【Jimny徒然記】 2003年12月

*このページでは、私Jimnyの周りで起こったことや、日々感じたこと思ったことなどを徒然に綴っていきます。
    なにか不適切な表現や、間違った記述などがありましたら、ぜひご指摘ください。



【目次】

2003.12.28・・・・多良岳で忘年山行
2003.12.23・・・・Jimny一族の忘年会と野岳

2003.12.20・・・・冬の山歩き
2003.12.14・・・・盛り上がった「牛首岩」
2003.12.12・・・・クライマーとビレイヤー
2003.12.08・・・・人気の山、不人気の山
2003.12.04・・・・12月になりました

2003.12.28・・・・多良岳で忘年山行


私Jimnyは、九州の山好きネット仲間が集う会「やまびこ会」に在籍しています。
今日は、そのやまびこ会で呼びかけての「年忘れ山行in多良岳」でした。
総勢17名の参加者は、やまびこ会、九州さんらく会、長崎朝霧山の会、福岡の沢グル−プ、Jimny倶楽部の
4グループからの参加でした。

ネットの呼びかけでこれだけの人数が集まる事は、嬉しいことです。
初めて顔を合わせる人たちも何人かいて、山の話に花が咲きました。
長崎の山は、アプローチが不便なこともありなかなか人気がありません。
ここ多良岳も、オオキツネノカミソリが咲く時期は賑わうのですが、
その時期以外は、地元の山好きが週末に金泉寺の山小屋に集うくらいで静かな山です。

私の山登りの原点でもあるここ多良岳で、たくさんの仲間達と今年の登り納めができ嬉しかったです。
また来年も、この山で一年の山登りのスタートを切りたいものです。

参加してくれたみなさん、ありがとうございました。


2003.12.23・・・・Jimny一族の忘年会から野岳へ

久しぶりにJimnyの昔からの山友達と、飲み会をやりました。
Jimny宅へ、ボッカ馬場さん、プルージックしげちゃん、ヌンチャクお春さんがやってきて
mimimama、Jimnyの5人で酒肴持ち寄りの忘年会です。

2001年9月1日の夏山報告会以来なので、もう2年以上経っています。
2年余りの間にそれぞれいろんな事が身のまわりに起こりましたが、
こうして顔をあわせると、時間がタイムスリップして昔の空気の中にいるような感じがします。

仕事や生活の面でもいろんな事がありましたが、それは置いといて・・・・・
お互いの山の世界も変わりました。
私Jimnyは、HPから発展したJimny倶楽部なるものの山行に忙しく、また、嬉しく追われるようになりました。
ボッカ馬場さんは、相変わらずマイペースの山登りを続けているようです。
プルージックしげちゃんとヌンチャクお春さんは、岩登りにはまり込んでいます。
私は今でも5.10aあたりをウロウロしているのに、しげちゃんは5.12に手が届きそうなレベルにいます。

Jimny、ボッカ馬場さん、プルージックしげちゃんの3人は、節目節目でいつも一緒でした。
冬に歩いた初めての祖母傾縦走、アルプスでの始めてのバリエーションだった前穂北尾根と北穂東稜。
メンバーは入れ替わったりしましたが、北鎌尾根縦走や、緊張した祖母スリウス谷の沢登り。

私の山登りは、この2人を抜きには語れません。

そんな居心地のいい空気の中で、おいしい酒を腹いっぱい飲んで、寝て目覚めると・・・・・
*みんなシュラフ持参で我が家にザコネしていたのです。

「野岳に行きますよ!」と、しげちゃん。
「あそこはワシには登れるとこなんてないじゃん・・・・」とブツブツ言いながらJimnyも付いて行きました。
私にとっては、久しぶりの(一年ぶりくらい)の野岳です。

しげちゃんが張ってくれたトップロープで遊ばせてもらいました。
思いがけなく、メールのやり取りをしていたUGJさんとも会うことが出来ました。
ヌンチャク受け渡しの儀は、微笑組みの「ひふみんちゃん」がいなかったので、できませんでした。
*わけわからん人は、JimnyのHPを真面目に見ていない人です・・・・・

なんだかんだで、一日野岳で遊びました。
やっぱ、こんなとこに来ると、「う〜〜ん、もうちょっと、真面目にせんばいかんなあ〜〜」と
思うのであります・・・・・・反省。


