎とか黒霧島とか黒塘焼酎とか、ワシにはわからん話をよく一人でブツブツ言ってます。

その隣で、「うんにゃ、やっぱり端麗生よかマグナムドライがうまかばい!」
と、ビールの味はわからんでも、発泡酒にはうるさい私は私でブツブツ言っております。

つまみは、冷凍室に住んでいる「カツオ君」です。

そんな土曜日もあっていいんじゃない・・・・?


2004.09.09・・・・モチベーション

モチモチ・・・モチモチ・・・・モチベーション・・・・・
モチモチ・・・モチモチ・・・・モチベーション・・・・・

今日は、1週間ぶり位にアリーナに行ってきました。
なかなか落とせないでいる黒ホールドのルート、、、、
今日も、2回トライしましたがダメでした。
2回目は、1テンションだったので次回こそは!・・・と密かに思っています。

それにも増して、今日凄かったのは「か○りちゃん」!
5、11Bを2本、一気にレッドポイントしてしまいました!
あのか細い体のどこにそんなパワーがあるんだろうと思ってみていたら、
なんと、mimimamaさんも赤のハング越えルートをレッドポイント!!!

うんにゃ、こりゃあいかんばい・・・・
ワシだけ置いて行かれるばい・・・・

か○りちゃんもmimimamaさんも集中力がスゴイです。
登りだす前はそれほど気合充分と言うわけでもないのに、登りだすと簡単にはテンションしません。
そこがワシと違うとこだなあ〜〜〜

性格の違いと言えばそれまでだが、ワシのように根性がない人間は、
登り始める前のモチベーションの高め方が大切になってくるようです。

気持ちで登れなければ、体は登ってくれません。

ハイ!
わかってます!
がんばります!
ハイ!


2004.09.04・・・・我が家にカツオが来た日


我が家にカツオがやってきた。
空を飛んで、我が家にカツオがやってきた。
心の準備も出来ていないのに、我が家にカツオがやってきた。
切れない包丁しかないのに、我が家にカツオがやってきた。

立派なカツオだ。
新聞紙の上で下ろされるにはもったいない、立派なカツオだ。
mimimamaさんの腕前で下ろされるにはもったいない、立派なカツオだ。
ネットで料理法を検索しながら下ろされるにはもったいない、立派なカツオだ。

でも、食べるのだ。
刺身で食べて、タタキにして食べて、網で焼いて食べて、それから、それから、、、、、
もう食べれんから冷凍にするのだ。

カツオの命をいただきました。
このカツオを海で育てたたくさんの命をいただきました。

植物は、動物は、命あるもの全ては、食べられたり土に還ったり、その命は自然に戻ります。
でも私達人間は、他の生き物の食べ物になるわけでもなく、土に還るわけでもなく、
死んだ後は、自然に対してなんの貢献もしていません。
命をいただくだけの人間は、やっぱりおかしい・・・・・?

今日アリーナの黒を登れなかった事を考えながら、
ふとあのハングの上の黒いホールドが、カツオの頭とダブってきました。

で、、、、、
今日も、登れませんでした。
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