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Jimny倶楽部では初めて取り組む「大崩山」・・・ 今年は花が早いとの事なので アケボノツツジにはちょうどいいかも・・・・ 金曜日の19時に長崎を出発する。 途中、食事したり買出ししたりしたので 登山口の上祝子に着いたのは 1時頃だった。 テントを二張り設営して、 軽く前夜祭をして就寝する。 翌朝、5時に起床する。 テントを撤収して、 共同装備を全員で分担してザックに詰め込む。 雨ということもあり、登山口には車は5〜6台。 この時期の大崩山としては、かなり少ない。 |
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テン場の大崩山荘までは、30分ほどの行程だ。 山荘が満員の時を考えて、テントを2張り持ち上げる。 それに、今日はボッカ訓練の意味もある。 大崩山荘に到着。 テントは1張りもない。 山荘にも1パーティーの荷物があるだけ。 テント、シュラフ、食料、など 行動中に必要ないものを、山荘に置いて ばたばたと出発する。 今日は、涌塚尾根を登って坊主尾根を下る長丁場だ。 下山してくる坊主尾根コースへの標識を左に見て 三里河原方面に進む。 しばらくで涌塚尾根への標識に従い、河原に下り 丸木橋を渡る。 雨に濡れているのでスリップに要注意だ。 「アンビリーバブル!」と、 英語の先生をしている由美さんが叫ぶ・・・・ |
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小積谷で水を補給する。 2000年11月に登った小積谷への取り付きを左に分ける。 この辺りから急登になってくる。 全員がんばって登ってくる。 急登を終え、稜線に登り上がると アケボボツツジが我々を迎えてくれる。 雨に濡れて幽玄さを増して艶やかだ。 ここから一登りすると、袖のダキへの分岐に出る。 展望は期待できないが、とりあえず寄り道をする。 正面に見えるはずの、小積ダキはガスの中だ。 アケボノツツジはこの辺りは多い。 |
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袖のダキから登山道に戻り、大崩山を目指す。 下ワク、中ワクはパスして、先を急ぐ。 最後の上ワクは寄らねばなるまい・・・・・ 右から岩を巻いて登るのだが、残置しているロープは岩角に当たるところが擦り切れかけている。 我々は、自前のロープを使った。 みなさんもお気をつけください。 この後のチムニー状の登りも足元の土が濡れて滑りやすいので、要注意! 我々は下りでロープを使った。 上ワクの上からも何も見えないが、ここもアケボノツツジがきれいだ。 ここまで少々時間を食っている。 メンバーと相談し、今回は大崩山の山頂はパスして、 リンドウの丘を経由して、坊主尾根コースで下山することにする。 上ワクから山頂方向に進み、リンドウの丘への分岐を左折する。 リンドウの丘に着く。 岩から下を覗けば、眼下に、アケボノツツジが空中に浮かんでいるかのようだ。 「ファンタスティック!!」と、英語の先生をしている由美さんが叫ぶ・・・・ ここで、雨よけにシートをタープ代わりに張り、簡単に昼食を取る。 |
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昼食を済ませ、坊主尾根コースへと向かう。 今回は、この辺りが一番アケボノツツジが花盛りだった。 アケボノのトンネルの様な道を、「ワーッ、ワーッ!」と 歓声をあげながらお嬢様たちはいっこうに足が進まない。 そうこうしているうちに、小積ダキの突端への分岐に出る。 せっかくだから立ち寄ってみる。 風が強烈に吹いている。 突端まで行ってみるが、何も見えない。 一瞬ガスが晴れて、眼下に下小積谷が見える。 登山道に戻り、先へ進む。 ハシゴやロープが多くなってきて、道は険しくなってくる。 ゾウ岩のトラバースの地点に出た。 「エ〜〜ッ、ここを渡るのお〜〜、オ〜マイガッド!!」と またまた、由美さんが叫ぶ・・・・ |
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メンバーに用意してもらったシュリンゲとカラビナで、 安全確保をして、順番にトラバースする。 カラビナは2枚セットして、支点の通過の際に、 カラビナを架け替える時も万全を期す。 無事に渡り終え、グングン下る。 途中、米岩と松の木の風景が素晴らしい。 振り返れば、小積ダキもその雄姿を現した。 「ウ〜ン、グレイト!!」と 英語がよくわからないJimnyがつぶやく・・・ つぶやいた後も、グングン下る。 やっと、渡渉点に出る。 ここを渡れば、大崩山荘だ。 少し増水しかかっている。 思い切って、水の中にスタンスを求める。 このほうが安心だ。 |
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無事、大崩山荘へと帰り着く。 朝、山荘にあった別のパーティーの荷物はもうない。 今夜は、我々だけの貸切のようだ。 雨具などをロープに干して、夕食の準備に取り掛かる。 持参したビールを沢の水で冷やすことも忘れてはならない(コレ、イチバンダイジ!!) 今日のメインディシュは鴨鍋でございまする〜〜〜 おつまみがそれぞれの荷物からゾクゾクと出てくる。 担いできたテント2張りが空しく転がる貸切の山荘で、粛々と宴は始まる・・・・・ 今日は、ビューティーそのこさんが体調悪く、横で唸っているが、そんな事を気にしていてはビールは飲めない。(キッパリ!!) 個人的には、ビール3本とウィスキーを少々飲んだところでシュラフからお呼びがかかり、お先に失礼しました。 トシさん、mimimamaさん、まっちゃん、花散里姫の4人は朝まで飲んでいたそうな・・・・・・ そして、大崩の夜は更けて二日目の朝を迎えるのであった・・・・・ 続く |