2003.12.20・・・・冬の山歩き


今日は、たけちゃんとmimimama、Jimnyの3人で多良岳の金泉寺に行きました。
最近は少しご無沙汰していて、久しぶりの金泉寺でした。

黒木の登山口までは、積雪もなく車で入れました。
登山準備をしている頃、また雪が降り出しました。
我々のほかには、車が1台あるだけ・・・・

多良岳デビューのたけちゃんと、雪の中を歩き出しました。
冬の山歩きは、木々の葉が落ち、視界が効くのでいろんな楽しみがあります。
夏場は、木の葉に隠れて見えない沢の様子や岩肌が見えたり、
気が付かなかった炭焼き釜の跡があったり、
それに、忙しくさえずりながら枝から枝にエサを探して飛び移る小鳥達。
シジュウカラの群れには、ヤマガラやコゲラの姿を見ることも・・・・・
今日も、私達の近くで群れが飛んでいました。

以前平日に多良岳に一人で登った時、登山道で猪の家族連れに出くわしました。
5頭くらいの群れで、親と子供達・・・といった感じでした。
20mくらい離れた距離で、私と親猪は目を合わせ、しばらく見合っていました。
親猪は、こいつは危害を加える様子はないな・・・と思ったらしく、
何事もなかったかのように、再び歩いて行きました。

また、ある時は、水場のそばで休んでいると、すぐ目の前にシジュウカラがやってきて
しばらく水浴びをして、飛んで行きました。
私が近くにいる事に気付かないまま・・・・・
その時も、平日の単独登山の時でした。

気の合った仲間達と、賑やかに登る山登りも楽しいものです。
3,4人の少ない人数で歩くのも深い話が出来ていいですね。
また、たまには一人で歩くのも、心が研ぎ澄まされていろんなものが見えたり聞こえたりします。
一人で歩くと、周りの状況に敏感になり、より深く山と接することが出来るような気がします。

単独登山には、いろいろな場面に一人で対応できる力が必要とされますが、
そんな苦労に応えてくれる感動や、発見と出合える喜びもありますね。

特に、これからの冬の低山(里山)歩きは、そんなことが多いような気がします。
でも、女性の里山の単独登山は、止めた方がいいと思います。
下界から近い里山には、人間という危険な存在が入り込む可能性があるからです。

いやなことですけど、山で一番怖いのは、熊でも猪でもなく、人間のようです。


2003.12.14・・・・盛り上がった「牛首岩」


12/14、雲仙・牛首岩で岩登りを楽しみました。
メンバーは、今日がJimny倶楽部への初参加の「たけちゃん」、「もりもり」、「みみずまる」、の
「早くお嫁に行きたい!まだ間に合うぎりぎり20台トリオ」に、
「おじゃるさん」、「mimimama」の女性陣。
それに、「深キョン男」、さんらく会から「たかちゃん」、「Jimny」の8人でした。

「みみずまる」は、ひさしぶりの岩登りでしたが、さすがにバランスが良いです。
化粧をしない手抜きで減点1でしたが・・・・・・

「もりもり」は、先日の四阿屋に続き、最近は岩登りに気持ちが向かっています。
前回の時よりも、ショートルート「松の木クラックルート」をかなり前進しました。
今日は、人数が多かったので持ち味の粘りのクライミングは自重したようです。

初登場の「たけちゃん」は、サーフィンと旅行とハイキングを楽しんでいた女の子ですが、
山登りをきちんと勉強したい!・・・と、我がJimny倶楽部の門を叩きました。
*もうちょっと、ちゃんとしたところが良かったかも・・・なんて、思ってないよね?

高校時代はサッカー部だったとかで、さすがにスポーツウーマンです。
初めての岩登りだったのに、粘ること・・・!
筋力、筋持久力はなかなかのもののようです。
サーフィンは、沖に出るまでパドリングとか言って、ボードに腹ばいに乗って両手で漕ぐそうです。
その動きで肩から腕あたりの筋力が付いたのかも・・・・と本人談でした。

テレビで見た沢登りとか言うのをやりたい、とのことですからJimny倶楽部向きです。
今日も、登れない時は「くやし〜い!」と声に出す素直さがいいです。
言われた事に、「私に出来るでしょうか?」とカッコつけたり、しり込みもせずに、
「はい!」と言って向かっていく素直さがいいです。
やりたいこと、勉強したいことをはっきり言う素直さがいいです。
・・・・って、ほめすぎかな? だれかお嫁にもらってえ〜〜〜


