≪Jimnyの山登りレポート≫

石鎚山・元旦登山

【登った谷】・・・・石鎚山
【山 行 日】・・・・2013.01.01
【天   候】・・・・・曇り/晴れ
【メンバー】・・・・mimimama、Jimny
        
【コース及び歩行タイム】
   成就社ロープウェイ駅(9:00)→成就社(9:30)→夜明峠(11:14)→
   石鎚山・弥山(12:10/12:30)→(往路を戻る)→成就社(15:00/15:15))→
   ロープウェイ駅(15:30)

*動画     *アルバム


年末年始の休みを利用して四国の石鎚山へ行ってきました。
当初は、北八ヶ岳か木曽駒ケ岳を計画していたのですが、
直前の天気予報では、中央の山と日本海側は荒れそうとの予報だったので、
比較的天候が良さそうな四国の石鎚山に変更。結果的にはこれが正解となりました。

冬の石鎚山には以前から興味はあったのですが、なかなか行く機会に恵まれませんでした。
今回、冬の石鎚山に登った感想は、「綺麗!」「冬山らしい!」「雪がタップリ!」でした。
地元のベテラン登山者の方が言うには、「バリエーションは大山だけど一般ルートなら石鎚山だよ」
まさに私もそう思いました。

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暮れも押し詰まった12月31日、ネットで確認してみると山陽道はチェーン規制。
大分からフェリーで渡ることにして長崎道を走る。
鳥栖ジャンクションの手前500mでもう一度確認してみると、山陽道の規制は解除されている。
危ういところで軌道修正して山陽道へと向かう。
ネットの情報はありがたいものだ。

福岡、山口、広島と走り、尾道の先から「しまなみ海道」へ。
石鎚山SAで車中泊する。缶ビールと缶ハイボールで乾杯して就寝。ZZZ

1月1日、元旦です〜〜ぅ!
登山口の成就社へと向かう。
途中、少し路面が凍結しているところもあり時間がかかってしまった。
ロープウェイ下の駐車場に車を停める。
8:30発のロープウェイに乗る。
スキーヤーは多いが登山者は私達の他には1人だけ。
8:50ロープウェイ到着。
準備をして9:00出発する。

時間を短縮したいと思い、スキーヤー向けのリフトの乗り口に行ってみて聞いてみると
歩いてもそれほど時間は変わらないというので歩くことにする。

確かに、歩いても20分ほどで成就社の旅館街に着いた。
元旦の登山者は、ほとんどがここの旅館に宿泊して、朝早く御来光目的で早朝山に向かうらしい。
道理でこの時間の登山者が少ないわけだ。

ロープウェイ駅

成就社の旅館街

ネットで調べてみると、冬の石鎚山登山は早い人で往復5時間、
ゆっくりの人で7〜8時間ほどかかっているようだ。
3時頃には下山しておきたいので、少しペースを上げる。

登山道は成就社から標高差で100mほど下ることになる。
ここを帰りの最後に登り返すのかと思うと、少しばかり気が重い。。。

下りが終わるところが「八丁谷」、標高1.300m位。ここから1.972mまで登ることになる。
階段が続き息が上がる。傾斜がだんだんきつくなるところでアイゼンを装着。

雪景色

雪景色

試しの鎖場に出る。
迷わず左の巻き道を取る。
ここからしばらく登ると、頭上に小屋が見えてくる。
季節によっては売店になる小屋のようだ。
小屋の中におられた地元のベテランさんに話を聞くことができた。
そのときの会話が、「バリエーションは大山だけど一般ルートなら石鎚山だよ」です。

少々バテ気味だったmimimamaも、「あと一時間も頑張れば山頂」と励まされ元気が出る。
元気を取り戻して少し登ると、そこが夜明け峠だった。
木々は雪を身にまとい、妖艶とも言える美しさだった。


晴れ間も少し

夜明峠に到着

ここから程なくすると土小屋コースと合流。半年前にこの先は鎖場を登ったのだった。
今日はもちろん巻き道で登る。

ここから先が滑落事故が多いそうだが、確かに右側は切れ落ちているので
滑落したら簡単には止まらないだろう。



慎重に登って行く。 二の鎖の上部を過ぎ、三の鎖を巻いて行く。
前方に社の屋根が見えたと思ったら、スパッと切れた反対斜面が見えた。

左前方に神社が見える。石段を登ると弥山山頂だ。風が強く体感温度は相当低い。


お社に参拝をして振り返ると、神々しいまでの天狗岳の姿を見ることができた。
元旦に「天狗さん」が姿を見せたのは6年ぶりだとか・・・



もし私にこの時期の天狗岳に登る力量があったとしても私はそれをしないだろう。
この先に立ち入ってはいけない神聖なものを、私は冬の天狗岳に感じた。
ありきたりに言えば「神々しい」なのだが、この時見た天狗岳は人の世のものではない存在に思えた。

昔の修験者は、ロープウェイも使わずに粗末な衣服に装備と言えるものも無く、
山中に何泊もしながら、この場所に立ったのだろう。
そんな苦労をして見ることができた天狗岳は、まさに神そのものだったことだろう。

6年ぶりに見ることができたという元旦の天狗岳の姿に恵まれた私たちは
きっとこの一年幸せに過ごせることだろう。
夫婦喧嘩なんかしてる場合ではないぞ・・・ネッ、かあちゃん。。。

名残惜しいが山頂を後にする。




下山の方が滑落の危険が増すので、より慎重な行動が要求される。
軽装備の登山者も結構見受けられたのが少々ザンネンだった。
昨年の赤木沢でも同じようなことを感じたのだが、
山には山にふさわしい体力と経験と装備で臨んで欲しいものだ。

それはさておき、下山は快調に歩を進め2時間ほどで成就社へ戻ってきた。




登り始めはきつそうだったママさんも、綺麗な雪景色にだんだん元気になってきて
ロープウェイに乗る頃には、「今シーズンはもうひとつ位、冬山に入りたいね」と、
やる気満々でした。。。



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