【Jimny徒然記】 2004年8月

*このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2004.08.30・・・・落ちちゃいけないクライミング、落ちてもいいクライミング
2004.08.25・・・・チャレンジの山登り、癒しの山登り
2004.08.20・・・・金曜日のアリーナはお買い得


2004.08.30・・・・落ちちゃいけないクライミング、落ちてもいいクライミング

数日前のアリーナ(長崎市内の人工壁)で、クリップ前の一手が思い切れずホールドを取れませんでした。
ムーブはできていたし、手も届いていた・・・・と、見ていた人から言われました。
あと、届いてないのは気持ちだけだと。

少々デッドポイント気味でホールドを取らなければなりません。
ホールドをとった後にクリップです。
おまけにハングの出口です。

でももし失敗して落ちてもロープにブラ〜ンとぶら下がるだけです。
落ち方さえ間違えず、ビレイヤー(mimimamaさん)がよそ見さえしていなければ、何てことありません。
でも怖いんです。
怖いと思うのは、自分の能力とそのホールドを取る難しさの兼ね合いだと思います。
その兼ね合いのレベルを少しづつ持ち上げていくことが上達していく事になるのでしょう。
フリークライミングは落ちる事を前提に楽しむスポーツです。
何度も落ちながら上達するしかないんでしょう・・・・・・

私がこれまでやってきた登る行為は、落ちてはいけないものでした。
沢登りでの滝登り(釜へのポッチャンは除きます)や高巻き、
初心者ルートではありますが、穂高や阿蘇辺りでの本ちゃんルート。
八ヶ岳や阿蘇での氷のルート・・・・・

これらの山登りは落ちたときの対策は取りますが、基本的に落ちてはいけません。
これらの山登りの時に、私自身2度落ちました(グランドフォール)が、
幸運にも2度とも致命的な事にはなりませんでした。
それはたんに運がよかっただけだと思います。

私に染み付いている落ちてはいけないクライミングが、
次のホールドへ思い切りの悪い動きをさせているのかも・・・

でも、そんな事はとっくに乗り越えた人たちはいくらでもいるし、
本当にバリバリ本ちゃんをやってきた人たちは、
落ちても安全なフリーならもっとバリバリ登るんでしょうね。


2004.08.25・・・・チャレンジの山登り、癒しの山登り

山登りは楽しいですね。
出かけるまでは、ザックの中身を詰めたり、地図を用意したり、飯はなんにしようか?と悩んだり、、
でも、その準備そのものも楽しいものですよね。

山登りの楽しみ・・・・?

私の場合は、専門的に深く・・・と言うよりも
広く、浅く・・・・なんでも楽しんでやろう!
そんな山登りです。

そんな私ですが、今年の夏は祖母山の裏谷と言う谷に沢登りに行きました。
私なりに、目いっぱいの山登りでした。
自分の山登りの技術やキャリア(大したものではありませんが・・・)を総動員して登ってきました。
自分の引き出しを全部使って登る・・・・自分自身にチャンレンジする楽しい山登りです。
登り終えた時には、達成感や満足感に満たされます。

一方、先日は、白鳥山と言う脊梁の山に登ってきました。
登り2時間、下り1時間半のハイキングでした。
それなりに地図とコンパスで確認したりと言う事はありましたが、
右足と左足を交互に進めていけば、山頂に着いてしまうゆったり登山です。
緊張する事はなにもありません。
足元の草花を見たり、頭上のブナの木を見上げたり、岩に張り付く苔の青さにに感動したり、、、
この日は楽しい癒しの登山でした。

山登りは奥が深いし、幅が広いと思います。
幅広い山登りの楽しみ方の中で、自分の感性と重なる山の楽しみ方を見つけて、山に登りましょう。
別にひとつでなくていいんです。
もっと深く、もっとエキスパートに・・・なんて自分を追い込む事はないんです。

自分で見つけた自分の山登り、それはあなたにしか楽しめない山登りなんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

mimimamaさん(私のパートナー)は、世間的には普通じゃないです。
感覚的には、宇宙人です。
地球人には理解できない思考回路を持っています。
それなりにいろいろ私も苦労があります。(それもお互い様ですけど、)

でも、私達夫婦がどんな人間関係で、どれだけ理解し合い、
人生の価値観をどれだけ共有できているかは、私達夫婦以外の人には理解できない事でしょう。
それは、どのカップルにも言えることだと思います。

山の楽しみ方は、なんだかそれとも似ているような気がします。
詰まるところは、自分の山登りスタイルに共感できるのは、自分しかいない。

だから、自分のスタイルを人に押し付けるな、と言っているのではありません。
今それを探している人には、こんなスタイルはどうだい?って、アドバイスすることは
アドバイスしてもらう人にとってはありがたいことだと思います。

言いたいのは、自分の山の楽しみ方に自信と信念(誇り?)を持とう、と言う事です。
私のことですが、人の山登りを見たり聞いたりするすると、
「いいなあ〜、自分はダメだなあ〜〜」と、ついつい思ってしまいます。

自分がやりたい山登り、、、それが自分にしかできない山の楽しみ方なんだ!!!
裏谷を登って、、白鳥山を歩いて、、そう思いました。
どっちも自分の山登りなんだと・・・・


2004.08.20・・・・金曜日のアリーナはお買い得

クライマーは、土日に狙ったルートを登ろうと思うのか、金曜日は休養に当てる人が多いみたいです。
そんなわけで、金曜日のカブトガニアリーナは貸し切り状態になることが時々あります。
今日も、私達が出かけた時は、クライミングを始めて1年足らずで、
長崎のトップクラスのクライマーになってしまった高校生のE君たちがいただけでした。

誰もいないので帰ろうかどうしょうか・・・とウロウロしていたプルージックしげちゃんと、
ママさんと私の3人で、貸し切りクライミングを楽しんできました。

最近は、沢登りなどでアリーナには少しご無沙汰気味だったので、勘が戻るまで動きが悪いです。
やはり1週間に1〜2度は触っていないと登れなくなってしまいます。
*もともと登れませんけどね・・・・・・(;^_^A

金曜日のアリーナが空いているという事は、土日に山や沢に行く私達にとっては好都合です。
金曜日にクライミングをして、土日は山へ・・・・
そんなパターンが良いみたいですね〜〜〜。

*画像は5.11−を登るmimimamaさんです! ガンバッ!
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