【Jimny徒然記】 2004年1月

*このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2004.01.30・・・・運転免許更新の講習会
2004.01.27・・・・ロッキー5
2004.01.23・・・・会の財産?個人の財産?

2004.01.18・・・・ラウンジ「mimimama」は盛況でしたよ。

2004.01.11・・・・腰痛く〜ん!

2004.01.09・・・・剣・幻の大滝

2004.01.05・・・・登山と女の子

2004.01.30・・・・運転免許証更新の講習会

昨日は、自動車運転免許更新の講習に行きました。
その際いただいた「人にやさしい安全運転」というテキストに、
フムフム・・・と思えることが書いてありました。
いえいえ、やっぱ、山に関することですよ!

最初に、「正しく使っていますか?最新のクルマの安全装備」が載っています。
そうです!山の装備は日進月歩。その正しい使い方をしっかりマスターしましょう。
次に、「自分の運転能力を正しく知る」とあります。
自分の能力に見合った山登りをしましょう。そのためには、自分の能力を正しく知らなければなりません。
次に、「心身の状態を良好に保つ」、「常に冷静な気持ちを持つ」・・・なるほど、なるほど。

そして、「安全運転の基本」の項目の中に、
「危険を予知する能力を高めよう」とあります。少しそのまま書いてみます。

1、かもしれない運転
 @見えないことは存在しないことではない 
   運転中、前方にバスが停車しています。このとき、どのような危険を予測して運転しますか?
   この場合、バスの存在を素早く察知し、さらに、バスのかげに横断者が「いるかもしれない」と
   危険を予測することが、事故防止にはかかせないポイントと言えます。
   歩行者が見えないから、歩行者はいない「だろう」と考えて、バスの側方をそのまま通過するのは危険です。
   見えないということは、存在しないと言うことではありません。
   駐車車両や障害物のかげにも人がいることを予測して、人が突然出てきても、
   安全な措置をとれるような運転をしましょう。
   *前にも書きましたが、今日は雨は降らない「だろう」から、雨具は置いて行こう、とか
    このコースでは道に迷うことはない「だろう」から地図とかコンパスは必要ない・・・・ 

     
 A危険予測のテクニック
   ア・情報の的確なキャッチ 
     *あの雲は天気の急変を知らせる雲ではないのか?
      パラパラと小石が落ちてきた、大きな落石崩壊の前兆ではないのか?

   イ・存在の察知
     *前方に不安定な石が見える、落石のコースを避けてルートを取ろう。
     *あの木は涸れているようだ、メンバーに枯れ木を持たないように注意しよう。

   ウ・相手の動きの予測
     *我々の前方を登るパーティーの力量はどうか、石を落としたりはしないか、
      ギアの受け渡しの時になにか落としたりしないか、
      いやいや以前には人間そのものが落ちてきたこともあったらしいぞ・・・・


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そのほかにも、いちいちなるほどとうなずいてしまうことが、たくさん載っています。
みなさんも、免許更新の講習でもらうテキストをそんな目で見直してみたら、
退屈な(ゴメンナサイ!)講習会もアッという間に過ぎてしまいますよ。


2004.01.27・・・・ロッキー5

シルベスタースタローンの人気シリーズ「ロッキー5」が先日、CSで放送されていました。
引退してトレーナーをしているロッキーが、若い練習生に言う場面があります。
練習生は、「相手のパンチが怖い」とロッキーに言います。
トレーナーのロッキーは、
「怖くていいんだ。自分の心の中の怖いと思う気持ちを、炎に変えろ!パワーに変えろ!
 それを、相手にぶつけて行くんだ!」・・・と言います。

そして、若い練習生は強くなっていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でもやっぱり、岩を登ってる時怖〜い、クリップが怖〜い、落ちるのが怖〜い、ついでにカミサンが怖〜い!

2004.01.23・・・・会の財産?個人の財産?

山の雑誌は、全国で10誌ほど出ているそうです。
趣味の世界では、1つの月刊誌が継続して存続するには、100万人が必要だそうです。
計算上、全国に山登りを趣味とする人は1000万人いることになります。

山岳会は、全国に2500団体ほどあるとのことで、
そのほとんどは日本山岳協会と勤労者山岳会加盟のものです。
この数字には、個人的なサークルなどは含まれません。

その2500の山岳会に籍を置いている登山者は、約10万人。
1000万人の1%でしかありません。
山で会う登山者の100人に1人しか山岳会には入っていない事になります。
100人のうち99人は、未組織登山者・・・・・!

