大崩山初めてのメンバー4人を含め、7人で登ってきました。 |
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九州で山登りする人たちの憧れの山である「大崩山」・・・・・ 我々の住む長崎からは、車で5時間とアプローチが遠いこともあり、なかなか簡単には行けない山ではある。 登山コース自体も、この山らしさを楽しめる東側から登るとすれば、7〜10時間程度の 行動時間を考えねばならず、九州の山では第一級の体力を必要とされる。 そんな憧れの山に初めて登る4人を含め、4回目のおじゃるさん、mimimama、Jimnyが今回のメンバーだ。 前夜は登山口近くでテント泊したが、明日同じく大崩山に入る「さんらく会」のメンバーと宴を開く。 彼らは、この大きな山で長大なコースに取り組むとの事。 さすがにタフネス揃いの山の会だ・・・・・ |
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翌朝、4:30に起床する。 準備を済ませ、先に出たさんらく会の後を追うように出発する。 今日は、大崩山の山頂を踏む事も目的のひとつなので、坊主コースで登り、 二枚ダキコースで下山の予定だ。 大崩山荘の前で一休みして、坊主コースへ向かう。 水がいつもより多く、靴を脱いで渡渉する。 さあ、ここからはハシゴが連続する急登が始まる。 米岩ををバックに記念撮影を撮るが、この時期の大崩山にしては珍しくいい天気だ。 展望が開けている。 ゾウ岩のトラバースは、シュリンゲ、カラビナで自己ビレイを取り、安全に通過する。 |
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小積ダキの上からは、さっき通過してきたゾウ岩が良く見える。 展望を楽しんで、先を急ぐ。 リンドウの丘への分岐の手前辺りで、足元に白い花が落ちている。 見上げると、頭上にはヒメシャラの花が咲いていた。 清楚できれいな花だ。 女性陣は、口々に「私みたい!」などと、勝手な事を言っている。 そばで見ていたサルが石を投げてきた・・・・(これはウソ!) 石塚で昼食を取り、大崩山の山頂へ行く。 記念撮影を取り、二枚ダキコースへ・・・・・ 私個人としては、大崩山山頂は7年振りで、 二枚ダキコースを下るのは、15年振りくらいだ。 小学生だった子供達と登った時、山頂で雨が降り出し急いでこのコースを下った思い出がある。 大崩山は、子供達にとってもいい山だったらしく、 今は山登りをしない子供達も、「大崩山なら付き合ってもいいよ・・・」と言うことがある。 成人してしまった子供たちと山登りする機会はなかなかないが・・・・・ |
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二枚ダキコースは、スズタケの中の急な下りだ。 ズンズン下ると、ガレた小谷を下るようになる。 スリップしやすいのと落石に注意が必要だ。 なかなか林道に出ないので、下りがイヤになってきた頃、 壊れかけた堰堤が現れ、やっと林道に出る。 と言っても、でこぼこの廃道ではあるが・・・・ 歩きやすい林道に出て、初めて大崩山に登って、緊張していたメンバーもやっとリラックスの表情だ。 なかなか夫人は、「ガイド本で見たら、大崩山は☆マークがたくさん付いていたので、 その山を登った私も、初心者からランクアップしてよかでしょうか・・・・・?」 と、ご満悦。 下山後、登山口近くにある美人湯に浸かり、長崎へと車を走らせた。 |