≪Jimnyの山登りレポート≫

祖母山・山頂岩場


                  
祖母山の山頂岩場で岩登りを楽しんできました。
アプローチが大変なので、なかなか登ってくれる人がいない・・・と、開拓された小屋番さんが嘆いておられます。
みなさん、ぜひ登ってみてください。
                          

【登った岩】・・・・・・・祖母山山頂岩場・ブロッケン岩&祖母山バットレス
【山 行 日】・・・・・・・2005年5月2日(土)〜5月3日(日)
【天   候】・・・・・・・・曇り/晴れ
【日  程】・ ・・・・・・(5/2)北谷登山口→国見峠→九合目小屋→ブロッケン岩登攀(小屋泊まり)
            (5/3)小屋→バットレス登攀→山頂山開き神事→小屋→北谷下山
【メンバー】・・・・・・・小屋番さん、遊さん、mimimama、Jimny


約1年振りに祖母山の山頂岩場を登りに出かけました。
北谷登山口で、誘っていた宮崎の遊さんと合流し祖母山を目指します。
駐車スペースは車で満杯!
そのほとんどが九州外から来られていた百名山ハンターの登山者のようでした。

初日はあいにくのガスの中の登山となりましたが、子供たちと昔一緒に登った懐かしいコースです。
その時の事を思い出しながらゆっくり登って行きました。

九合目小屋では小屋番さんが待っていてくれました。
ヘリがブンブン飛んでいるので何事か聞いてみると、昨日から登山者が1人行方不明で
その捜索活動中とのことでした。
大阪からのツアーで来られた登山者とのことでした。
この方は残念ながら翌日遺体で発見されました。

小屋で一休みさせていただき、お昼からさっそく岩登りに出かけました。

今日は、山頂から縦走路を少し天狗の方へ下ったところにあるブロッケン岩と言う岩場です。
小屋番さんが開拓された2ピッチのルートです。
下部も上部もなかなか面白いルート取りをされていて、楽しいクライミングができます。

小屋に戻り、夕食の準備にかかる頃、知り合いの縦走パーティーが小屋に到着されました。
大障子経由で、今日は小屋近くでテント泊し、明日は九折越でテント泊、最終日に傾山を越えて
九折工業所に下山の予定とのこと。

その他に、縦走の単独登山者が2名。
福岡の方と、神戸の方でした。
いつものゴールデンウィークとすると、宿泊者は少ないとの事でした。
翌日は、山頂直下の岩場「バットレス」です。
ここは、去年フォローで登りましたので、今回はリードでmimimama共々トライしました。
今日は抜けるような青空の元、眼下に祖母の名だたる名谷を見下ろしながらの爽快なクライミングでした。

バットレスは2ピッチのルートで、下部がやや難しく感じました。
グレード的には5.10a位でしょうか・・・・・・
ただ、足元は百m以上の高度感がありますので、体感的にはそれ以上かも知れません。
高い場所のクライミングは、その高度自体が緊張と裏腹に爽快感も得ることが出来るので
楽しくもあり、怖くもあリ・・・・と言ったところでしょうか。
バットレスを登り終え、ブッシュを10mも登るとそこは祖母山の頂です。
なかなか憎いルートです。

今日は、祖母山の山開きとの事で小屋番さんはそのまま神事の準備にかかりました。
続々と登山者が山頂に集まってきました。
そのうち山頂は足の踏み場もないくらいの人人人でいっぱいになりました。

今年の山開きは、先ほどヘリで収容された登山者への黙祷で始まる悲しいものとなってしまいました。

今日からの祖母山が事故のない楽しい1年でありますようにと、
山頂に集った登山者はそれぞれの胸の中で祈ったことでしょう。

小屋で荷物を整理し、小屋番さんにお別れを告げて、遊さん共々下山しました。

*この山頂岩場には、クライミングの装備を担いで1700mの山に登らなければならないので、
 あまり訪れる人は多くないようです。
 フリークライミング指向の方には不向きかも知れませんが、
 山登りが好きな人で岩登りも少しやるような人には、両方楽しめるのでお勧めだと思います。
 2連休でも取れるような時には、下界のゲレンデで登るより、祖母山の山頂で雄大なロケーションの元、
 爽快なクライミングを楽しまれてはいかがでしょうか・・・・・・