その99%の未組織登山者は、山の本を見たり、雑誌を読んだり、インターネットで調べたりして
山の勉強をしているのでしょうか?
熱心な人は、山の店の講習会や、ガイドさんとの山登りなどに参加して勉強しているようです。
それには、お金と時間というエネルギーを投資しなければなりません。
未組織登山者は、そうやって自分のレベルを上げていく努力をすることになります。
そうやって身に付けた登山技術や経験は、だれのものでもなく、
自分自身のものであることは明らかなことです。

山岳会に入れば、本人にやる気さえあれば、先輩達が親切に教えてくれます。
先輩達も、そのまた先輩から学んできたことですから・・・・・
先輩から学んだ事を、今度は自分が後輩に受け継いでいく。
その繰り返しで、山岳会の登山レベルは継続され維持されていきます。
私も山岳会に在籍中に先輩から言われました。
「わかりやすく言えば、タイムラグを伴ったギブ&テイクだ」・・・と。

ですから、学ぶだけ学んで「はい、さよなら!」はマナー違反と言う事になります。
まっ、山に限らず、人間としての常識の問題でしょうが・・・・

それと、いつまで経っても、「私なんかはリーダーなんかとてもできません」と言って
人の後ろを付いていくだけの人も、問題あり、と言う事になります。
リーダーをしてくれる人がいるから、自分が楽しむことが出来ると言う事を忘れてはいけません。
趣味の会ですから、一人一役、みんなで会を運営していくわけです。

で、話は戻って・・・・
上部団体を持たない山の会などの場合、
会のメンバーが個人的に講習会やガイド登山などで勉強して身に付けた事を、
会が当たり前のように当てにする・・・・言葉が的確かどうかわかりませんが、
そんなことがあっているとの話を聞くことがありました。

個人が、自分から進んでその知識や技術を会の中で広めていく事はいいことだと思います。
でも、会のほうがそれを当てにするようなことはおかしいと思います。
趣味の会ですから、出来る事をみんなで分担してやっていくわけですが、
特定のやる気のある人だけが、一方的に役割を求められてしまうようなことがあっては大変です。

もしもそんな悩みに行き当たっている山の会があったら、
ここは、上部団体に加盟して、会としての勉強の場を広げた方がいいかもしれません。
県連盟や全国連盟で、勉強の場はたくさんあります。
なんと言っても、積み重ねてきた歴史に基づくきちんとした体系的なものがあります。

我がJimny倶楽部も、将来的にはメンバーの意見を聞いて、検討する時が来るかも知れません。

2004.01.18・・・・ラウンジ「mimimama」は盛況でしたよ。

1/17は、さんらく会の3人が長崎まで遊びに来ました。
もりもりも加えて、長崎市内の岩場の「権現岩」という所で、岩登りを楽しみました。
長崎の夜景スポットとしてカップルたちに人気の稲佐山という山の中腹あたりにある岩場です。
ホールド豊富で登山靴などでの訓練にも使われています。
私達、岩登りの初級者にも登りやすくて楽しめます。
今日は、リードクライミングの練習に取り組んでいる「たかちゃん」には、成果のあった1日でした。

その日の夜は、みなさんいつものようにシュラフ持参でホテル「Jimny」にご宿泊です。
権現岩の帰りに、お風呂に寄って、スーパーで夕食の買出しをして、ホテル「Jimny」へ・・・・
ナイトタイムは、ホテル内にあるラウンジ「mimimama」でゴージャスな夜を楽しみました。
その日は、きれいどころが出張中とのことで、昔はきれいだったママさんと、
持ち込みホステスの「きょん奴」、「もりもりんりん」が接待してくれました。

Jimnyとたかちゃん、それに夜勤明けのもりもりは早々と轟沈。
岩場ではおとなしかったのに、焼酎タイムになると俄然元気が出る「きょんさん」と、
こちらも夜のほうが賑やかな「みやさん」、それにママさんは遅くまで飲んでたそうな・・・・・

翌朝3人は、さんらく会の例会山行の「雲仙霧氷登山」にいそいそと出かけて行きました。
Jimny、mimimama、もりもりは諫早でみみずまるを拾い、牛首岩に行こうとしたものの、
たかちゃんからの携帯で、岩場に雪が残ってそう・・・・との連絡を受け、急遽場所を変更。

Jimny倶楽部では初めての長崎市内の「矢岳」というところに行きました。
長崎の朝霧山の会によって、よく整備されていて、安心して楽しませていただきました。
時間がなかったのと、雨に降られたこともあり、3本しか登れませんでしたが、
メンバー全員、「面白い、また来たい」とのことでした。


2004.01.11・・・・腰痛く〜ん!

