≪Jimnyの山登りレポート≫

 【雁俣山、京の丈山、目丸山】

                       =九州脊梁山地の山々NO4(最終回)=                                     

*朝霧山の会の例会山行、脊梁シリーズNO4(最終回)は、
 カタクリで有名な雁俣山〜京の丈山〜目丸山の三山を巡るハードで豪華なコースを設定しました。
 二本杉峠からのパーティーと内大臣側の青石林道登山口からのパーティーの交差縦走です。
 ある程度覚悟はしていたものの、予想以上の難コースで
 途中何回も予定のコースを外し苦戦しました。
【山域】・・・・・・・・九州脊梁山地
【登った山】・・・・・雁俣山、京の丈山、目丸山
【山行日】・・・・・・2001年4月22日(夜行日帰り)
【天候】・・・・・・・・晴れ

【コース】・・・・・・@班
          二本杉峠(6:25)〜雁俣山(7:10/7:20)〜黒原(8:30)〜
          稜線(9:00/9:10)〜黒原からの道と合流(9:40)〜
          京の丈山手前で昼食・A班パーティーと交差(11:15/11:35)〜
          京の丈山(11:45/12:00)〜目丸山手前の林道に出る(14:45)〜
          目丸山(15:55/16:10)〜登山口(17:00)
              

【メンバー】・・・・・長崎朝霧山の会のメンバ−・・・11名
   
  @班・・・・L/Jimny、SL/mimimama、月桂冠りつ子、Mゆり子、花散里姫、まっちゃん

  A班・・・・L/(鉄人)I嵐さん、HなHさん、鶴Yさん、み〜ま〜さん、せっかちムコちゃん
     
去年の11月から始めた「脊梁シリーズ」も今回で最終回となった。
「脊梁の主稜線を踏破しよう!」とのテーマで取り組んだこのシリーズの
最終回は、そろそろカタクリの花が咲き始めるこの時期に、
「雁俣山」、「京の丈山」、「目丸山」の三山の縦走で締めくくろうと企画した。
いろいろな本やネットで調べたが、このコースの詳しい案内は見つからなかった。
踏み跡はありそうな事は予測できるが、はたしてうまく歩き通せる事ができるかどうか・・・・

万一の場合の、ビバークの準備、無線機での定時連絡と非常時の連絡、
予定の時間に合流できない時の対応、エスケープルートの確認など万全の体制で望んだ。

二本杉峠側から入る@班のメンバーは、このシリーズの言い出しっぺの「Jimny」。
サブリーダーは、最近地図コンパスに自信を深めつつある「mimimama」。
それに、mimimamaに鍛えられてメキメキ伸びてきた「月桂冠りつ子さん」。
山のキャリアが長い「Mゆり子さん」。
Jimnyの昔からの山の友人二人、「花散里姫」と「まっちゃん」以上6名。

一方の「目丸山」側から入るA班のリーダーは、
今年度、会員200人を抱える我が朝霧山の会の
リーダー部長を努めることになった「鉄人I嵐さん」。
・・・・・・・Jimnyを除けばこのシリーズを全参加したのは彼だけです・・・・・・

先日、阿蘇高岳北尾根を対馬の「やまねこさん」と登攀して意気上がる「HなHさん」。
その対馬に次回リーダーとして例会山行を引っ張る事になっている「鶴Yさん」。
そして、我が会で美人の「Y本さん」と言えば、
「mimimamaさん」かこの人「み〜ま〜さん」のどちらか・・・・(o^_^o)えへっ
最後は、鉄人が「I嵐さん」なら、鉄の女はもちろんこの人「せっかちムコちゃん」。

これが今回のオールメンバーです。

我々@班は、前夜二本杉峠にテント泊する。
A班は今ごろ内大臣橋のふもとで寝ている頃だろう。

朝から、天気は最高だ。

5時に起床して、朝食、テントの撤収、お顔のお手入れ・・・・・
などを済ませ、6時25分に出発する。
「雁俣山」まではよく手入れがされた山道だ。
 新道を登ったため、カタクリはなかったが、旧道にはたくさん咲いていたらしい。

 一登りで「雁俣山」の山頂に到着する。
 まだだれも登って来ていないようだ。

 これから目指す「京の丈山」と「目丸山」をコンパスで確認する。
 目で見た限りではそれほど遠くには感じられない。

 先を急ぐ。

 ほとんど真東へと進む。
 地図で見ると、この辺りから南東に進路が変わるはずなのだが・・・・・

 境界線沿いに進めばいいはずなので、境界の杭を辿る。
 この辺りで一回目のコースミスをしてしまう。

この辺りは尾根筋が複雑で地図を読むのが難しい。

黒原の部落の手前まで出てしまい、ヤブを漕いで稜線に登り返す。

 ここで、A班と一回目の無線機での定時連絡を取る。
 A班も、コースミスをしたらしく、コースの修正をして
 現在は「目丸山」から「京の丈山」までの行程を2/3程進んだところらしい。
 少し我々よりもペースは速いようだ。