2003.12.12・・・・クライマーとビレイヤー


12/10、佐賀県の鳥栖にある岩登りのゲレンデ「四阿屋」に行きました。
平日だったこともあり貸切でした。
後から福岡の人が2人来られました。
この岩場には、以前ちょっと立ち寄った事はあるのですが、きちんと登ったのは今日が初めてでした。

5.3から5.12まで、初心者から上級者まで楽しめるルートがコンパクトな岩に詰まっています。
向かって左側には易しいルートがあります。
私達も、もちろんこのエリアを登りました。

岩登りは、登る人と、登る人の安全をロープで確保するビレイヤーとで成り立ちます。
登る技術と安全を確保する技術はどちらも不可欠です。
岩登りを始めたばかりの人は、ともすれば、登る技術ばかりに目が行きがちですが
それと同じように、安全を確保する技術の習得にも心掛けてほしいと思います。

いいクライマーであるためには、いいビレーヤーでなければなりません。
と言うより、いいビレイヤーは間違いなくいいクライマーであると言えると思います。
自分自身が岩登りに行く時、うまいクライマーと行くより、いいビレイヤーと行きたいと思います。

雲仙の牛首岩というところによく行きます。
名前を出して本人に恐縮ですが、以前、「ひふみんちゃん」と言う女の子と行ったことがあります。
それまで、A0(ヌンチャクなどを手がかりにして登ること)でしか登れなかったところを、
その時は初めてフリーで登れました。

自分にとっての核心部に着くまでのクライミング中の彼女のビレイに信頼が持てたのだと思います。
その時は、自分自身思い切って登ることが出来ました。
長崎市内のクライミングウォールを登る時も、師匠の「Kさん」にビレイしていただければ
思い切って登ることが出来ます。

クライマーが、今までの自分の限界を越えるクライミングができる要素は、
もちろん本人の実力アップもありますが、ビレイヤーとの信頼関係は大きいと思います。

ゲレンデなどで、「すいませんがビレイお願いできますか?」と、頼まれる事は名誉なことです。
私も、「自分にとって難しいこのルートを登りたいのですが、ぜひあなたにビレイをお願いしたいのです」と、
頼まれるクライマー(ビレイヤー)になりたいと思います。


2003.12.08・・・・人気の山、不人気の山


福岡県の山「犬鳴山」に行ってきました。
たかだか標高は500〜600mの低山です。
わざわざ長崎から出かけました。
以前から気になっていた山なのです。
福岡市のすぐ近くにあって、それでいて山深いところだと聞いていました。

福岡市に近いところでは、宝満山があります。
登山者には人気の山ですよね。
それに英彦山、脊振山系、少し足を伸ばせばくじゅうも近いですね。
それらの山では、登山者に会わない事はないほど人気の山のようです。

今回、犬鳴山では一人の登山者にも会いませんでした。
登山道も、普段からたくさんの人が入っている様子はありませんでした。
福岡市からは近くて、それでいて結構山らしい山なのにどうしてでしょう?
確かに展望はあまりよくありません。
コース取りも、周回ルートが取り難いようです。
1パーティーでは、縦走をするとなれば車道歩きをしなければなりません。
でも、車1台であっても、人数が揃っていてリーダーをできる人が複数いれば
今回の私達のように交差縦走が出来ます。

人気の山には、登山者が集えるポイント、憩えるポイントがあるようです、
宝満山の山頂やキャンプセンター、英彦山の上宮、多良岳の金泉寺・・・・などなど。
それに何度でも違うコースで登れる登山道の多さも人気の一因のようです。

今回はあいにくの曇り空でしたので、
晴天の日にもう一度この縦走路を歩いてみたいと思っています。
私は、いい山だなあ〜、いい道だなあ〜と思いましたので、
もう一度、天気の良い日に歩いてみて、私の思いを確認してみたいと思っています。
2度歩いてみて、やっぱりいいなあ〜と思えれば、自分の思いは本物だと思えるからです。


2003.12.04・・・・12月になりました

もう12月・・・・・・
10大ニュースをまとめる時期です。
身近に起こった10のニュース、今年登った10のピーク、思い出に残った10の山行、
改めて振り返ってみませんか?
私も、振り返ってみたいと思っています。

私は、本来は、「新年だから今年の目標を立てるぞ〜」、というタイプではないのですが、
やはり目標はあったほうがいいですね。
目標がなければ反省もしにくいですね。

今年を振り返って、来年の目標を立ててみようと思っています。
 

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