≪Jimny倶楽部の山登りレポート≫


大崩山・宮崎県の山


【登った山】・・・・大崩山
【山 行 日】・・・・2003年7月6日(日)
【天   候】・・・・晴れ
【コ ー ス】・・・・上祝子登山口→大崩山荘→渡渉→坊主コース→小積ダキ→
          石塚→大崩山→二枚ダキコース→林道→登山口
【メンバー】・・・・おじゃるゆり子さん、なかなか夫人、H谷さん、N平さん、
          陰陽師りつ子さん、
mimimama、Jimny




大崩山初めてのメンバー4人を含め、7人で登ってきました。
 
九州で山登りする人たちの憧れの山である「大崩山」・・・・・
我々の住む長崎からは、車で5時間とアプローチが遠いこともあり、なかなか簡単には行けない山ではある。

登山コース自体も、この山らしさを楽しめる東側から登るとすれば、7〜10時間程度の
行動時間を考えねばならず、九州の山では第一級の体力を必要とされる。
そんな憧れの山に初めて登る4人を含め、4回目のおじゃるさん、mimimama、Jimnyが今回のメンバーだ。

前夜は登山口近くでテント泊したが、明日同じく大崩山に入る「さんらく会」のメンバーと宴を開く。
彼らは、この大きな山で長大なコースに取り組むとの事。
さすがにタフネス揃いの山の会だ・・・・・
翌朝、4:30に起床する。
準備を済ませ、先に出たさんらく会の後を追うように出発する。
今日は、大崩山の山頂を踏む事も目的のひとつなので、坊主コースで登り、
二枚ダキコースで下山の予定だ。

大崩山荘の前で一休みして、坊主コースへ向かう。
水がいつもより多く、靴を脱いで渡渉する。

さあ、ここからはハシゴが連続する急登が始まる。

米岩ををバックに記念撮影を撮るが、この時期の大崩山にしては珍しくいい天気だ。
展望が開けている。

ゾウ岩のトラバースは、シュリンゲ、カラビナで自己ビレイを取り、安全に通過する。
 
小積ダキの上からは、さっき通過してきたゾウ岩が良く見える。

展望を楽しんで、先を急ぐ。

リンドウの丘への分岐の手前辺りで、足元に白い花が落ちている。
見上げると、頭上にはヒメシャラの花が咲いていた。
清楚できれいな花だ。

女性陣は、口々に「私みたい!」などと、勝手な事を言っている。
そばで見ていたサルが石を投げてきた・・・・(これはウソ!)

石塚で昼食を取り、大崩山の山頂へ行く。
記念撮影を取り、二枚ダキコースへ・・・・・

私個人としては、大崩山山頂は7年振りで、
二枚ダキコースを下るのは、15年振りくらいだ。
小学生だった子供達と登った時、山頂で雨が降り出し急いでこのコースを下った思い出がある。

大崩山は、子供達にとってもいい山だったらしく、
今は山登りをしない子供達も、「大崩山なら付き合ってもいいよ・・・」と言うことがある。
成人してしまった子供たちと山登りする機会はなかなかないが・・・・・
二枚ダキコースは、スズタケの中の急な下りだ。
ズンズン下ると、ガレた小谷を下るようになる。
スリップしやすいのと落石に注意が必要だ。

なかなか林道に出ないので、下りがイヤになってきた頃、
壊れかけた堰堤が現れ、やっと林道に出る。
と言っても、でこぼこの廃道ではあるが・・・・

歩きやすい林道に出て、初めて大崩山に登って、緊張していたメンバーもやっとリラックスの表情だ。

なかなか夫人は、「ガイド本で見たら、大崩山は☆マークがたくさん付いていたので、
           その山を登った私も、初心者からランクアップしてよかでしょうか・・・・・?」

と、ご満悦。

下山後、登山口近くにある美人湯に浸かり、長崎へと車を走らせた。