 我々も、稜線の踏み跡に戻り、「京の丈山」を目指していたら
 またまた二回目のコースミスをしてしまったようだ。
 
 左側に別の尾根が平行して走っているのが見えるので
 念のために登り返して確認してみると、どうもむこうの尾根が正解のようだ。
 またまた、引き返す。

 その先も、黒原からの登山道と合流するまではコースは不明瞭だ。
 mimimamaさんを先頭に慎重に進む。
 「京の丈山」の手前には、北西の方向から林道が稜線の 直下まであがってきていた。
 カタクリの葉はたくさん見るが、花は蕾を2〜3見ただけだ。

 「京の丈山」へは、ダイレクトに山頂に出るコースを取る。
 バイケイソウの群落を過ぎ、スズタケのトンネルを抜けて、「京の丈山」がすぐそこに見えてきた頃、
 A班と出会い一緒に昼食とする。

 お互いの情報を交換し、健闘を誓いあってそれぞれの方向へと別れた。

 我々は、「京の丈山」へと向かう。
 山頂はたくさんの登山者で賑わっていた。

 その中には見たような顔が・・・・・・・・・・

 御大「CJNさん」、ニフティーの「福山さん」「アルピーさん」、「S熊さん」
 今日は、「平家山」から縦走して
 こられたとの事でした。
 我々は先を急ぐので、みなさんに挨拶をして「京の丈山」を後にする。
 急な下りの途中に「柏川登山口」への標識を見て、ここから右手の尾根に登り返すように「目丸山」方向に進む。

 「P1375」から地図上では左折しているのだが、まっすぐの踏み跡もある。
 「目丸山」はまっすぐの方向ではあるが、ここは地図を信じて左折する。

 すぐにまた右折して北東方向に向かわなければいけないのに踏み跡はグングン下っている。

 ずいぶん下ってから、「やはりこれはおかしい、登り返しじゃ!」とUーターン・・・・・・・・・・
  しかし、尾根ははるか上のほうだ。
  「目丸山」へのコルまで標高差はあまりない地点のようだし、幸い、このあたりヤブも濃くない。
  ここから、「目丸山」のコルまでトラバースして行く事にする。

  途中、ヤブに阻まれたら尾根まで登り返さなければならないが・・・・・・・・・

  なるべく歩きやすい植林の中にルートを見つけてトラバースして行く。
  道なき道を進む事、2時間近く。

  やっと林道に出た。

  みんなホッとした表情で、のんびり林道を歩いているとカタクリが道端に咲いていた。
  林道から、「目丸山」までの急登は疲れた体には厳しい登りだった。
  
  登りの途中で、A班から無線連絡が入る。
  今「雁俣山」の山頂到着との事。
  やはり「雁俣山」の手前でコースミスをして、時間を食ったらしい。
  下山後、「佐俣の湯」で合流する事を確認して交信を終わる。
  我々は、「目丸山」の山頂の一角に出て、穏やかな尾根を進む。
  
  山頂標示のある「目丸山」のピークにやっと到着する。
  自然林の中のゆったりとした印象の「目丸山」の山頂で歩き疲れた我々は、のんびりと時間を過ごす。     

  「さあ、暗くなる前に下山しなければ!」カタクリの保護のために設けられた柵の中の道を下山する。

  大きなブナやヒメシャラを見ながら、今日のコースを振り返りながら登山口へと下った。
*今回で、脊梁シリーズも無事完結する事ができました。
 朝霧山の会の健脚のみなさんに感謝するとともに、
 ブナやヒメシャラなどの大木が残る、この素晴らしい脊梁の自然を
 大事にしていきたいものだと思いました。
 脊梁の山々を楽しむには、今回のような交差山行がいいやり方だと思います。
 山の会で取り組むか、ネット仲間に声を掛けるかすれば
 実現できるのではないでしょうか・・・・・・・・・・
 ただ、コースが不明瞭なところも多く、道に迷えば山が大きいので
 遭難の可能性がありますので安易には取り組めない山域ではあります。

 帰宅後、mimimamaさんの腕には大きなダニが一匹喰らいついていました。
 ピンセットで摘みましたが、食いついたアゴの部分はまだ腕に食いついています。
                         ・・・(>_<)いたたた..