久しぶりだったねえ〜〜、腰痛く〜ん!
何年ぶりかいな?? えっ! もうそんなになるの??
元気だった?・・・って言うのもヘンだけど、あんまりたびたび来んでもいいよ、ウン。
今年は、山で忙しくなるけんさ、、、、

ていう訳で、久々の腰痛君とのご対面で、今日の日曜日はおとなしく自宅で留守番です。
そんなときに限って、天気はいいし・・・・

昨日は、腰痛を押して私はお仕事。
そんな私の苦労も関係なく、mimimamaさん、もりもり、たけちゃん、の長崎組に
きょんちゃん、みやさん、たかちゃんのさんらく組を加えた6人は、
大村シーハットのクライミング講習会なるものに参加して、
夜は我が家で宴会とザコネ、、、と言ういつものパターンでした。
さんらくのメンバーは、人口壁は実質的には初体験ということで、かなり戸惑ったみたいです。

たかちゃんなんかは、生岩では結構バランスもいいし、体も良く岩に付いてるし、うまく登るんだけど、
人工壁では独特のムーブみたいなものがあって、正対だけでは、すぐに腕がダメになってしまうもんね、
なんでも数をこなせばうまくなりますよ。
たかちゃんなんかは、詰めてやれば短期間で5.11〜5.12位まで登るようになりそうな感じだもんね。
でも、近くにしょっちゅう通える壁がないと、難しいし、
それからすると、長崎に住んでる私たちなんかは恵まれてるよなあ〜
ぜんぜん真面目に行かんけど・・・・

翌朝、今日は腰も大丈夫だろう・・・と起きてみると、う〜〜ん、やっぱ無理みたい・・・"/(;-_-)イテテ・・・
今日は、みんなで牛首岩で岩登りの予定だったのに・・・・
みんなも、昨日のシーハットで腕がパンパンになってたことだし、経ケ岳への山登りに変更して
シクシク泣いてるJimnyを置いて、さっさと出かけて行きました・・・・?(。。)イジイジ

そんなわけで、いい天気の日曜日のこんな時間(15時)に、パソコンに向かっている私なのです。
暇だから、先日の志水哲也さんの剣・幻の大滝のビデオを見ながら、ビールでも飲んで、うだうだしとります。


2004.01.09・・・・剣・幻の大滝


お正月にNHKで放送された、志水哲也さんの剣の幻の大滝の番組は見られましたか?
私達は、くじゅうでの山登りの後、下山後に入った温泉のロビーでちょっとだけ見ました。
その後、もりもりにビデオを借りて自宅でしっかり見させてもらいました。

今まで20人程しか、この滝をまじかに見た人はいないということでした。
空から撮影した画像が映っていましたが、確かにすごい壁に囲まれたゴルジュの中で
近づくことさえ困難な事は想像に難くありませんでした。

2週間と言う時間を費やして、まじかに見ることが出来た幻の大滝・・・・
その山行のスケールそのものも、すごいものがありますが、
大滝の圧倒的なスケールは神々しくもありました。

こんなプロフェショナルな沢登りとは、スケールも次元も違いますが、
私達が楽しんでいる山登りや沢登りも、感動の本質は同じですよね。
予想を超える自然と向き合ったときの感動、思いがけない風景や光景に出会ったときの喜び、
小さな植物や動物たちの息遣いに触れた時に感じる温かさ、

山や谷を征服するなんて、とんでもない!
山で谷で遊ばせてもらってるんです。
時々調子に乗りすぎると、自然から「コラッ!」って叱られますけどね・・・・

*画像の滝は、どの滝なのかは不明です。映っているのは志水哲也さんです。


2004.01.05・・・・登山と女の子

今、山は中高年登山者で溢れています。
かくいう私もその一人ですが・・・・

我がJimny倶楽部には、20歳代、40歳代、50歳代、の独身女性がいます。
先日は30歳代(多分)の女性とも一緒に登る機会がありました。

世間の女性登山者は、そのほとんどが子育てが終ってから山登りを始めた方が大多数のようです。
我が倶楽部の女性メンバーは、若い頃から切れ目なく山登りを続けてきた人が多いです。

女性は、若い頃から山登りをしていても、
結婚して子育ての期間は山登りを休まざるを得なくなることが現実のようです。
という事は、15年から20年間はお休み期間ということになります。

20歳から山に登っても、28歳で結婚すれば、40歳代後半から50歳になる頃までは
本格的な山登りはやりにくいという事になります。
子育てとは別に、旦那様の理解の問題もありますし・・・・

山登りは、他の趣味と違って子育てとの両立が難しい趣味のようです。

最近、我が倶楽部にも適齢期のメンバーが増えてきて、頭が痛いJimnyではあります・・・・
 

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