≪Jimnyの山登りレポート≫

宝満山の谷・堤谷


Jimny家の沢開きは、福岡県の宝満山の沢「堤谷」で行われました。
梅雨の晴れ間で好天に恵まれ、無事今年の沢シーズンの開幕となりました。
                
【山行日】・・・・・・・2000年6月14日(水)
【天候】・・・・・・・・・晴れ
【山域】・・・・・・・・・宝満山(福岡県)
【メンバー】・・・・・・Jimny、mimimama
【コース】・・・・・・・・本道寺〜堤谷登山道〜一の滝から入る〜絶食の滝で登山道へ〜
            キャンプセンター(休憩・昼食)〜宝満山山頂〜岩登り〜往路で下山

   ここ何日か、夏のような天気が続くので「一丁沢開きでもするかあ〜」・・・・と、mimimamaさんと出掛けてきました。

   まだ気温が低いので、泳ぎがなく、シャワーも少ないところ・・・・
   宝満山の堤谷に、5年振り位に行ってきました。
  
   前夜、福岡の息子の所に泊まり朝から登山口に向かう。

   本道寺から少し入った所に車を置き「堤谷登山道」に入る。

   登山道を10分も歩くと「一の滝」に出会う。
   ここで身支度をして沢に入る。
   今日は水量が少ないようだ。
 
   「二の滝」、「三の滝」と越えていく。
   5年前とすると、苔も多くヤブが濃くなっているようだ。
   あまり快適とはいえない。
   思い出したように古いハーケンが残っている。

   この谷も、釜がないので落ちることは出来ない。
   慎重に登っていく。
   チムニー二段8mは、突っ張って登る。
   残置ハーケンがある。

   「金剛の滝」は傾斜はないが、
   ホールドに乏しく要注意だ。

   この谷一番の立派な滝「水垢離の滝」に出る。
   右から取り付いて、一段上がって、シャワーを浴びて左に移れば簡単なのだが、
   濡れたくないので直接左から取り付く。

   2/3くらいの所に、古いハーケンがある。
   これにとどけば一安心・・・・

   さらに登っていく。
   最後に「絶食の滝」を越えれば、ここで沢登りは終了だ。
  靴を履き替えて、キャンプセンターへと向かう。
  ここまでは、平日ということで誰とも合わなかったがさすがに、宝満山・・・・

  キャンプセンターには結構な登山者がくつろいでいる。

  以前、よく一緒に登っていた
  福岡の「S田」さんとバッタリ。
  お互いのその後の山の話に花が咲き長居をしてしまった。 
 
   昼食後、本日のもう一つの目的「宝満山」の岩場へと行ってみる。

   祠の裏手の岩の上に立ってみる。
   高度感がある。
   
   懸垂下降で降りてみる。
   ボルトが少ないので、人工ルートではないようだ。
   下からリードで登る事も、このボルトの数からすると無理のようだ。

   ここは、トップロープで登るフリーのルートなのだろうか?
   地元の福岡の人、だれか教えてください。

   二人して、下まで降りてみたものの「こりゃあ難しかあ〜」

   ブルージックを交えてなんとか登ったもののここは、上から確保しないとだめだ。
   下からのトップロープだと、ロープがクラックに挟まって流れない。 
    

  今度は、東側の岩場に行ってみる。
    
  ホールドのないフェースに、人工ルートと
  フリーらしきルートが二本ある。

  トップロープをセットして、登ってみることにする。
  斜上するチムニー状のバンドに沿って5m程登る。

  ここからは、バンドから体を乗り出して
  フェース登りになるようだが次のホールドが捜せない。

  今日はあえなくここで敗退。

  「まっ、III級クライマーならこんなもんかなあ〜」

  根性ではだれにも負けないmimimamaさんも
  さすがに歯が立たない様子。

  もうちょっと鍛えてから出直しましょう・・・